韓国経済、誰がトランプに国会演説を許したのか?~演説が北朝鮮と金正恩への非難に終始したら、どうするのか

韓国経済、誰がトランプに国会演説を許したのか?~演説が北朝鮮と金正恩への非難に終始したら、どうするのか

記事要約:韓国はついに朴槿恵前大統領がなんとか渡らずのままだったルビコン川の先へと到着した。韓中関係の改善のための韓国が宣言した3原則は韓国がレッドチームに入ったことを意味する。

■韓中関係の改善のための3原則

1.韓国は米国のミサイル防衛(MD)システムに参加しない

2.THAAD追加配備を検討しない

3.韓日米安保協力は軍事同盟に発展しない

管理人が述べたルビコン川の先へと到着したという表現は決して誇張ではない。トランプ大統領の訪韓前にこれを韓国政府が宣言したことは中国側に組みいり、属国になるということだ。そもそも、最後はないとしても、後の二つは米国にとって韓米同盟を破棄する理由になりえる。韓国が米国に守ってもらう立場なのに米国の承認もなしでこれを宣言したわけだ。

だが、韓国のやったことはこれだけではない。中国の属国になるだけなら予想通りだが、ここで北朝鮮への支援すら打ち出しているのだ。そして、今回の記事もなぜか、北朝鮮擁護という。

>欧州連合からの脱退で米国にさらに依存せざるを得なくなった英国が、トランプを卑下するのは現実的国益を損なう未熟な行動だろうか?少なくとも、トランプの議会演説に対する反対は現実的に正しかった。一方通行の暴言に明け暮れるトランプに議会での演説機会を与えた場合、英国もその責任を負うことになるかもしれないからだ。

この認識はおそらく間違っている。欧州はこの先、移民問題で確実に分裂する。実際、移民を制限するしかなくなったメルケル首相が苦しい立場に追われているわけだ。そして、イギリスはこれ以上の移民はいらないというのがEU脱退の一つの要因であった。

しかも、この韓国人はトランプ大統領を勘違いしている。彼は他国で暴言を吐くような大統領ではない。少なくとも、管理人が見ている限りは言うべきことは言うが、暴言を吐くようなことはしていない。Twitterで北朝鮮に対しては色々述べているが、それは北朝鮮もしていることなので、一方的にトランプ大統領が挑発しているわけではない。

>彼が英国議会で米国優先主義を強調したり、常に批判的だった欧州連合の欧州統合政策を批判したり、ムスリムの国出身の移民者の入国制限問題を正当化したり、中国の為替相場や貿易政策を批判したり、メキシコの壁を擁護する発言をした場合、どうなっただろう?

むしろ、大いに結構じゃないか。どれもこれも、欧州に害を与えていることだ。移民というものがこの先、さらに混乱を引き起こすことは間違いない。それに対して対処しようとするのは普通のことだ。特に不法移民に対する取り締まりにおいて、管理人はトランプ大統領を高く評価している。人間が問題を作るのだ。考え方が違うものが多数派になれば、それだけで世の中が変化していく。イギリスがそれを避けたかったのは言うまでもない。

>トランプの普段の性向や態度からして、彼の議会演説は、英国にとっては「元も子もなくしかねない」内容になる公算が大きい。トランプの議会演説が決定した瞬間から、英国はその調整をめぐり莫大な外交力を費やさなければならない。その瞬間から英国はトランプのペースに巻き込まれる可能性が高い。トランプの典型的な狂人手法にやられてしまうのだ。

英国が米国の同盟国である限り、それはないんだよな。そもそも、イギリスの立ち位置が不安定すぎるんだよな。EU脱退というのに、それをまともに舵取れる人間が存在していない。EUに未だにしがみつこうという議員さえいる。それも政権の中にだ。

国民投票で決まったことだ。政治家において何よりも優先すべきことであって、EUを抜ければ、イギリスは米国を頼るぐらいしか道はない。そして、孤立化したイギリスを日本が手を差し伸べてこそ、日英同盟の復活が見えてくる。

アメリカ、日本、イギリスの3カ国が組めば、ほぼ主要な金融市場を抑えていることになる。イギリスがEU離脱しようがロンドンの取引市場がボンド取引において世界トップであることは変わりはない。本当は、ここに香港も入れたいところだ。中国が手放なさいだろうな。

>訪問期間が短いのが韓国無視という批判も事大主義の発想だが、トランプの国会演説を外交的な成果であるかのように誇ることには、失笑を禁じ得ない。韓国がトランプに国会という公の場を提供した以上、彼がそこで言った発言に足を引っ張られるしかない。

そもそも演説が韓国寄りになるかなど、誰がわかるんだ。少なくとも、彼は言いたいことは言う。暴言にはならないとおもうが、今の韓国を見て厳しく指摘することはあるだろう。

>もし、トランプが韓国の国会演説で、北朝鮮の核への対処を理由に韓日米を一つに結ぶ軍事同盟、すなわち北東アジアにおけるNATO(北大西洋条約機構)の創設を主張したり、北朝鮮に対する独自制裁措置を取るよう中国に求めたり、北朝鮮と金正恩(キム・ジョンウン)に対する非難に始終した場合、どうなるだろう? 北朝鮮の核問題や防衛費などの同盟問題、貿易問題など両国間のすべての問題で、トランプの普段の立場と言及は韓国政府にとって負担になっている。

それは杞憂というものだ。だって、韓国は既に外されてるから。当然、北朝鮮を非難するだろう。韓国政府の負担になるかは知らないが、自分たちが同盟国でありながら、中国側に付くと宣言したわけだから、もう、無理だろう。

だいたいこれを要約すると、トランプ大統領が国会で演説したら、北朝鮮を悪く言うからダメ、後で北朝鮮に謝罪に行くのは韓国なんだぞと述べているようなもんだしな。

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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ

訪韓するドナルド・トランプ米大統領が国会で演説するという話を聞いたとき、トランプの英国訪問と議会での演説をめぐる議論を思い浮かべた。

トランプが大統領に当選した直後、英国王室は彼を国賓として招待する意向を示し、テリーザ・メイ首相が今年1月末に米国を訪問した際、トランプにこれを提案した。英国の市民社会と政界は大騒ぎとなった。(招待の)取消しを求める請願が英国政府の公式請願サイトに掲載されてから、一週間で180万人以上が署名した。1分に1千人以上が署名をしたこともある。

英下院のジョン・バーコウ議長はトランプの人種主義的態度を挙げて、議会演説に反対する異例の声明を発表した。トランプが国賓として英国を訪問をすれば、議会演説の機会が与えられるため、事前にこれを阻止するためだった。彼は「外国指導者が英国の上下院で演説するのは、自動的に与えられる権利ではない。資格がある人にのみ与えられる栄誉だ」と述べた。

トランプの英国訪問は来年に延期されたが、議会演説はおろか、訪問自体がまだ不透明だ。自分を反対するデモが行われるなら訪問するつもりはないというトランプに、英国からは「サンキュー」という答えが返ってきた。

欧州連合からの脱退で米国にさらに依存せざるを得なくなった英国が、トランプを卑下するのは現実的国益を損なう未熟な行動だろうか?少なくとも、トランプの議会演説に対する反対は現実的に正しかった。一方通行の暴言に明け暮れるトランプに議会での演説機会を与えた場合、英国もその責任を負うことになるかもしれないからだ。

彼が英国議会で米国優先主義を強調したり、常に批判的だった欧州連合の欧州統合政策を批判したり、ムスリムの国出身の移民者の入国制限問題を正当化したり、中国の為替相場や貿易政策を批判したり、メキシコの壁を擁護する発言をした場合、どうなっただろう?

トランプの普段の性向や態度からして、彼の議会演説は、英国にとっては「元も子もなくしかねない」内容になる公算が大きい。トランプの議会演説が決定した瞬間から、英国はその調整をめぐり莫大な外交力を費やさなければならない。その瞬間から英国はトランプのペースに巻き込まれる可能性が高い。トランプの典型的な狂人手法にやられてしまうのだ。

トランプの韓国国会演説を巡り、外交的成果だと自賛する声が聞こえる。日本や中国訪問に比べて短い1泊2日の韓国訪問が「韓国無視」という批判に対し、政府は急いで「韓国はトランプが唯一議会で演説する国」という点を挙げた。

訪問期間が短いのが韓国無視という批判も事大主義の発想だが、トランプの国会演説を外交的な成果であるかのように誇ることには、失笑を禁じ得ない。韓国がトランプに国会という公の場を提供した以上、彼がそこで言った発言に足を引っ張られるしかない。

もし、トランプが韓国の国会演説で、北朝鮮の核への対処を理由に韓日米を一つに結ぶ軍事同盟、すなわち北東アジアにおけるNATO(北大西洋条約機構)の創設を主張したり、北朝鮮に対する独自制裁措置を取るよう中国に求めたり、北朝鮮と金正恩(キム・ジョンウン)に対する非難に始終した場合、どうなるだろう? 北朝鮮の核問題や防衛費などの同盟問題、貿易問題など両国間のすべての問題で、トランプの普段の立場と言及は韓国政府にとって負担になっている。

韓国政府は、トランプが原則的な発言をする程度に調整を行うことにも莫大な外交力を費やさなければならないだろう。北朝鮮の核問題の解決に向けた最大の圧迫と関与に国際社会の参加を要求する程度で調節するとしても、現在の韓国の立場では元も子もなくしかねない賭けに出ているのだ。韓国政府を配慮する発言をする可能性もあるとしても、そのような不確実性のために国会を提供すべきなのだろうか?

チョン・ウィギル 先任記者//ハンギョレ新聞社

韓国語原文入力:2017-10-30 19:0

(http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/28836.html)

韓国経済、誰がトランプに国会演説を許したのか?~演説が北朝鮮と金正恩への非難に終始したら、どうするのか」への1件のフィードバック

  1. ここでトランプが、韓国は信用ならない国になるぞ!
    って脅かすのが一番効果的なんだよなw

    駐韓大使に暴行を加えてた事実を見ても、韓国は米国を軽んじている。
    中国につくのならば、ここで宣言しろ!

    とまで言ってくれたら、有りもしない面子を潰されて火病を起こして
    さらに楽しい事になるのにww

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