韓国経済、「キムチ漬け」韓国の“国家無形文化財”に指定される
記事要約:韓国人にとってキムチは日本の米のようなものらしいので、韓国のキムチ漬けが国家無形文化財に指定されてもおかしくはない。何しろ、キムチ消費量は世界ナンバーワン。毎日、ほとんどの韓国人がキムチを食べている。そのキムチの9割が中国産とかは知っても言ってはいけない。彼らの自尊心を傷つけるからだ。
でも、キムチ漬けが韓国の食文化というのは納得なので良いんじゃないか。世界に誇れる食文化はキムチと犬肉だけだもんな。どうせなら犬鍋なども国歌無形文化財にしたほうがいいんじゃないか。犬肉をどうやって食べるのかと興味は全くわかないが、それは感覚や感性の問題だからな。他国の食文化を否定はしない。
>キムチ漬けが無形文化財に指定されたのは▼歴史的に相当期間韓国文化の重要な構成要素という点▼協同と分け合いという共同体精神が盛り込まれており、現代社会まで続いているという点▼自然と人間が共に暮らせる伝統知識が入っている点▼世代間伝承にすべての韓国人が直間接的に参加しているという点–などが考慮された。
キムチの歴史って、日本が韓国に唐辛子をもたらしてからだろ?ええと、日本に唐辛子が来たのは南蛮貿易の頃だから16世紀。唐辛子は南アメリカ原産である。それから韓国に伝わるとしても16世紀以降ということになる。
日本でも「朝鮮漬け」として販売されていたのだが、いつの間にかキムチと呼称されるようになった。そもそも、韓国でキムチというのは保存食であった。朝鮮半島の寒冷期に備えるために家で漬けておいたものが最初である。最初はただ単に野菜の塩漬けから始まっている。これに香辛料としてニンニクやサンショウなどを入れる。この辺りまで日本と同じだったのだが16世紀以降に唐辛子が入ってくるとこちらが主流となったわけだ。
確かに歴史的に相当期間韓国文化の重要な構成要素だな。このキムチが現代の「火病」を元になる「カプサイシン」を提供するわけだからな。キムチは辛いので身体が温まるということで寒冷期の保存食に適しているわけだが、これが東洋医学だと『火』(体内に熱がこもり、「怒」の病になりやすい)が起こりやすくなるとされている。辛い物を食べたら怒りやすいというのは現代で知られていたわけではなく、昔から医学の常識であったと。しかし、このキムチが今の韓国人の土台といえるからな。
今の韓国人を語るにはキムチの主な構成要素であるカプサイシンはなくてはならない。カプサイシンとは唐辛子の辛み主成分のこと。ただし、取り過ぎると粘膜が傷つき、のどや胃が荒れてしまうことがある。唐辛子を粉にして使うこともあるが、辛さが減ることはない。しかも、加熱しても辛さを失わない。油やアルコール、素には溶けやすいのだが、水は溶けにくいのようだ。
キムチ漬けの作り方を簡単に解説すると、大根、人参、キャベツ、ニラなどの野菜を適当な大きさに切って、キムチの元に味をなじませるだけ。ここで漬けるなら1日置くぐらいだろうか。そこに凄い料理技術があるとは思えない。作り方さえわかれば素人でも簡単に作れる。簡単に作れるので各家庭にそれぞれのキムチの味付けがあると。協同と分け合いはこの辺からだろうか。後は、キムチの伝統知識、伝統料理といえるか。漬物を伝統料理とするなら、キムチも伝統料理だろう。少なくとも400年ぐらいの歴史はあるだろうし。
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韓国人の共同体精神が入った「キムチ漬け」、国家無形文化財に指定
韓国文化財庁は韓国人のアイデンティティが入った共同体の食文化「キムチ漬け」を国家無形文化財第133号に指定したと15日、明らかにした。
キムチは韓国人の食事から欠かせない醗酵食品で、韓国を代表する食べ物の一つだ。
2012年には「キムジャン(立冬の前後に行われる、キムチを漬け込む行事)文化」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の人類無形文化遺産に認められた。
キムチ漬けはキムジャン文化より幅広い概念で、全国の特色あるキムチとその文化を共に含めている。ただし、生活慣習で文化ということから特定保有者や保有団体を認めたことはない。
キムチ漬けが無形文化財に指定されたのは▼歴史的に相当期間韓国文化の重要な構成要素という点▼協同と分け合いという共同体精神が盛り込まれており、現代社会まで続いているという点▼自然と人間が共に暮らせる伝統知識が入っている点▼世代間伝承にすべての韓国人が直間接的に参加しているという点–などが考慮された。
文化財庁は韓国の代表的な伝統食生活慣習であるキムチ漬けに関して、多様な学術研究と記録化事業などを展開してキムチ漬けの価値共有と拡大を積極的に支援していく予定だ。
中央日報 2017年11月15日 17時3分
(http://news.livedoor.com/topics/detail/13895140/)
「辛み」は神経学的には「痛み」らしいですからね。舌の味覚を司る神経系細胞に「辛み」を専門に感知するものはありません。一味唐辛子などを舐めると実感できるかもしれませんね。