韓国経済、 スイスと通貨スワップ締結~去年の中国、カナダに続く

韓国経済、 スイスと通貨スワップ締結~去年の中国、カナダに続く

記事要約:韓国平昌五輪がいよいよスタートしたのに、モルゲッソヨがあまりにもインパクトがありすぎて開会式で各国の選手が入場してきて速攻帰っていったり、観客席がガラガラだったなんて些細な出来事になってしまった。

でも、観客席がガラガラなので凍死の心配もなく、スタジアム崩壊もなかった。寒さによる不幸中の幸いだと管理人は考えている。さすがに死者がでる五輪なんて誰も望まないからな。まあ、入場行進を見るのは中々楽しかった。

各国は色々なパフォーマンスをしてくれた。やはり、ユニオンジャックは格好良いな。ロシアの選手は五輪の旗だったのが可哀想だった。彼らや彼女らがドーピングしてないならロシアの旗でよかったと思うんだが。まあ、そこはIOCが決めたことだしな。インドは今回の国旗を掲げて入場できたようだ。後は日本か。7割欠席ときいたが30人ぐらいいれば十分だよな。日本の行進も良かった。安倍総理も喜んでいたしな。

さて、それがだいたい開会式の感想であるが、気になるニュースがいくつかある。韓国がスイスと通貨スワップ締結したという。契約期間は3年。規模は100億スイスフランで、米ドルで106億ぐらいらしい。スイスもよく韓国と通貨スワップ協定を締結したよな。カナダもそうだが、確実に危機に対処しようとしているようだ。でも、家計債務危機に通貨スワップ協定はあまり関係ないんだよな。

>韓国銀行は9日、スイス中央銀行と韓国ウォン-スイスフランの通貨スワップ契約を結ぶことで合意したと明らかにした。契約金額は100億スイスフランで、米国ドルに換算すると約106憶7239万ドル規模で契約期間は3年だ。

なるほどな。カナダは制限がなかったがスイスはあると。

■韓国の通貨スワップ協定の状況(2018年2月9日現在)

インドネシア  100億ドル相当(1兆2千億円)←(2020年)
オーストラリア  100億豪ドル (9200億円)←NEW(2020年2月22日)
中国    3600億元(6兆4000億円)←(2017年10月)→2020年10月?

カナダ  満期が設定されていない常設契約

スイス 契約期間は3年。規模は100億スイスフランで、米ドルで106億

CMI 115億ドル(1兆3千億円)+269億ドル(IMFプログラム発動で3兆1千億円)

以上。こんな感じである。日韓通貨スワップ協定がなければ特に問題はない。他国の交渉に管理人が突っ込みを入れても仕方ないからな。

さて、スイスフランはハードカレンシーかどうかだが、管理人はハードカレンシーレベルだとは思っている。それだけスイスフランは強いのだ。だから、韓国はかなり交渉を頑張ったんじゃないか。ユーロがだいたい危ないときはスイスフランが安全な資産のように扱われている。

つまり、ドル、ユーロ、円が3大通貨であるのだが、その後にスイスフランといってもいい。正確には投資家によって違うとは思うが。

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韓国経済、 スイスと通貨スワップ締結~去年の中国、カナダに続く

韓国がスイスと通貨スワップを締結した。

韓国銀行は9日、スイス中央銀行と韓国ウォン-スイスフランの通貨スワップ契約を結ぶことで合意したと明らかにした。契約金額は100億スイスフランで、米国ドルに換算すると約106憶7239万ドル規模で契約期間は3年だ。

韓国銀行は去年11月、カナダ中央銀行で韓加通貨スワップ協約書に署名した。協定は満期が設定されていない常設契約で、限度も決まっていない。規模と満期は両機関が協議して改めて決めることにした。これに先立ち、去年の10月に韓国は中国と通貨スワップ再延長にも合意した。満期は3年、560億ドル(約6兆3250億円)規模で、従来の契約と同じ。

しかし、日本とは通貨スワップ交渉再開に対する協議がない状況だ。韓国と日本は2001年に初めて通貨スワップ契約を締結した後、2011年700億ドルまでその規模が拡大したが、2012年8月の李明博(イ・ミョンバク)元大統領の独島(ドクト、日本名・竹島)訪問を機に韓日関係が悪化し、2015年2月に完全に終了した。2016年末、韓日間で話し合いが持たれたが、2017年1月に釜山(プサン)日本領事館前に慰安婦少女像が設置されたことを受けて日本側が一方的に交渉を中断した。

ソース:中央日報日本語版<韓国、スイスと通貨スワップ締結>

(http://japanese.joins.com/article/490/238490.html)

韓国経済、 スイスと通貨スワップ締結~去年の中国、カナダに続く」への5件のフィードバック

  1. 何故スイスとの通貨スワップ締結のニュースに、日本との通貨スワップの話が出てくるのでしょうか。韓国メディアは通貨スワップ関連のニュースでは、必ずと言って良いほど、日本の話をしますね。

  2. 通貨スワップでいいのでしょうか?カナダとは為替スワップだと記憶してましたが、間違っていたら、スミマセン。でも管理人さんのおっしゃる通り、日本に物乞いしてこなければ、それが一番です。日韓の経団連が余計なことをしないように見張っておきましょう。

  3. 確かにカナダとは、為替スワップでしたよね。ウォンを担保に韓国の民間セクター等が同価格のカナダドルを借り入れるスキームだったかな。金利が付くような・・・
    明らかに通常いうところの通貨スワップではないね!

  4. これだけスワップに拘る国なんて韓国以外には無いでしょうね。
    現実には、カナダドルとスイスフラン以外は、通貨危機時に役に立たなさそうですが。
    でも通貨危機時には、カナダはスワップには応じないと思う。小国ながら金融でヨーロッパを生き抜いてきた老獪なスイスも、スワップに応じなくて済むような逃げ道を用意しているはず。あれ、結局通貨スワップしてないのと同じでは?

  5. 「韓・日通貨スワップの再延長を準備」韓銀総裁
    http://japan.mk.co.kr/view.php?category=30600004&year=2018&idx=7624
    > 韓・スイス間の通貨スワップ契約署名式のためにスイスのチューリッヒを訪れた李総裁は、記者たちと会って「通貨スワップは相手国の経済事情が堅実だという判断と信頼があってこそ可能な条約」だと強調した。今後の他の基軸通貨国との追加的な協定と関連して、李総裁は「6大基軸通貨国の中では日本が関心事」だと明らかにした。

    あーもう、しつこい。

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