韓国経済、〔キャピタルフライト目前〕韓国銀行、基準金利年1.5%で据え置き…雇用ショックと景気低迷が足かせに
記事要約:韓国の基準金利が年1.5%で据え置きとなったようだ。管理人はそろそろあげてくると思ったのだが、雇用ショックと定期低迷が足かせになっているようだ。実際、韓国経済だけの国内事情に限定すれば、むしろ、金利を下げたいところだろう。
しかし、米国の金利が上昇していく中での新興国で起きているいわゆるドルキャリーの逆転現象。投資が新興国から米国から引き揚げられるキャピタルフライトが目前と迫っている。これは韓国も例外ではない。韓国に低金利で投資するほど魅力あるとは思えない。でも、米国は年内、おそらく12月にあげてくるだろう。このまま金利差がさらに拡大する。
今、米国の金利は2%~2.25%である。韓国が1.5%なので金利差は0.75%。なので、このまま行けば、次は1%の金利差となる。ただ、今回は凍結だったが、来月にはあげるという見方もおおいようだ。
>しかし来月の金融通貨委員会で基準金利が引き上げられると予想している。韓国銀行の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁が金融不均衡緩和に対する強い意志を表明した上に、ソウルと首都圏の不動産市場過熱にともなう政界の金利引き上げ圧力も大きくなっているためだ。
これ数行の解説だが、中々、今後の韓国経済の動向を左右することに触れているな。基準金利の引き上げ予想。加熱した不動産市場への影響。ただ、安易な不動産規制は韓国の不動産バブルを弾けさせるかもしれない。最後に外国人の動向を見ておく。
>実際に韓国とアジアの証券市場が急落した11日の「黒い木曜日」の影響で、今月に入り17日までに外国人投資家は韓国証券市場で2兆4596億ウォンの売り越しを記録した。金融投資協会によると15日現在で外国人が保有する上場債券残高は110兆7843億ウォンで前月より1兆2777億ウォン減少した。
黒い木曜日の影響で外国人が韓国証券市場で投げ売りして、先月より、1兆2777億ウォンほど減少したと。キャピタルフライトともいえなくはないが、ただのパニック売り程度かもしれない。まあ、金額は1277億円程度だからな。
でも、KOSPIは今年の最安値を更新しているんだよな。それよりも、今日は中国経済の話題がある。昨日の読売新聞にもあったが、この1年の上海総合指数が面白いことになっている。
韓国経済危機の軌跡(過去のメルマガ無料公開(1回~290回)
韓国経済、〔キャピタルフライト目前〕韓国銀行、基準金利年1.5%で据え置き…雇用ショックと景気低迷が足かせに
韓国銀行が現在年1.5%である基準金利を据え置いた。
韓国銀行金融通貨委員会は18日、ソウルの韓国銀行本館で全体会議を開き、基準金利を現水準である年1.5%で維持することに決めた。
7月と8月の金融通貨委員会で金利引き上げを主張する少数意見が相次いで登場し引き上げに向けた方向指示器は灯った。
だが1999年以降で最大を記録した失業者数など雇用ショックが続き景気鈍化の可能性が大きくなったことが金利引き上げの足かせとなった。
韓国銀行が11カ月連続で基準金利を据え置いたことで先月政策金利を引き上げた米国との金利格差は0.75%を維持することになった。
市場は今月の基準金利据え置きの可能性を高くみていた。金融投資協会が1~5日に国内債券市場専門家100人を対象にしたアンケート調査で回答者の65%が金利据え置きを予想した。
しかし来月の金融通貨委員会で基準金利が引き上げられると予想している。韓国銀行の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁が金融不均衡緩和に対する強い意志を表明した上に、ソウルと首都圏の不動産市場過熱にともなう政界の金利引き上げ圧力も大きくなっているためだ。
米国の緊縮基調強化で外国人投資家の資金離脱の兆しが可視化したのも来月の金利引き上げの可能性を高める要因だ。
実際に韓国とアジアの証券市場が急落した11日の「黒い木曜日」の影響で、今月に入り17日までに外国人投資家は韓国証券市場で2兆4596億ウォンの売り越しを記録した。
金融投資協会によると15日現在で外国人が保有する上場債券残高は110兆7843億ウォンで前月より1兆2777億ウォン減少した。
(https://japanese.joins.com/article/200/246200.html?servcode=300§code=340)
トランプ大統領は金利引き上げに反対しているようですね。トランプ大統領は企業家なので米企業の意向を組んだものなのでしょうね。
FRBがなぜ利上げをしているのかよくわかりませんが、株価が低迷している、中国からの輸入価格が関税により上がっていることを考えると、今後の利上げを見送りされる可能性があるのではないでしょうか?管理人様、どうお考えですか?
そうすると、韓国にとっては金利差が広がらないのでキャピタルフライトの可能性が減って、利上げしないと判断したのかもしれませんね。
コメントありがとうございます。
米国の景気がよいといっても、それは借金返済に苦しんでいる米国人にとっては金利を上げられるとこまるんですよね。
今、学生ローンに苦しむ人々にとっては金利があがれば負債は増える。そして金利引き上げで影響を受けやすい支持層がトランプ派だと思います。
だから、トランプ大統領は反対していると。ただ、株価低迷で金利を上げるのも慎重な意見もあるので、今後の利上げが見送りになる可能性はあるかと。
韓国にとってはラッキーですが、しかし、それも中間選挙の結果次第ですしね。
なぜか不動産価格高騰を目の敵にしている風な文政権。11月利上げは不可避と予想。
不動産バブル終焉で家計債務爆弾炸裂の時がいよいよ迫っているようだ。家計債務爆弾が破裂すると実体経済はどうなるのか、非常に興味深い。
中国に対する高額関税で米が中国から輸入する生産資材の上昇が顕著になってきています。
また 米主要都市部の不動産価額の上昇 雇用率の上昇 消費率の上昇 何をとっても確
実にインフレ懸念が台頭してきています。今年の米クリスマス商戦ではここ10年で最高の
売り上げが見込まれています。このことから考えてもクリスマス商戦以降 確実に米FFレ
ートは引き上げられるのではないでしょうか トランプ爺さんのFRBにFFレート引き上
げに対し文句を言っていますが これは、単なる不動産屋じじいから見た妄言 高所から
見た経済運営の知識が無いのを露呈しているじじいの戯言(たわごと)だと思います。
確実視されてた米国政策金利の年内もう1回と来年3回利上げどうなるか?当然経済が混乱状態になればFRBも利上げせず据え置きする事になろうが。
南朝鮮は米国が12月上旬に上げたら年内に上げるのでは?南朝鮮の政策金利決定する開催時期は知らないが。尚、家計債務……。
上海市場が年初比で30%だか27%とかの大暴落ですね。人民元安も併さって株価維持はより厳しいだろう。
2500を木曜日に割り、かなり無理して金曜日回復させた印象だ。しかし、今はまだ米国関税制裁10%だが25%になったら更に……という。
中国も南朝鮮も日本に擦りよってきても無駄なのだが。まあ25%実施アナウンスの前後が注目かな。
可哀想な韓国と文大統領
そんな韓国にさらなるショックが❗
サヨナラGM
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181020-00031908-hankyoreh-kr
そもそもキャピタルフライトを心配する事がどういう事なのか。
自称先進国のはずなのに・・他の新興国と同じ状況になるとはね。
日本との国力の違いを実感してほしいですな。
日韓の差は桁違いなのだよと。