韓国経済、【内需が駄目なら外需も駄目】経済不振を外部要因のせいにするには…広がる韓国と世界の成長率の差

韓国経済、【内需が駄目なら外需も駄目】経済不振を外部要因のせいにするには…広がる韓国と世界の成長率の差

記事要約:韓国の文在寅大統領は経済の不振を世界経済の悪化とか述べているが、実際のところは異なるというのが今回の記事。実際、内需と外需をそこまで分けて考えるほど差別化されているわけでもない。

なぜなら、輸出不振というのは国内で生産しても物が売れないということで、売っている場所が国内か、国外であるかの差である。そして、物が売れないから経済不振になるわけだ。韓国経済は外需頼りなので世界経済の良し悪しで大きな影響を受けることは間違っていないが、そういうときのために韓国政府が存在するのだろう。なんで逆なんだ。外需が駄目なら普通は内需を回そうという発想にならないのがそもそもおかしいのだ。

>文在寅(ムン・ジェイン)大統領が昨年10月の国務会議で述べた言葉だ。韓国景気の不振の主な原因をグローバル経済環境の悪化と見なしたのだ。今年は経済が良くなるという政府の見通しも世界経済に頼っている。洪楠基(ホン・ナムギ)副首相兼企画財政部長官は昨年末の記者懇談会で「世界経済回復の機会を生かす」と述べた。

自分たちは上手くやっているが、世界経済ガー、日本ガー、米中ガーとなんでも他人のせい。世界経済の影響はあるにせよ。韓国経済の舵取りが無能なのは言うまでもないだろう。世界経済を岩礁地帯として、韓国が船をこぎ出しても、勝手に船に穴を開けて座礁しているからな。それだけ最低賃金の大幅引き上げ、52時間労働規制といった政策が韓国経済に悪影響を及ぼしており、それがまだ数年間は続くわけだ。

> 政府の望みどおりになるのだろうか。最近の数値を見ると、その可能性は高くないようだ。世界経済と韓国経済の成長率の差が2015年以降、毎年広がっている。世界経済が良くなっても韓国経済は回復が遅く、世界景気が悪化すれば国内経済の不振はさらに深刻になったということだ。最近の韓国経済の不振を対外変数のせいにはできないという意味でもある。

世界経済が好調なら韓国経済は上手くいくなんていうのはまともな経済対策をしている時の話であって、経済的には無能なムン君が頑張れば頑張るほど、韓国経済は地に落ちていく。そもそも、2017年、2018年は半導体特需で輸出は追い風のように見えた。だが、その風が止むと韓国経済の本当の現状が浮き彫りにされた。それが2019年の50年に一度の韓国経済機として現れたわけだ。

その危機を乗り越える命綱が世界経済の回復と半導体の回復頼りという。こんな認識ではどうしようもないだろう。世界4大輸出強国、製造業ルネサンスとか、大きな目標を立てても、それに対する「ビジョン」が全くない。だから、韓国は永遠の10年なのだ。日本を追い越すといいながら、一体、何十年経過しているのだ。しかも、追い越すといいながら、1人当たりGDPがどうたらだからな。

> 国際通貨基金(IMF)統計を見ると、IMFは昨年の韓国の成長率を2%と見込んでいる。世界経済の成長率は3%と予想した。この数値が確定する場合、今年の韓国・世界成長率の差は1ポイントとなる。成長率の差が2016年(0.5ポイント)から4年連続で拡大している。成長率の差が1ポイント以上に広がったのは2012年(1.1ポイント)以降初めて。範囲を1990年以降に拡張しても、韓国の成長率が世界の成長率を比1ポイント以上下回ったのは2012年のほか、1998年(8.1ポイント)、2003年(1.2ポイント)だけだ。

韓国が先進国基準になれたかは異論はあるのだが、先進国だとすれば、韓国の経済成長率は落ちていく一方なんだよな。世界経済の成長率と乖離が出てきているのは「成長の限界」である。これは中国もそうだ。段々と成長率が目標が減っている。だから、韓国はこの先、3%成長なんてことはまずありえない。2%ぐらいの低成長を時代を迎えるわけだ。

しかし、逆に世界経済はそれよりも成長していく。あるとき、韓国は各国に逆転される。スペインにまた抜かれるとか言っていたが、年々順位が落ちていくわけだ。なぜなら、韓国は成長を見込める次世代分野が次世代通信規格の「5G」ぐらいしかないからだ。

その間に他の国はAIやら、自動運転やら、様々な次世代産業を興して、どんどん発展していく。成長の限界を見えたときに必要なのは国の技術力と人口そのものであって韓国にはどちらもない。しかも、超高齢化や少子化社会である。つまり、2016年辺りが韓国経済発展の限界だったわけだ。

>今は事情が異なるという点が問題だ。IMFが推算する今年の世界の経済成長率と韓国の経済成長率はそれぞれ3.4%、2.2%だ。これが現実となる場合、その差は1.2ポイントとなる。IMFは今年の韓国・世界成長率の差が昨年よりも広がると見ているのだ。専門家もこの差は容易には縮まらないと予想している。韓国金融ICT融合学会のオ・ジョングン会長は「産業競争力が大きく悪化するなど韓国経済が速いペースで老衰化している」とし「グローバル景気が改善しても韓国経済は上昇の流れに乗る力を持っていない」と診断した。

これは簡単だ。日本企業も馬鹿ではないので、いつまでも韓国に技術を提供したり、パクられたりはしないてことだ。セキュリティーを頑丈にして、重要な技術の漏洩を防ぐようになってきた。結果、韓国は日本の技術をパクれないので、それ以上の物が造れない。そして、それが産業競争力悪化する原因である。

韓国は未だにイノベーションを1つも起こせないのだ。サムスン電子がいくら規模が大きくても、サムスン電子の代わりなどいくらでも存在する。韓国は日本を追い越したと錯覚しているようだが、実際はその差はさらに広がっていることを自覚していない。売上やシェアで買った程度では追い越せないのだ。

本当に勝つというのは技術力であって、それを使って他社より優れたイノベーションを生み出す。日本のソニーのウォークマン、日清のカップヌードルなど、日本企業には色々あるが、結局、韓国は何に1つ生み出せてない。ノーベル賞も結局、1つも取れてない。それを意味するのは韓国の技術力が日本の30年以上前より、まだ下だってことだ。

ただ、日本企業だってうかうかはしていられない。現実問題、米国のAmazonやGoogleなどのコンテンツの囲い込みをどうするのか。このままだと、日本のプラットフォームは築けずに、決められたプラットフォームにコンテンツを売り出すだけになるだろうな。

昨日、京都のジュンク堂が閉鎖すること知った。管理人がよく言っていたのだが、最近はAmazonで本を取り寄せることが出来るのでほとんどいってなかった。大きな本屋でもこうやって潰れていく。本を見に出かけるより、Amazonの方が便利だからだ。

米中のプラットフォームが世界を2分する時代はそのうちやってくる。その時、日本は米国側だとしても、暮らしも便利にはなるだろう。でも、商品のロゴには日本企業の名前はないだろうな。

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韓国経済、【内需が駄目なら外需も駄目】経済不振を外部要因のせいにするには…広がる韓国と世界の成長率の差

「世界の貿易葛藤と世界の景気下降が韓国経済を難しくさせる状況が続いている」。

文在寅(ムン・ジェイン)大統領が昨年10月の国務会議で述べた言葉だ。韓国景気の不振の主な原因をグローバル経済環境の悪化と見なしたのだ。今年は経済が良くなるという政府の見通しも世界経済に頼っている。洪楠基(ホン・ナムギ)副首相兼企画財政部長官は昨年末の記者懇談会で「世界経済回復の機会を生かす」と述べた。

政府の望みどおりになるのだろうか。最近の数値を見ると、その可能性は高くないようだ。世界経済と韓国経済の成長率の差が2015年以降、毎年広がっている。世界経済が良くなっても韓国経済は回復が遅く、世界景気が悪化すれば国内経済の不振はさらに深刻になったということだ。最近の韓国経済の不振を対外変数のせいにはできないという意味でもある。

国際通貨基金(IMF)統計を見ると、IMFは昨年の韓国の成長率を2%と見込んでいる。世界経済の成長率は3%と予想した。この数値が確定する場合、今年の韓国・世界成長率の差は1ポイントとなる。成長率の差が2016年(0.5ポイント)から4年連続で拡大している。成長率の差が1ポイント以上に広がったのは2012年(1.1ポイント)以降初めて。範囲を1990年以降に拡張しても、韓国の成長率が世界の成長率を比1ポイント以上下回ったのは2012年のほか、1998年(8.1ポイント)、2003年(1.2ポイント)だけだ。

98年に成長率の差が大きくなったのは通貨危機という特殊状況のためだ。その後、99年から2002年までは韓国の成長率が世界の成長率を上回った。2003年と2012年に成長率の差が広がったのも一時的なものだった。その後の1、2年間は成長率の差が縮まった。

今は事情が異なるという点が問題だ。IMFが推算する今年の世界の経済成長率と韓国の経済成長率はそれぞれ3.4%、2.2%だ。これが現実となる場合、その差は1.2ポイントとなる。IMFは今年の韓国・世界成長率の差が昨年よりも広がると見ているのだ。専門家もこの差は容易には縮まらないと予想している。韓国金融ICT融合学会のオ・ジョングン会長は「産業競争力が大きく悪化するなど韓国経済が速いペースで老衰化している」とし「グローバル景気が改善しても韓国経済は上昇の流れに乗る力を持っていない」と診断した。

先進国の成長率が新興国に比べて伸びないのも悪材料だ。韓国経済の成長率は先進国により大きな影響を受ける。IMFは新興国の成長率が昨年の3.9%から今年は4.6%に反騰すると予想した。一方、今年の先進国の成長率は昨年と同じ1.7%で停滞するという見方を示した。ソウル市立大の尹暢賢(ユン・チャンヒョン)経営学部教授は「全体的な世界経済と比べると、米国や欧州など韓国経済と密接な国の経済事情は厳しくなる可能性が高い」とし「その場合、世界全体の成長率が高まるとしても韓国の成長率は回復の流れに乗るのが難しいかもしれない」と説明した。

韓国経済の基礎体力が落ちた状況で、政府の政策も韓国・世界成長率を広げる要因という指摘が出ている。明知大のチョ・ドングン経済学科名誉教授は「最近の成長率が高い国は企業が投資しやすい環境を作っているが、韓国は正反対に向かっている」とし「民間企業の競争力を高めることに注力しなければ、韓国の成長動力は世界経済と関係なく大きく落ちるしかない」と述べた。

https://japanese.joins.com/JArticle/261416?servcode=200

韓国経済、【内需が駄目なら外需も駄目】経済不振を外部要因のせいにするには…広がる韓国と世界の成長率の差」への1件のフィードバック

  1. 幸せだ 信じた者を 道連れに!
    堕ちていくのも 幸せだよと!
    1990年代から言われておりましたが、労働力人口が減少する先進国で、経済成長率が鈍化するという仮説がありました。実際は、外国人労働者の流入や蓄積された資本・技術により多くの先進国は経済成長を成し遂げました。ただ、日本は欧米を上回る急激な変化に対応するのが遅れました。
    そして、韓国、中国は、その日本をも上回る速度で高齢化や労働力人口の減少が起こるわけです。両国とも借金付けで、資本や技術の蓄積は不十分な状態で、環境汚染と尊大さを肥大化させました。両国とも確実に成長は鈍化します。文政権のように失政続きなら尚更です。
    さて、韓国は度重なるIMFの注意を無視して、内需を育てずに外需頼りの経済をしてきました。外需の40%を中国に依存するというリスクも拡大させました。また、仕事も手抜き、パクリ、逃亡、約束破りと全く信用を失いました。落ちていくのでしょうね、20年後にはG20から外れているでしょうね!

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