【Huaweiの終わりの始まり】ファーウェイ半導体部門から技術者が大量流出

【Huaweiの終わりの始まり】ファーウェイ半導体部門から技術者が大量流出

記事要約:HUAWEIが米国の制裁を受けて、米製造の半導体装置が使えなくなってしまったわけだが、それによってファーウェイ半導体部門から技術者が大量流出しているそうだ。つまり、HUAWEIの終わりの始まりてことだ。

沈む船からネズミが逃げ出すのは世の常。技術者だってHUAWEIにいたところで、日の目を見ることもない。ましてや、米半導体製造装置が使えない以上、2世代前の半導体しか製造できない。つまり、何がどうやってもおしまいてことだ。

>報道によると、45nmラインは米国の製造装置を使わずに完成させることができるという。ファーウェイがブラックリストに載る前にすでに中国に持ち込まれた中古の米国製装置が含まれているかどうかは不明であるが、上海マイクロエレクトロニクスは、このような米国製装置を使わずに45nmラインを完成させることができるとしている。
45nmチップセットはこの時点ですでに深刻な時代遅れであり、Huaweiの主戦場である携帯電話市場には適していない(TSMCの次世代プロセスは5nm)

凄いよな45nmのラインを完成させることができても、それは2世代前の半導体であって、今のTSMCは次世代プロセスは5nm。つまり、勝負にはなりません。パソコンに例えるなら、ウィンドウズ10が主流なのに、HUAWEIだけウィンドウズ95ではどうしようもないだろう。

しかし、恐ろしいのは米国の半導体製造装置だな。さすが米国の技術だけある。中国がこれに追いつくなんて20年?かかるんじゃないか。だから、中国は所詮、他国の技術に頼って経済発展しただけに過ぎない。自分たちでは2世代前の半導体。しかも、売り物にもならない。あと、数か月でHUAWEI製は文鎮と化すものな。

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ファーウェイ半導体部門から技術者が大量流出
Takushi Yoshida
Published 4 days ago

中国の通信会社Huaweiに対する米国の制裁が高まる中、Huaweiのファブレス半導体製造子会社ハイシリコンは、技術者を大量に流出させているとDigiTimesが報じている。

DigiTimesによると、台湾のハイシリコンチームが縮小している。業界筋によると、台湾のスタッフの多くがファーウェイの設計部門を退職した。台湾や他の国際的なチップメーカーから人材を引き抜こうとする同社の最近の努力を考えると、これは深刻な打撃だ。

Huaweiは、米国の貿易禁止を生き延びようと奮闘しており、米国の技術を使わずに45nmチップの自社工場を建設しようとしていると報じられているが、業界関係者は「不可能な使命」と表現している。

Huaweiはこのファブプロジェクトを「勇気」や「大胆さ」を意味する「Tashan」と呼んでいると言われるが、「無謀」と捉える向きもある。

報道によると、45nmラインは米国の製造装置を使わずに完成させることができるという。ファーウェイがブラックリストに載る前にすでに中国に持ち込まれた中古の米国製装置が含まれているかどうかは不明であるが、上海マイクロエレクトロニクスは、このような米国製装置を使わずに45nmラインを完成させることができるとしている。
45nmチップセットはこの時点ですでに深刻な時代遅れであり、Huaweiの主戦場である携帯電話市場には適していない(TSMCの次世代プロセスは5nm)。

今回の技術者の離脱は、米国が(国内外を問わず)米国設計のチップを使用している企業に対し、Huaweiとの取引を継続することを許可していた一時的な一般ライセンスの延長を認めないという最近のニュースに対応したものである可能性が高い。

Huaweiは現在、同社のフラッグシップスマートフォン「Mate 40」と「Mate 40 Pro」を市場に投入しようとしているが、これがHiSiliconのカスタムKirinチップを搭載した同社の携帯電話の最後になるかもしれない。

https://www.axion.zone/engineers-leave-huawei/

【Huaweiの終わりの始まり】ファーウェイ半導体部門から技術者が大量流出」への7件のフィードバック

  1. 技術を人質に取られたら共産圏は勝ち目無いわな
    まぁ共産圏が対抗できる人質は人件費なんで廉価品の輸出規制で
    対抗すればいいんじゃない?
    どの道チキンゲームになるんでどっちが根を上げるかだけど
    過去例的には東西冷戦みたく共産圏の崩壊ってなると思うがなあ

    1. これ迄の東側の戦闘機と西側のそれとの空戦のスコアは圧倒的に西側の勝利、(10対1位?)中国の戦闘機はロシア技術をパクったもの、更にvs西側のスコアは悪くなる。

      1. 日中戦争さなか、零戦12機は中国空軍の戦闘機27機と重慶上空で空戦、その全機を撃墜、零戦の損害はなし。真珠湾攻撃までの一年間で中国空軍の戦闘機300機を撃墜、空戦による零戦の損害はなしであった。僅かに対空砲火により二機が撃墜されたのみであつた。中国空軍の戦闘機はソ連製のイー15、16であったが、これはノモンハン事件で日本陸軍の97式戦闘機(隼の前の戦闘機)と対決、圧倒的数に勝りながら十倍の損害を出した。こう言う歴史が有るのも知ってたらいいと思う。

        1. それは昔の話ですよ。。

          日本だって大和でさえ鋲打ちです。電気溶接の技術がなかったからです。当時は。
          それが今は世界一とも言える技術じゃないですか。
          中国はほんの30年前とも大きく変わっています。例えパクリ技術と言っても、そこから飛べる飛行機を完成させるのは簡単なことではありません。クックパッド見ながらフグ刺しは作れないんです。でもカタチは汚くても、中国はフグ刺し作っちゃったんです。
          フグ毒大丈夫かな??なんて言うけど、一応食べれるんです。

          甘くみちゃいけません。
          ステルスなんて、電子戦で相手のレーダー潰せば同じなんです。
          その技術を中国は持ってても不思議じゃない。

          1. 中国のステルス擬き戦闘機はこちらのレーダーにバッチリです。此方のステルス機は中国側からは見えません。(自衛隊のレーダーで実証済みです)詰り電子戦で此方のレーダーを潰せても(潰せたと仮定して、マア、無理と思うが)此方のステルス機能は健在です。電子戦ではステルス機能は潰せませんから。互いに相手がレーダーで見えないなら後は目視による昔ながらにドッグフアィトのよる空戦ですが、巨大で薄のろな中国の戦闘機がスバシッコイ西側の戦闘機に簡単に打ち落とされ、スコアを稼がせるだけです。あの中国のステルス擬き巨大戦闘機を見たら素人目でもドッグフアィトには可也弱いと分かります。何であんなのを作ったのか?当時でも疑問でした。マア、自衛隊やアメリカ戦闘機パイロットも撃墜記録を稼ぐいい機会です。「俺は何機撃墜した」と後々自慢するでしょう。令和の坂井三郎の誕生か?

  2. 韓国と同様で急速な経済発展を成し遂げるには、最先端の技術を海外から導入して、安い人件費を武器に安く売って市場を独占する。
    このパターンでの成功例が顕著であれば、多くの時間と莫大な経費が必要な、最先端技術を生み出す基礎研究に力を注げない……いや、注ぐ必要性を感じなくなる。
    米国、日本、欧州の様に最先端技術を支える広大な裾野産業や技術が無いのだから、どれだけ巨大な企業でもアッケナク滅びざる終えない。
    まず、huaweiについては勝負あり。

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