“半導体”不足で自動車減産…PCに奪われ競争激化

記事要約:半導体が不足しているのが原因で日本の自動車メーカーが相次いで減産を発表している。PCやゲームなどに半導体を奪われ競争激化という。

でも、半導体の発注を大幅に落としたのは自動車メーカーであって、それをPCやゲーム機器などが代わりに使ったのは時代の流れだ。実際、自動車メーカーで半導体が不足しているのは見通しの甘さといったところ。

問題は巣ごもり需要などがあるコロナ禍が終わっても、半導体需要は高まる傾向にあるてことだ。その一つがハイブリッドやEVということだが、管理人からすればメモリーやノートパソコンが高くなるのはやめてほしい。モニターだって今はかなり高い。

半導体がIT製品の基本の装置なので、それがなければ作れない。そういう意味では今後も半導体需要は伸びるてことだ。車やら何やらもIT化も半導体需要に大きく影響する。

>英調査会社『オムディア』南川明さん:「今まさにハイブリットカー、電気自動車の生産計画が前倒しになっているので、半導体の使用量は、ガソリン車と比べて、1台あたり倍近くになる。かなり長期的にモノ(半導体)不足に陥る可能性もある。例えば、スマホを減産しなければいけないとか、コンピューター産業も通信産業も減産しなければいけない可能性はある」

この需要があるので、台湾と韓国メーカーが強い。半導体特需というのはどの時代にもありえるということなのか。

“半導体”不足で自動車減産…PCに奪われ競争激化

ハンドル操作を助けるパワーステアリングや、エンジン制御、カーナビなど、車のさまざまな箇所で使われている半導体が、今、足りません。群馬県太田市にあるスバルの本工場は、半導体不足のため、15日と16日の2日間、操業を一時停止すると発表しました。実は、トヨタも、ホンダも、日産も、自動車の生産を減らす調整に追われています。

英調査会社『オムディア』南川明さん:「去年の前半、世界的に車の販売が落ち込んだ。このときに車メーカーは、コロナの影響が、どの程度出るか非常に危惧したため、半導体の発注を大幅に落とした。車用の半導体が落ち込んだ穴を埋めるように、ほかの半導体の注文が入ってしまった」

“ほかの注文”というのは、パソコンやスマートフォン、ゲーム機器などの電化製品です。新型コロナの影響によるテレワークの導入で、ノートパソコンの需要が高まり、去年4月〜9月までの出荷台数は、前の年に比べ倍増しました。また、巣ごもり需要で、ゲーム人気が高まったことも、半導体不足の要因になっているといいます。

英調査会社『オムディア』南川明さん:「今まさにハイブリットカー、電気自動車の生産計画が前倒しになっているので、半導体の使用量は、ガソリン車と比べて、1台あたり倍近くになる。かなり長期的にモノ(半導体)不足に陥る可能性もある。例えば、スマホを減産しなければいけないとか、コンピューター産業も通信産業も減産しなければいけない可能性はある」

https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000204247.html

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