【イスラエルデータ】 ファイザーのワクチン、コロナ無症状感染に94%の予防効果

【イスラエルデータ】 ファイザーのワクチン、コロナ無症状感染に94%の予防効果

記事要約:イスラエルが世界で一番ワクチン接種が進んでいる国であるわけだが、イスラエルのデータによるとファイザーのワクチンは、コロナ無症状感染に94%の予防効果があったという。これが本当なら非常に朗報なのだが、それでは最新のイスラエルの状況を見ていこう。

イスラエルの人口は900万。イスラエルの感染者のピークは1月22日の7427人。それから3月6日で3262人となっている。確かにピーク時と比べて6割ぐらい減少している。なら、これがワクチン効果が出ているのかというと。次はロックダウン状況を見て欲しい。

https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/israel/

ロックダウンは大きく分けて4種類あるのだが、まずは3月13日になっても教育機関は一部で封鎖。職場も一部業種で閉鎖。在宅も一部を除き在宅要請。国境は全ての地域から入国禁止。

それで、7日に規制が一部緩和され、レストランやカフェでの店内飲食が再開した。3月7日にレストランやカフェなどの店内飲食が再開したということは、イタリアを見れば、4月に感染者が増加を示す傾向が出てくることになる。ここで始めて、ファイザーのワクチン接種が効果が本当にあるのかは判明するんじゃないかと。

>イスラエルではワクチン接種が順調に進んでおり、保健当局のデータによると、11日時点で同国の人口900万人の約55%が少なくとも1回目のワクチン接種を済ませ、43%が2回目の接種を完了している。

感染予防を確実にするなら国民の7割は必要というが、もう、6割近いなら効果が出てきてもおかしくない。だから,イスラエルで4月以降に感染者が下げ止まるなら、ファイザーのワクチン接種についてはそれなりの効果が見込める。日本でも4月12日の高齢者への接種が始まるので参考になるんじゃないかとおもう。

[blogcard url=”https://kankokukeizai.com/archives/147700″]

【イスラエルデータ】 ファイザーのワクチン、コロナ無症状感染に94%の予防効果

米ファイザーと独ビオンテックは11日、イスラエルで得られた新型コロナウイルスワクチンの実環境データで、無症状感染に対し94%の予防効果が示されたと発表した。

有症状、重度の新型コロナ感染症での予防効果は97%で、後期臨床試験(治験)で示された95%の有効性とほぼ一致する水準だった。

英国で広がる感染力の強い変異株に対しても有効であることが示されたものの、南アフリカ変異株については、イスラエルでは感染例が少ないため、有効性は確認できなかった。

イスラエルではワクチン接種が順調に進んでおり、保健当局のデータによると、11日時点で同国の人口900万人の約55%が少なくとも1回目のワクチン接種を済ませ、43%が2回目の接種を完了している。

https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-pfizer-israel-idJPKBN2B32MC

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