【蘇貞昌・行政院長(首相)】「全世界が見下す」仏上院議員の台湾訪問を中国が妨害

【蘇貞昌・行政院長(首相)】「全世界が見下す」仏上院議員の台湾訪問を中国が妨害

記事要約:フランスの上院議員が台湾の訪問を計画していたら、それを中国の駐仏大使が妨害していたことが明らかとなった。「世界には一つの中国しかない。台湾は中国の不可分の一部だ」という舐めた主張をしているようだ。これに対して蘇貞昌・行政院長(首相)は「全世界がさらに(中国を)見下すことだろう」と非難した。

>仏政経ニュースサイト「La Lettre A」の15日付の報道によれば、中国の盧沙野駐仏大使は2月18日、元老院(上院)仏台友好議員連盟会長を務める与党・共和党前進のアラン・リシャール上院議員に台湾に関する書簡を送付。書簡の中で盧氏は仏台友好議員連盟が台湾の新型コロナウイルス対策を参考にするため、今夏に台湾訪問団の派遣を予定していることについて、「北京と台北の間の現状を破壊する」として非難した。さらに、「世界には一つの中国しかない。台湾は中国の不可分の一部だ」と強調し、今後は台湾当局といかなる公式の接触をもしないようリシャール氏に求めたという。

本当、中国は酷いな。見下すレベルじゃない。台湾は一つの国である。中国の一部ではない。勝手なことをいうな。しかし、フランスの議員もまさかここまで言われるとは思わなかったんだろうな。かなり激怒している。もちろん、これぐらいで台湾訪問団の派遣を諦めたりしないよな。そもそも、なんで台湾当局に公式接触するなとか中国に言われないと駄目なのだ。

>蘇氏は16日、立法院(国会)出席の前に報道陣の取材に応じ、この報道について見解を問われた。蘇氏は「仏台友好議員連盟が(台湾を)参考にし、交流するため訪台しようとするのは素晴らしいこと」だと言及。その上で、中国の妨害行為は「中国が政治を無制限に適用していると全世界に思わせる。これは全世界の防疫の抜け穴にとっても良くない」と述べた。

そういう防疫の問題ではないだろう。どう見ても台湾の主権を脅かしている。台湾は中国の一部ではない。独立した国家である。

>外交部(外務省)の陳詠韶欧州司副司長は16日の定例会見で、リシャール氏の訪台を「熱烈に歓迎する」と表明。国際社会に対し、中国政府の野蛮なやり方と台湾に圧力をかける意図を直視し、中国の不当な干渉を道徳的な勇気で拒むよう呼び掛けた。

当然だな。こんなくだらない外圧に屈してはならない。台湾の方針は中国が決めるものではない。台湾当局が決めるものだ。

【蘇貞昌・行政院長(首相)】「全世界が見下す」仏上院議員の台湾訪問を中国が妨害

(台北中央社)中国の駐仏大使が親台派の仏議員に対し、台湾訪問を断念するよう求める書簡を送っていたことが分かった。仏メディアが15日、報じた。蘇貞昌(そていしょう)行政院長(首相)は16日、取材に対し、「中国がこんなことまで妨害するとは思わなかった」と述べ、「全世界がさらに(中国を)見下すことだろう」と非難した。

仏政経ニュースサイト「La Lettre A」の15日付の報道によれば、中国の盧沙野駐仏大使は2月18日、元老院(上院)仏台友好議員連盟会長を務める与党・共和党前進のアラン・リシャール上院議員に台湾に関する書簡を送付。書簡の中で盧氏は仏台友好議員連盟が台湾の新型コロナウイルス対策を参考にするため、今夏に台湾訪問団の派遣を予定していることについて、「北京と台北の間の現状を破壊する」として非難した。さらに、「世界には一つの中国しかない。台湾は中国の不可分の一部だ」と強調し、今後は台湾当局といかなる公式の接触をもしないようリシャール氏に求めたという。

蘇氏は16日、立法院(国会)出席の前に報道陣の取材に応じ、この報道について見解を問われた。蘇氏は「仏台友好議員連盟が(台湾を)参考にし、交流するため訪台しようとするのは素晴らしいこと」だと言及。その上で、中国の妨害行為は「中国が政治を無制限に適用していると全世界に思わせる。これは全世界の防疫の抜け穴にとっても良くない」と述べた。

外交部(外務省)の陳詠韶欧州司副司長は16日の定例会見で、リシャール氏の訪台を「熱烈に歓迎する」と表明。国際社会に対し、中国政府の野蛮なやり方と台湾に圧力をかける意図を直視し、中国の不当な干渉を道徳的な勇気で拒むよう呼び掛けた・

【蘇貞昌・行政院長(首相)】「全世界が見下す」仏上院議員の台湾訪問を中国が妨害」への3件のフィードバック

  1. 『世界に一つの中国しかない』と思っているのは中共だけです。
    『台湾』は、今までも、これからも歴とした『独立国』です。ま、中共の言い分は言い分として受け止めるのは可ですが、判断するのは我々です。価値観の押し売りすな‼︎(怒り)

  2. かつて、台湾総統を務めた李登輝氏が心臓だかの治療の為の来日を希望した際の中国政府の恫喝、、所謂「一つの中国」の主張に右往左往した情けない日本政府を思いだす。結局人道的に処置におちついたンだが、今だったらどうなるだろうか。いの一番にチベットやウィグル、台湾や香港へのジェノサイドや迫害に声をあげる処か、腰の引けたヘタれっぷり。中国本土に進出している企業に帰還命令をもっと強力にくだして、人質外交を阻止しなくてはならぬ。もう中国や韓国に阿る議員は淘汰しなくてはならぬ。まずは二階、河村、額賀、山口、枝野、福山
    蓮舫や辻元、まだまだいるが、今日はここまで。

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