【軍事・国防】自衛隊、離島有事で米超える能力 与那国・対馬に電子戦部隊配備へ

【軍事・国防】自衛隊、離島有事で米超える能力 与那国・対馬に電子戦部隊配備へ

記事要約:電磁波を使う自衛隊の電子戦の構想と態勢とか産経新聞に書いてあるが、電磁波という新たな領域での電子線において自衛隊に強みがあるという。特に中国との有事で前線に位置して能力も米軍より優れているとか。かなり本当か疑わしいけどな。

>電子戦部隊の任務は平素から(1)部隊ごとにさまざまな周波数に対応できる装備を配置(2)相手の使用周波数などの情報を収集してデータを蓄積(3)レーダーサイトなど他の情報部隊と連携して相手の動向を把握-することだ。有事には相手と同じ周波数や強力な電磁波を発射して通信とレーダーの無力化により身動きを取れなくし、電磁波発信源を特定してミサイルなどで迎え撃つ作戦にも生かす。

電子戦部隊の任務といわれてもそうなんですかとしか言いようがないな。やっていることがそこまで特別ではないが、そこは電子戦ということで、相手の動向を把握したり、通信妨害やレーダーの無力化などが主な任務になるようだ。電磁波で色々出来るようだが、当然,相手もやってくるからな。

>陸上自衛隊は1950年代から電子戦の要員養成と装備開発を続け、熊本県に最新装備のネットワーク電子戦システムを配備する部隊の発足に結実した。日本は新たな領域のうち宇宙では出遅れ、サイバーは技術力があっても要員が不足する中、「陸自の電子戦部隊は米陸軍より圧倒的に優れている」(防衛省幹部)と指摘される。

米陸軍より圧倒的に優れているのはいいが、それは米陸軍が電子戦ができないだけのような感じで書いてある。中国やロシアよりも優れているとは書いてない。

>中国による南西方面の離島侵攻で電子戦の対象となる電磁波は多くの情報を伝えることができたり、レーダーで使用したりする超短波(VHF)やマイクロ波(SHF)が中心だ。VHFやSHFは数十キロしか届かず、奄美・与那国両駐屯地をはじめ電子戦部隊を細かく分散配置をするのはそのためで、地の利も生かして自衛隊が主導する作戦となる。(半沢尚久)

ふむふむ。国防をしっかり考えて与那国・対馬に電子戦部隊を配備すると。確かに攻めるよりはこういうのは防衛拠点からの方が有利だ。相手は動かざる得ないが、こちらは待ち伏せが可能だからな。離島一つ一つは守りにくいが拠点を活用することで電子戦をする地の利はあると。

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【軍事・国防】自衛隊、離島有事で米超える能力 与那国・対馬に電子戦部隊配備へ

電磁波を使う自衛隊の電子戦の構想と態勢が17日、明らかになった。陸海空という従来の領域に組み合わさる宇宙・サイバー・電磁波(ウサデン=頭文字による略称)という「新たな領域」で電子戦は自衛隊の強みだ。とりわけ中国との有事に日米で共同対処をする上で、前線に位置して能力も米軍より優れている自衛隊の電子戦部隊は大きな役割を果たせる。

電子戦部隊の任務は平素から(1)部隊ごとにさまざまな周波数に対応できる装備を配置(2)相手の使用周波数などの情報を収集してデータを蓄積(3)レーダーサイトなど他の情報部隊と連携して相手の動向を把握-することだ。有事には相手と同じ周波数や強力な電磁波を発射して通信とレーダーの無力化により身動きを取れなくし、電磁波発信源を特定してミサイルなどで迎え撃つ作戦にも生かす。

ロシアは2014年から続くウクライナへの軍事介入で電子戦とサイバー戦を一体化させた世界初の作戦を行い、北方領土にも最新電子戦装備を配備した。中国も15年に設立した戦略支援部隊が宇宙、サイバーと並び電子戦を担い、南シナ海の人工島に電波妨害装備を展開させている。

米国は後れを取る。ウクライナでのロシアの作戦を目の当たりにした米陸軍幹部は「ロシア陸軍が行える(電子戦の)1割もできない」と嘆いたほどで、電子戦システムや装備の開発に必死だ。

陸上自衛隊は1950年代から電子戦の要員養成と装備開発を続け、熊本県に最新装備のネットワーク電子戦システムを配備する部隊の発足に結実した。日本は新たな領域のうち宇宙では出遅れ、サイバーは技術力があっても要員が不足する中、「陸自の電子戦部隊は米陸軍より圧倒的に優れている」(防衛省幹部)と指摘される。

中国による南西方面の離島侵攻で電子戦の対象となる電磁波は多くの情報を伝えることができたり、レーダーで使用したりする超短波(VHF)やマイクロ波(SHF)が中心だ。VHFやSHFは数十キロしか届かず、奄美・与那国両駐屯地をはじめ電子戦部隊を細かく分散配置をするのはそのためで、地の利も生かして自衛隊が主導する作戦となる。(半沢尚久)

https://www.sankei.com/politics/news/210317/plt2103170042-n1.html

【軍事・国防】自衛隊、離島有事で米超える能力 与那国・対馬に電子戦部隊配備へ」への8件のフィードバック

  1. 対馬は、朝鮮人にかなり土地を購入されたと聞きます。国防の観点からの外国籍の土地購入に関する法整備を急いでもらいたいものです。対馬は、防人の地として、観光業に依存せずとも、地域経済が潤う形に早期に変えるべきでしょう。国策として。

    1. 対馬は自衛隊の駐屯を増強する事が一番経済効果が高いと思います
      現在の対馬の陸自は350人に過ぎません
      韓国のレッドチーム入りが加速すれば、数倍になると思われます

  2. どれだけ優れた能力を持っていてもガチで中国とやり合う覚悟がなければ、結局は宝の持ち腐れ。
    現在の日本にそれだけの覚悟があるとは思えない。

    1. 日本が、、っていうより国会議員の、特にジジイどもが腰が引けている感じだ。二階の存在が著しく国防にも影を落としている。自衛隊の現場は国防に誇りを持っている。錬度は米軍にも引けはとらない。あとは政治のバックアップと確かな身分保障が彼ら、彼女らの誇りとプライドの礎になる。

      1. 政治家だけではないですよ、JETROが3月8日に発表した2020年度海外進出日系企業実態調査中国編によると、この状況でも今後1~2年の事業展開の方向性について「拡大」と回答した企業は36.6%「現状維持」と回答した企業は55.6%という結果となっています。
        加えて新型コロナウイルスの感染拡大後におけるビジネス正常化時期の見通しをみると「すでに正常化している」が29.1%「2020年内」が14.8%「2021年前半」が23.3%というのが現実です。
        正直言ってガチで日本が中国とやり合えるとは現状においては到底思えません。

    2. 確かに『覚悟』が必要でしょう。でも、その前に、夢の中でお花畑で遊んでいる状態から目覚めるのが先でしょうか?一度、現実の世界で頭をガツンと殴られるような出来事が必要なのかな?不本意だけど。ただ、ガツンが致命傷になっては元も子もないし、逆に国民感情の針が振れ過ぎるのも正直怖い…。ヒトラーみたいな、煽動家&独裁者が出てきても困るしね。結局、成り行き任せにしかならないのかなぁ?でも、左翼のような竹槍一本で戦場に駆り出される、みたいなことは無いですよ。時代錯誤も甚だしい発想だけど、彼らもお花畑に居るのだろね、無彩色のお花畑だけど。

  3. >電磁波を使う自衛隊の電子戦の構想と態勢が17日、明らかになった。陸海空という従来の領域に組み合わさる宇宙・サイバー・電磁波(ウサデン=頭文字による略称)という「新たな領域」で電子戦は自衛隊の強みだ

    これに加え、現代の戦争の概要って、
    ミサイル、無人兵器、ロシアのやったハイブリッド戦争とかだと思いますが、

    「子供を戦場に送るな!」とか未だに叫んで、
    デモやってる「左翼老人」たちの戦争のイメージって、
    いつまでも大東亜戦争とか、せいぜいベトナム戦争で止まってるんだよなあ

    あんな連中でも選挙で同じ一票って事が、ものすごく不快です
    左翼老人は世代的(ベビーブーマー)に人口が多いし。
    さっさと退場して欲しい

    1. 自分もベビーブーマーの老人ですが、学生時代、にっ教祖による洗脳授業を受け左翼に染まりましたが、自衛隊で真逆の教育を受けまともに成りました。今の爺どもを自衛隊で再教育しても、年で頭固くなってるからダメか?何せ左翼思想者は頭いいと思ってる世代だからドーショウモナイ。

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