【緊急事態宣言は今日で解除です】24都府県、前週より感染者増 リバウンドに警戒必要
記事要約:今日は令和3年3月21日(日)。つまり、緊急事態宣言が解除される日である。ところが東京都や宮城県をはじめ、前週より感染者増の地域が24県にも及ぶという。リバウンドに警戒必要というが、結局、人が移動すれば新型コロナに感染する。変異種も日本に入ってきているのでこのまま緊急事態宣言を解除すれば、卒業式、送別会、花見、入学式、引っ越しなどの一大イベントで感染拡大は必須。
さらにGOTOキャンペーンや東京五輪の聖火リレー、東京五輪での選手や関係者の入国特例など、日本は実に危機的な状況に陥りそうなフラグがたくさんある。今回は全国の感染者の話題などで日本の3月20日までの感染者推移を見ておこう。
それで国内の感染者数のグラフである。緊急事態宣言が発動されたのは1月7日である。そのときは7639人と日本の1日の最大感染者数であった。それから見ての通り、飲食店を8時までの時短要請などしてゆるゆる規制だったが、その後は1月27日辺りから効果が出ている。これは緊急事態宣言をしてもすぐに感染者数が減るのではなくて20日ぐらいタイムラグがあるためだ。それで3月7日の緊急事態宣言は東京都やその近辺を除き全面解除となった。そして、3月20日は1517人となる。
これを見ればわかるとおり、緊急事態宣言が解除されたのは3月7日、感染者は20日後に東京都以外でも増える。つまり、4月以降に感染者が増大する。そして、東京都が3月21日に解除されば、これも20日のタイムラグで考えると,4月10日以降はさらに増大する恐れがある。結局,zeroコロナなんていうものはあり得ない。4月10日以降にどんどん増えていく感染者数を眺めることになるわけだが、そこに一大イベントで人の移動まで加わると、結局,感染者数は高止まりする恐れがある。
1日1500人ぐらいの感染者なら大丈夫と許容するが、しないかは政府の判断だが、リバウンドは必ずやってくる。それは世界の惨状を見ればわかる。ただ、日本は欧州や欧米と比べて感染者は少ない。それを最近は「肥満」が少ない理由だという記事が出てきたが,管理人はこれは当たっていると思う。
結局、我々はコロナに打ち勝つなんてことはできない。自己防衛を疎かにしないで生活していただきたい。ワクチン接種するかどうかは自己判断である。管理人は命に関わる選択を軽々しくお勧めはできない。迷ってるならギリギリまで他国の状況を見て判断するといいとおもう。
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【緊急事態宣言は今日で解除です】24都府県、前週より感染者増 リバウンドに警戒必要
厚生労働省が20日までにまとめた全国のコロナ感染状況を示す6指標によると、1週間の新規感染者数が前週に比べて増加傾向を示したのが、ほぼ半数の24都府県に上った。感染者の絶対数は一時期と比べて少ないものの、リバウンド(再拡大)に警戒が必要な状況だ。病床使用率は、大都市を抱える地域を中心に13都府県でステージ3(感染急増)以上となっている。
国内で20日、新たに報告された感染者は1517人となり、宮城は125人で最多を更新した。ほかは東京342人、大阪153人、埼玉133人、神奈川107人など。死者は計19人が確認された。重症者は前日から2人増えて332人。
https://news.yahoo.co.jp/articles/26b6c4d402264a4e8928c068c1b72d61ea600737