日本の防衛 米バイデン政権 “台湾に関する記述 日米共同声明で明記を”実現すれば1969年の日米首脳会談以来に

日本の防衛 米バイデン政権 “台湾に関する記述 日米共同声明で明記を”実現すれば1969年の日米首脳会談以来に

日本の防衛 米バイデン政権 “台湾に関する記述 日米共同声明で明記を”実現すれば1969年の日米首脳会談以来に

 今、アメリカに訪問しているガースー総理だが、17日未明にバイデン氏との日米首脳首脳会談が行われる。バイデン政権の高官によると、台湾海峡の平和と安定に関して協議するだけではなく、日米共同声明にも「明記」したいという。実現すれば1969年の日米首脳会談以来の快挙となる。ガースー総理の判断が問われることになる。

 管理人も1969年の日米首脳会談については全く知らないのだが、佐藤総理大臣とニクソン大統領の会談以来、台湾に関する記述が明記されたことがないことに驚いた。もう、50年以上も前なのだ。

 ガースー総理、ここで明記をすれば中国の圧力は強まるだろうが、国民は支持するぞ。我々、一般の日本人は台湾産パイナップルを購入して台湾を応援するぐらいしか出来ないが、中国のやっている台湾の空域に爆撃機を飛ばすなどの威嚇行為を見過ごせるわけがない。台湾産パイナップルの購入するきっかけも、中国が台湾からの輸入を禁止して、それを助けて欲しいと台湾が日本人に訴えたからだった。

 そしてその理由については「台湾の空域に爆撃機を飛行させるといった中国の行動は、平和と安定に逆行すると、明確なシグナルを送るためだ」と述べた一方で「日本が中国と経済面で強い結びつきを持っていることや、菅総理大臣がこの問題で慎重な対応を望んでいることも認識している」と述べて、緊張を高めることが狙いではないという考えを強調しました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210416/k10012977801000.html

 中国が日米共同声明で発せられた明確なシグナルを肯定的に受け止めるはずはないが、日本企業はチャイナ依存しすぎなのは指摘しておかないといけない。もちろん、韓国みたいにどっぷりとは行かないが、ユニクロや良品計画などの対応を見る限り、中国依存して目先の利益だけにしがみついて、大局を見通せない経営者も中にはいる。

 台湾侵攻が行われたら、次は尖閣諸島を狙ってくる。アメリカのアキリーノ太平洋艦隊司令官が、中国の台湾侵攻について多くの人が理解しているより切迫した状態だと述べている。そして、彼はインド太平洋司令官に就任する予定だ。

 日本企業は日本の海上ルートを中国に抑えられる危険性についてどこまで認識しているのか。中国に国際社会のルールを守らせるように動くこと。それこそ日本の国益に繋がるのだ。

 また、この日米共同声明に明記されるのは台湾のことだけではないだろう。当然、日本の尖閣諸島が日米安全保障条約の5条の対象だということも明記するはずだ。つまり、アメリカとしては尖閣諸島を守ると明記するから、日本は台湾に関する記述に協力しろと。こういう交渉なのだ。

 日本の防衛にとって日米安全保障条約5条の尖閣諸島への適用は絶対に確約しておきたい事項だ。ガースー総理は十分、承知しているはず。だから、コロナ禍なのに訪米までして共同声明という「文章」で明記してもらうのだ。確かに「踏み絵」的な要素はあるのだが、ガースー総理の決断に期待したい。

 最低でも、この仕事はこなしてくれないと訪米した意味がない。台湾有事を台湾のことだけだと勘違いしなければ、これが日本の有事であることも防衛省から説明を受けているだろう。本来なら、ガースー総理が積極的にバイデン氏に明記するように要請するべきものだ。二階氏の傀儡と言われていることを払拭するためにも、ガースー総理のリーダーシップが試される。

 一方、韓国では原発処理水の海洋放出について、突然ニダ!と叫んだが、日本は100回も説明していたことがわかった。

[blogcard url=”https://kankokukeizai.com/archives/148507″]

日本の防衛 米バイデン政権 “台湾に関する記述 日米共同声明で明記を”実現すれば1969年の日米首脳会談以来に

日本時間の17日未明に行われる日米首脳会談について、アメリカのバイデン政権の高官は、台湾海峡の平和と安定に関して協議するとともに、共同声明にも明記したいという考えを示しました。日米首脳による共同声明で台湾に関する記述が明記されれば、1969年の佐藤総理大臣とニクソン大統領の会談以来となります。

菅総理大臣とアメリカのバイデン大統領は、日本時間の17日未明、ホワイトハウスでバイデン政権発足後初めてとなる対面での首脳会談に臨みます。

会談についてバイデン政権の高官は15日、電話で会見し「台湾海峡の状況を巡り平和と安定を保ち、現状を維持するべきだとの要求について、協議や声明で触れることになるだろう」と述べ、首脳会談で台湾海峡の平和と安定について共同声明に明記したいという考えを示しました。

そしてその理由については「台湾の空域に爆撃機を飛行させるといった中国の行動は、平和と安定に逆行すると、明確なシグナルを送るためだ」と述べた一方で「日本が中国と経済面で強い結びつきを持っていることや、菅総理大臣がこの問題で慎重な対応を望んでいることも認識している」と述べて、緊張を高めることが狙いではないという考えを強調しました。

台湾周辺では中国軍が活動を活発化させ、アメリカ政府が懸念を強めていて、日米首脳会談の共同声明で台湾に関する記述が明記されれば、日本とアメリカがそれぞれ中国と国交を結ぶ前の1969年の佐藤総理大臣とニクソン大統領の会談以来となります。

また、この高官は会談に合わせて、中国が世界市場でリードしている高速・大容量の通信規格の5Gなどの技術について、日本政府がアメリカとともに20億ドルを投じる計画を発表すると明らかにし、中国を念頭に幅広い分野で日米の連携を強めたいという考えを示しました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210416/k10012977801000.html

日本の防衛 米バイデン政権 “台湾に関する記述 日米共同声明で明記を”実現すれば1969年の日米首脳会談以来に」への3件のフィードバック

  1. 菅義偉総理が台湾明記を決断するか?無理だろうな。だって無能だもんね。ウィグル族に対するジェノサイドも、北京オリンピックのボイコットにも名前を連ねることをしないヘタレだぞ。未だに尖閣諸島に自衛隊も公務員も常駐させず領土をまもる気概さえ伝わらない無能総理だぞ。おれは期待しない。

  2. 確かに、危機管理能力の観点からは、今回の武漢ウイルス感染対応を見ても菅総理は大変心許ない。ただ、現在の政治家の中に十分な危機管理能力を発動できる政治家がいるか?となると、…。正直思いつかないな。切迫した危機的な状況が『政治家』を育てる可能性に期待するしかない⁇とても心許ないですな。
     でも、日米共同声明に台湾案件を盛り込めるならば、一日本国民としては大変痛快だろうな。反日行動を繰り返す某国とは、今後も火の粉が降り掛からない程度の距離を保ちつつ辛辣な塩対応に務めて、台湾のような日本に対して前向きな対応をする国には、特段に大切に遇してその差を世界に見せつけないと、ね。

  3. 二階傀儡政権のガースーには無理だろうなw
    個人的にはこれをカードに、米国優先のファイザーワクチンを米国から直輸入
    する合意を取り付けたら有能ww
    月200万人分くらいでもいいだろうw

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です