日本の防衛 〔日米首脳〕台湾の「平和と安定」確認 安保5条、尖閣適用―「日米同盟の重要性はかつてなく高まっている」

日本の防衛 〔日米首脳〕台湾の「平和と安定」確認 安保5条、尖閣適用―「日米同盟の重要性はかつてなく高まっている」

日本の防衛 〔日米首脳〕台湾の「平和と安定」確認 安保5条、尖閣適用―「日米同盟の重要性はかつてなく高まっている」

 未明に開催された日米首脳会談の情報が入ってきた。まず、台湾について「平和と安定の重要性」を確認。東・南シナ海での中国の威圧に対抗で一致。安保条約第5条の沖縄県・尖閣諸島への適用も改めて確認。首脳会談後の共同記者会見で「日米同盟の重要性はかつてなく高まっている」バイデン氏は東京五輪・パラリンピックを開催を支持

 第一印象の会談内容であるが、とりあえず、最優先の日本の防衛の要となる沖縄県・尖閣諸島への日米安全保障条約第5条の適用を確認した。最低限の仕事はこなせたと。

 海警法のようにまとめて説明したいと思うのだが、日米安全保障条約5条について確認して欲しい。

■日米安全保障条約第5条とは

第五条 各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従つて共通の危険に対処するように行動することを宣言する。

前記の武力攻撃及びその結果として執つたすべての措置は、国際連合憲章第五十一条の規定に従つて直ちに国際連合安全保障理事会に報告しなければならない。その措置は、安全保障理事会が国際の平和及び安全を回復し及び維持するために必要な措置を執つたときは、終止しなければならない。

http://www.clearing.mod.go.jp/hakusho_data/2006/2006/html/is690000.html

 この日米安全保障条約5条が沖縄県・尖閣諸島に「適用」されることで、尖閣諸島で日本やアメリカの船が攻撃されれば、共通の危険に対処するように行動することが可能となる。中国が日本の船に武力行使をしてこない理由もここにある。これはアメリカの政権が変われば必ず確認しておきたい重要事項だった。

 次に台湾海峡情勢について「平和と安定の重要性」を確認。ガースー総理、頑張ったんじゃないか。共同声明の文書に入れることが出来ればパーフェクトだ。仮に共同声明の文書に「明記」されたら、管理人は二階氏の傀儡という評価は取り消して支持する。

 最後に東・南シナ海での中国の力による反対することで一致。これはいつも通りだな。後、東京五輪・パラリンピックの開催をバイデン氏は支持と。新型コロナの流行拡大は止まらないので、管理人は無観客試合になる予測している。後は選手や関係者にワクチンを優先して接種ぐらいだろう。

日本の防衛 〔日米首脳〕台湾の「平和と安定」確認 安保5条、尖閣適用―「日米同盟の重要性はかつてなく高まっている」

【ワシントン時事〕菅義偉首相は16日午後(日本時間17日未明)、ホワイトハウスでバイデン米大統領と会談し、台湾海峡情勢について「平和と安定の重要性」を確認した。東・南シナ海での中国の力による現状変更の試みと威圧に反対することでも一致した。
 

 米国の対日防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条の沖縄県・尖閣諸島への適用も改めて確認した。首相は首脳会談後の共同記者会見で「日米同盟の重要性はかつてなく高まっている」と強調した。
 

 首相は、今夏の東京五輪・パラリンピックを開催する決意を伝え、バイデン氏は支持を表明した。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021041700177&g=pol

■Twitterの反応

 首相官邸のTwitterでも日米首脳会談の後、記者会見の様子が確認できる。Twitterのコメントについても少し紹介しよう。Twitterのコメントを載せたいのだが、上のようにURLを載せると長くなるのでシンプルに載せるような方法を検討中だ。

日本の防衛 首相官邸のTwitterでの反応

一方、韓国の政府工作機関「VANK」が麻生財務大臣の原発処理水で「飲んでもなんちゅうことはない」と発言を批判する低俗なポスターを作成したようだ。このようなヘイトスピーチを政府工作機関が行うのが韓国である。

[blogcard url=”https://kankokukeizai.com/archives/148520″]

日本の防衛 〔日米首脳〕台湾の「平和と安定」確認 安保5条、尖閣適用―「日米同盟の重要性はかつてなく高まっている」」への2件のフィードバック

  1. あとは、日本国民が独立国としての、確たる気概を今一度取り戻すことですね。商魂も大切ですが、士魂をもっと育んでいかないと。平和平和と連呼しても、何ともならない世界情勢であることを認識しないと。モンスター中国を生み出した責任は、過去の日本の対応にもあるのですから。

    1. 先の大戦に関して、戦前、戦中のことを殊更に美化するつもりはないのだけど、職業軍人だけでなく、徴収された元民間人の兵士さえ、笑みを浮かべながら突撃して戦死する様を見て、最前線の米軍兵士は心底恐怖したと言う。その反動で大戦終結直後は日本の再武装化を非常に恐れたのだそうだ。
       そのアメリカが世界の警察の負担に耐え切れなくなり、我が国を対等なパートナーとして、頼りにしてきたことは、とても頼もしく思う。
       私も戦争なんて決して望まないが、最後の最終手段としては、明確に認めておかないと。因みに、今の憲法下では、いきなり本土決戦をするしかないようです。左派(立民&共産)の皆さん、憲法改正絶対反対‼︎と念仏唱えていて本当に大丈夫ですか⁇と問いたい。

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