日本の防衛 台湾が日米共同声明の台湾「明記」に「感謝と評価」台湾海峡の平和「世界の焦点に」

日本の防衛 台湾が日米共同声明の台湾「明記」に「感謝と評価」台湾海峡の平和「世界の焦点に」

日本の防衛 台湾が日米共同声明の台湾「明記」に「感謝と評価」台湾海峡の平和「世界の焦点に」

 日本の防衛 昨日、アメリカのホワイトハウスで開催された日米首脳会談は歴史的に大きな意義のある会談だった。その中で注目なのが半世紀ぶりに、日米共同声明で「台湾」が明記されたことだ。そして、台湾の総統府報道官が「台湾海峡の平和と安定重視に感謝し、評価する。インド太平洋地域の平和と安定にとってプラスになると信じる」と述べた。

 日米共同声明に台湾が「明記」されたことは既に触れた通りだが、では、具体的にどのように書かれてあるのか。まずはそこから見ていこう。

 外務省のHPにある日米共同声明によると、インド太平洋地域および世界の平和と繁栄に対する「中国の行動」の影響を意見交換した。経済制裁、南シナ海の基地建設などの威圧行使を問題視して、ルールに基づく国際秩序に合致しない中国の行動について懸念を共有。一言で述べれば中国は国際秩序を守れと。これは先日、管理人が特集した「海警法」のことである。海警法の問題点については3つ取り上げた。

日本の防衛 中国共産党が施行した「海警法」「中国海警局」とは何か

■海警法の問題点

1.中国政府は海警局を軍隊ではないと主張するが事実上の「軍隊」であること

2.海警法の適用範囲が国際法との整合性の観点から問題がある規定

3.海上において外国の組織、個人から不法侵害を受けた場合、武器使用の権限

 今回の日米共同声明で関連しているのは問題点2で、海警法の適用範囲が国際法との整合性の観点から問題がある規定であるということ。具体的に国際海洋法条約の何に違反するのか。それは第32条と95条である。

第三十二条 軍艦及び非商業的目的のために運航するその他の政府船舶に与えられる免除

この節のA及び前二条の規定による例外を除くほか、この条約のいかなる規定も、軍艦及び非商業的目的のために運航するその他の政府船舶に与えられる免除に影響を及ぼすものではない。

https://www1.doshisha.ac.jp/~karai/intlaw/docs/unclos.html

第九十五条 公海上の軍艦に与えられる免除

公海上の軍艦は、旗国以外のいずれの国の管轄権からも完全に免除される。

HTTPS://WWW1.DOSHISHA.AC.JP/~KARAI/INTLAW/DOCS/UNCLOS.HTML

 中国が国際海洋法条約を批准したのは1996年の6月7日、日本は6月20日に批准している。

 海警法21条で外国軍用船舶等による違反行為に対して強制退去等の措置が可能。また、22条で国家主権等が、海上において外国の組織、個人から不法侵害を受けた場合、武器の使用を含む一切の必要な措置とあるので、軍艦に対する武器の使用を排除していない。しかし、国際海洋法条約では軍艦は主権免除であり、軍艦に対する管轄権行使は国際法違反なのは言うまでもない。

 主権免除とは、国際民事訴訟において、被告が国または下部の行政組織の場合、外国の裁判権から免除される。つまり、公海上において軍艦が通るのは自由だが、軍艦が他国の軍艦を攻撃したり、拿捕するなどの実力行使で排除するのは違反行為である。東シナ海、南シナ海やインド太平洋は開かれた海である。そして、台湾海峡もそうだということ。

 日米共同声明では「国連海洋法条約に合致した形で航行及び上空飛行の自由が保証される」と書いてある。それで、ようやく台湾が出てくる。

 日米両国は、「台湾海峡の平和と安定」の重要性を強調するとともに、両岸問題の平和的解決を促す。日米両国は、香港及び新疆ウイグル自治区における人権状況への深刻な懸念を共有する。

 台湾が出てくるのこの一カ所のみだが、実は台湾ではなく「台湾海峡の平和と安定の重要性」なのだ。台湾海峡の「場所」が重要なので地図を出そう。

 台湾海峡は中国と台湾の間にある海峡のことだ。英語ではTaiwan Srtaitと書いてある。そして、ここは東シナ海と南シナ海を結ぶ重要な交通路なのだ。北に東シナ海と南が南シナ海と書かれてあるだろう。つまり、この台湾海峡は通過しても何の問題もないのだ。ただし、国連海洋法条約では、領海の幅を基線から12海里(約22キロメートル)以内と定めているので、これを守って中国と台湾の真ん中辺りを通ればいいわけだ。

 ところが、第三国軍艦の台湾海峡航行に対して、中華人民共和国は抗議や警告を行っている。そして、アメリカやフランスはそれは国際法違反だと無視して航行しているわけだ。しかし、中国はフランスにも中国の領海に侵入したと警告している。

 つまり、台湾海峡を通ることは国際法上問題はない。それを自国の領海だと主張して抗議や警告したりするのはあり得ない。日米共同声明に書かれている台湾海峡の位置づけはこういうことだ。中国は国際海洋法条約に批准しているのだから、これを守るべき立場にある。守らないならさっさと批准を取り消すべきである。

 ただし、国際海洋法条約を批准しないなら、外国の軍艦から公海上で攻撃されても国際法上、何ら問題がないことになる。国際海洋法条約で守られているのは中国も同じなのに、やっていることは国際法の違反。これが中国という国家なのだ。

日本の防衛 台湾が日米共同声明の台湾「明記」に「感謝と評価」台湾海峡の平和「世界の焦点に」

【台北時事】菅義偉首相とバイデン米大統領の共同声明に「台湾海峡の平和と安定の重要性」が明記されたことについて、台湾の総統府報道官は17日、「米国と日本政府による台湾海峡の平和と安定重視に感謝し、評価する。インド太平洋地域の平和と安定にとってプラスになると信じる」とするコメントを発表した。

 台湾周辺では、中国軍機が連日のように台湾の防空識別圏に侵入するなど、軍事的挑発を繰り返している。報道官は、「台湾海峡の平和と安定は、両岸(中台)関係の範囲から、インド太平洋地域、ひいてはグローバルな焦点に引き上げられた」と指摘。日本が台湾問題で、米国と連携する立場を鮮明にしたことで、台湾としては対中抑止力の強化につながることを歓迎している。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/e02b7d156e961e7aedece77dbd0b8399260c9f64

■5CHの反応

6<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん2021/04/18(日) 05:56:51.37ID:7gGOJGr/

さぁこの声明を出したからには、政府内の中韓奴隷議員を一掃しろよな。

16<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん2021/04/18(日) 06:02:18.90ID:QpyVGVWc>>70

世界は中華人民共和国より台湾を選んだ
世界は韓国より台湾を選んだ
世界はロシアより台湾を選んだ

そういう話です

33<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん2021/04/18(日) 06:18:29.88ID:LvgdpI/x

米中は戦争にはせんだろ
最悪、習近平の首を差し出せば終わる話

40<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん2021/04/18(日) 06:39:51.86ID:/oh49om/>>44>>46>>47>>49

長年、中国、香港、台湾と仕事をして来た俺が言うが、馬鹿な日本人はお人好しなのか、台湾タイワンって言うが、台湾人をあまり信用するなよ。台湾人の性格や性質なんて中国人と何ら変わらない。コイツらを盲目的に信用信頼しようとする日本犬が多くいる風潮に強い警戒感を抱いている

https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1618692640/-100

 これはアメリカもそうだが、無条件で他国を信用することはやめたほうがいい。台湾についてもそれはいえる。ただ、台湾と利益が一致しており、中国という明確な敵がいる以上は信用できる。一つ言えることは盲目的に相手を信じることではなく、互いの利益に対して手を取ることである。

 一方、日本の原発処理水の海洋放出に韓国が大反対したことが原因なのか。日米韓外相会合が延期となったようだ。そもそも、日本が韓国と話すことなんてないけどな。

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日本の防衛 台湾が日米共同声明の台湾「明記」に「感謝と評価」台湾海峡の平和「世界の焦点に」」への3件のフィードバック

  1. さて、立憲民主のR4はどんなコメントを出すのが楽しみだなw
    自分の出身国の平和の為に日米が協力すると言っているのだからな。
    だんまりを決め込むのか?それとも反日言動を続けるのか?
    楽しみだww

    1. 雌鳥が時を告げたら国が滅びる⇒鶏ガラがヒステリックに叫んだら党が滅びる?

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