韓国経済、朴槿恵政権が不名誉な記録 韓国経済、IMF危機後“最低”水準 2016年成長率実現は不透明に

韓国経済、朴槿恵政権が不名誉な記録 韓国経済、IMF危機後“最低”水準 2016年成長率実現は不透明に

記事要約:2015年の韓国経済成長率は2・6%だった。そして、今年は3.1%を見込んでいるそうだが、当然、そんな成長をできるはずがない。韓国経済は中国とい泥船に大量の荷物を運んで、一緒に沈没するのが運命である。

管理人は中国依存というか、一国に貿易を集中するリスクは何度も指摘した。リスクというのは何かあったときに分散して管理することが求められる。日本はそれを知っているので、多くの国々と取引をしている。しかし、韓国は中国依存を自ら進めてしまった。

大体、韓国の貿易の23%は中国に依存している。EUなどで23%とかならまだわかるんだが、中国だけで23%というのはあまりにも依存し過ぎている。その結果、中国が傾けば韓国経済も一気にダメになると。

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韓国経済、朴槿恵政権が不名誉な記録 韓国経済、IMF危機後“最低”水準 2016年成長率実現は不透明に

朴槿恵(パク・クネ)政権が不名誉な「最低記録」を打ち立てた。韓国の2015年の国内総生産(GDP)成長率は前年比2・6%と、3%台の政府目標は未達に終わり、「国際通貨基金(IMF)危機」後の歴代政権で平均成長率は最も低い水準に落ち込んだ。中国経済の失速に巻き込まれており、今年も景気回復は容易ではない。

成長率低下の元凶となったのが、韓国のGDPの約半分を占める輸出の低迷だ。輸出の伸びは14年の2・8%から15年は0・4%と大幅に縮小、リーマン・ショック直後の09年以来の低水準に落ち込んだことが大きく響いた。

さらに中東呼吸器症候群(MERS)による内需不振も影響したとみられる。MERSでは朴政権の初動の遅れも批判を浴びた。

四半期ベースでも、15年7~9月期(第3四半期)は消費喚起策を受けて1%台の成長を確保したが、10~12月期(第4四半期)の成長率は0・6%と、0%台の低空飛行に再び落ち込んだ。

朴政権がスタートした13年度の成長率は2・9%、14年度は3・3%、そして15年度は2・6%と大きく下がり、3年間の平均成長率は2・9%と3%を下回った。韓国は1997年に発生したアジア通貨危機で経済が破綻状態となり、IMFの管理下で改革を余儀なくされた。

それ以降、歴代政権での経済成長率は、金大中(キム・デジュン)大統領当時の5年間(1998~2002年)が平均5・3%、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領当時(03~07年)が平均4・5%、李明博(イ・ミョンバク)大統領当時(08~12年)が平均3・2%と徐々に下がっているが、朴政権の成長率はさらに低い。

2・6%という成長率も、IMF危機後の1998年のマイナス5・5%、リーマン・ショック翌年の2009年の0・7%、欧州財政危機があった12年の2・3%に次いで悪い数字だ。

朴政権は16年の成長率を3・1%と掲げるが、これが実現できるかどうかは極めて不透明だ。というのも、輸出に復調の兆しが見られない。

輸出は昨年1月に前年割れに転じた後、12カ月連続でマイナスとなっている。今年1月も2ケタ減が確実視されているのだ。

これはやはり中国経済失速の影響が大きい。韓国は輸出の4分の1以上を中国に依存しており、対中輸出が10%減少すると成長率も0・5%低下する計算だ。中国の15年の成長率は“公式発表”でも6・9%と政府目標の7%を下回ったが、16年はさらなる低成長に陥ると予想されている。

中国経済に巻き込まれて韓国経済も低空飛行が続きそうだ。

(http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20160128/frn1601281550002-n1.htm)

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