3重苦に直面した韓国経済…KOSPI、3年9カ月ぶりの最大落ち幅

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日経平均株価があれだけ下がったのだから、KOSPIも下がるだろうということで管理人はまだそれほど気にしてない。しかも、まだ1800もある。リーマン・ショック前は1600ぐらいだったので後200ほど余裕がある。

ウォンは1211まで下がっているのだが、これも1220を越えない限りは、まだま韓銀大勝利である。韓国経済がリーマン・ショック前の経済状態へ確実に戻りつつあるわけだが、まだまだ騒ぐ段階ではない。ゆっくりと看取っていけばいい。

注目は金利を引き下げるかだが、管理人は凍結だとみている。打つ手がどんどんなくなるので、カードを切ってしまえば、日銀みたいな結果となる。

2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

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3重苦に直面した韓国経済…KOSPI、3年9カ月ぶりの最大落ち幅

11日のソウル外国為替市場は、言葉どおり「ジェットコースター」相場が繰り広げられた。ウォンをめぐる国際金融市場の気流が時々刻々と変わりながら、ウォン高があっという間にウォン安に急変し、一日の変動幅は1ドルあたり16ウォンに達した。この日ウォンのつかみどころのない行路は外圧が起こした荒波にさらされた韓国経済の現実を見せた。

旧正月連休前の5日、1ドル=1197.4ウォンで締め切ったウォンは、この日の開場と共に強気を見せて1ドル=1189ウォン台までウォン高ドル安が進んだ。米国ジャネット・イエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長が金利の引き上げ時期を遅らせる可能性があるという意を示唆しながらドル高傾向が少し弱くなるだろうという期待感が起こりながらだ。

しかしこうした雰囲気は午後に入ってから急反転した。外国人を中心にウォンの大量に売りに出した。そのために1ドル=1205ウォン台までウォン安ドル高が進んだは結局、前場より5.1ウォン値下がりした1ドル=1202.5ウォンで取り引きを終えた。

三星先物(サムソン・ソンムル)のチョン・スンジ外国為替担当研究員は「先週、海外の債券ファンドなどが2兆~3兆ウォンほどの韓国国債を売ったが、これを『安全資産』のドルに変えて本国に送金しようとする需要が集まったものとみられる」として「ウォンは当分、国際金融市場の気まぐれな気流の変化に揺らぐものとみられ行方を予測するのが容易ではなくなった」と話した。

証券市場もやはり急落傾向を避けられなかった。連休期間に積み重ったグローバル悪材料が一気に反映された。KOSPIはオープンするやいなやあっという間に1870ポイントが崩れた。

落ち幅は時間が経つほど大きくなって、前日より56.25ポイント(2.93%)下落した1861.54ポイントで締め切った。一日の落ち幅としては2012年5月18日(マイナス62.78ポイント)以降、最大値だ。

コスダックは4.93%下落した647.69で取引を終えた。開城(ケソン)工業団地の稼働停止により南北経済協力株が暴落したためだ。

現代(ヒョンデ)証券のリュ・ヨンソク投資戦略チーム長は「原油安に日本・欧州の銀行悪化の憂慮、ここに対北朝鮮制裁など市場に影響を与える変数があまりにも多い」として「国内の証券市場も当分弱気な相場を避けにくいだろう」と見通した。

政府の動きも緊迫している。連休期間に関係機関と会議を開いてあらかじめ市場の沈静化に出た企画財政部はこの日から毎日、市場状況の点検会議を開くことにした。ただし外圧の激しさに比べて、ひとまず国内市場は善戦しているものとみている。

特に北朝鮮リスクの衝撃は、過去の事例のように短期に終わる可能性が高いと予想している。韓国の国債の不渡りリスクを反映する信用不渡りスワップ(CDS)プレミアムは5日、70bp(100bp=1%)から9日、76bp(ベースポイント)に上がって10日は74bpに多少落ちた。

だが個別の悪材料が相互作用を起こして作り出す「複合リスク」が変数だ。企画財政部の関係者は「国際社会の制裁と追加挑発が不安を高める可能性がある上に、中国経済の不安、原油価格の下落などほかのリスク要因とかみ合えば市場の変動性が一層大きくなる憂慮もある」と警戒した。

13日でスタート1カ月を迎える柳一鎬(ユ・イルホ)経済副首相兼企画財政部長官の「第3期経済チーム」としては困惑している立場だ。輸出不振と内需動力の弱体化に続き、国際金融市場の不安が本格化する「3重苦」に直面しながらだ。

「追加の補正予算の編成がなくとも3%台の成長を遂げられる」という就任初期の自信は、次第に色あせていく様子だ。

政府は内需萎縮の兆しが明確になると今月初めに財政の早期投入と個別消費税の引き下げを骨子とした「応急処方せん」を出した。しかし対外環境の悪化で輸出が減少し、金融市場の不安に為替レート・金利・原油価格など主な価格指標が揺らぐのは、政府としても色よい対策がなくて苦心しているところだ。

市場の関心は16日に開かれる予定の韓国銀行金融通貨委員会に集まっている。

ハナ金融投資のイ・ジェマン投資戦略チーム長は「米国で金利の引き上げ時期を遅らせようとする兆しがあらわれながら韓銀が早期に金利を下げうる余地は多少大きくなった」として「ただし世界経済の不安が長期化する可能性がある状態で、金利引き下げカードをあまりにも早く使ってしまえば、後から動員するカードがない苦しい状況が訪れる可能性もあり、韓銀としても苦しいだろう」と話した。

(おしまい)

(http://japanese.joins.com/article/933/211933.html)

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