韓国経済、韓国の卸売物価 2010年3月以来の低水準

韓国経済、韓国の卸売物価 2010年3月以来の低水準

記事要約:韓国の卸売物価が2010年3月以来の低水準だそうだ。物価が下がるという一般的にはデフレーションである。つまり、韓国はデフレの傾向が7ヶ月連続で続いていることになる。

ただ、この物価下落減少が国際原油の価格だけが影響しているならそれほど差し迫った問題ではない。1月の下落に減少しているのは原油関連である。逆に、農林水産品は同2.4%上昇し、3カ月連続の上昇とあるので、ここだけ見ればインフレである。まだまだ様子見というところだ。後、輸入が減少している輸入物価なども知りたいな。卸売物価だけでは正確な状況は掴みにくい。デフレと弱インフレが同時に進んでいる奇妙な事態だしな。

そろそろ基準になるものを一個、ピックアップして景気変動を見る時かもしれない。その代表は日本の場合は卵になるわけだが、韓国の卵の値段なんて特集しているサイトあるんだろうか。いや、韓国だと生鮮食品、白菜価格のほうがいいんだろうか。

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韓国経済、韓国の卸売物価 2010年3月以来の低水準

【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が19日発表した1月の卸売物価指数(2010年を100とする)は前月比0.5%下落の98.52で、10年3月(98.25)以来、5年10カ月ぶりの低水準となった。国際原油価格の下落が影響した。

前月比では7月から7カ月連続の下落。前年同月比では3.3%の下落となった。

1月の指数を品目別にみると、工業製品が前月比0.9%下落した。中でも石炭・石油製品は同10.5%下落し、昨年1月(14.1%下落)に次ぐ下げ幅となった。第1次金属(1.6%下落)、化学製品(0.3%下落)、電気・電子機器(0.1%下落)なども下がった。

電力・ガス・水道は都市ガス料金の値下げの影響で同3.3%下落した。

一方、農林水産品は同2.4%上昇し、3カ月連続の上昇となった。サービス業も同0.3%上昇した。

(http://japanese.yonhapnews.co.kr/economy/2016/02/18/0500000000AJP20160218004000882.HTML)