韓国貿易 7か月連続の貿易赤字と対中貿易赤字 専門家「貿易赤字と輸出減少が経済危機を招きかねないと」警告!【動画2つ】 

今週から11月に入って4日となり、韓国の10月の統計データが色々と出てきている。最も注目されていたFOMCの利上げは予定通り0.75%で終わり、12月は利上げ速度は鈍化する可能性は示唆されたが、実際は10月のCPIなどの統計データが鍵を握る。

そして韓国の統計データとして最も重要なのは韓国の貿易である。韓国は貿易で成り立つ国家なので、これは当然の話なのだ。だから、ジンボルトは月初めに必ず韓国の統計データを毎回、解説している。それを見ながら今後の韓国貿易がどうなっていくかの予測しながら、今後の経済状況についても分析していく。しかし、今年は本当に酷いのだ。

ジンボルトは基本的に淡々と韓国経済のニュース解説していくスタイルを14年以上も貫いている。データを参考にして分析するので基本的な経済動向を間違うことはない。韓国政府みたいな根拠のない楽観論も述べないし、良くある今年中に韓国経済が破綻するなどいう荒唐無稽な主張もしない。

ジンボルトが述べることは根拠になるデータが先にあって、それを分析したらこうなっていくだろうと予測である。ようするにありのままの韓国経済状況を読み取り、それを紹介しながら先を分析していくといえばいいのか。ただ、ジンボルトの予言者ではないので予測が外れることはある。

例えば、コロナのような感染症が世界的に大流行するなんて考えもしなかった。もちろん、ウクライナ戦争の長期化だってそうだ。ロシアが国境沿いに兵隊を集めていたので戦争するだろうと考えてはいたが、まさかここまで長期化してウクライナが優勢になるとも想定していない。そして、その想定してないことが韓国経済に大きく関わるのだ。

これが韓国経済の動向を見る上でデータだけでは正しく経済動向を分析出来ない面白さでもある。しかし、ジンボルトのサイトや動画の長期の視聴者さんは知ってると思うが、ジンボルトは4月の始まった「米利上げ」で米韓金利差が深刻な問題になることを確実に的中させてきたのはご存じだろう。

韓銀総裁や専門家ですら米韓金利差なんて問題ないと述べていたのに、そんなわけないだろう何度も突っ込んできた。そして、無能な韓銀総裁は慌てて史上初の0.5%の利上げに踏み切ったわけだ。でも、やることは遅くて楽観論しか語らない専門家ばかりなので、結局、韓国経済は追い詰められていった。

それは韓国輸出の状況もそうだ。ジンボルトは輸出額が過去最高と自慢していた時にすら、既に輸出がこれ以上伸びないデータがあることを指摘した。それは過去最高の600億ドルでも輸出量がほとんど増えてないことに注目したからだ。つまり、原材料やエネルギー価格の高騰で単価が上がったことで、過去最高の600億ドルだった。

しかも、2022年3月の時点でずっと貿易赤字が続いてるのに韓国政府は冬だから仕方ない。そのうち黒字になるといいながら、10月も貿易赤字だ。そして、7ヶ月間連続の貿易赤字となった。

韓国さん。いつ韓国の貿易赤字はなくなるんですか?そんなツッコミを入れていたら経常収支は黒字から大丈夫とか言いだす。そして、4月に経常収支も赤字になった。赤字になった理由は外国人への配当があったから仕方ない。これからずっと経常収支は黒字だ。しかし、8月の経常収支はまた赤字になった。

それで、次はどう主張したとおもう?今度は年間の経常収支が黒字だから大丈夫だとか言いだすのだ。つまり、韓国政府は何があっても危機的な状況を認めない。楽観論ばかり主張して、経済素人のユン氏ではまともな経済対策を打つこともできない。

そして、世界の流れは韓国にとって悪い方向にしか進まない。気がつけば2023年の世界経済は2022年より酷くなると言われるようになった。なのにだ。韓国政府は何もしてこなかった。どれだけのデータがあっても、それを正しく分析してまともな対応出来ないなら、無意味である。

ムン君の負の遺産の影響の大きいが、引き継いだ韓国政府の対応があまりにも不味かったので、何もかも後手にまわり、来年以降に経済破綻が見えてきた。どこから見てもリーマンを超えた韓国経済危機が進行中である。

少し前置きが長くなったが、たまに動画の視聴者さんはジンボルトの動画について間違った見方をする。他の動画では大げさに誇張するのが多いかも知れないし、今年中に破綻とか書いて再生数稼ぎしているかもしれないが、ジンボルトはそんなことは一切しない。2022年に韓国経済は破綻しないと昨年から述べてるし、実際、11月でも破綻するようなデータがない。ただ、数年後はまだわからないというのがデータから読み取れるものだ。

今回の貿易データも韓国の最新輸出状況である。これを見れば韓国経済の初心者産や、経済に詳しくなくても、解説を入れていけばどれだけ危機的なのかは手に取るようにわかるのだ。

素人でもわかる?ってことは、もう、「手遅れ」なのだ。改善の余地がない。延命することしかできない。他国の状況が良くなることを祈るだけ。でも、韓国さん。自称先進国ですよね?先進国なのにずっと他国のせいだと言い続けるんですか?

では。記事の要点を整理していく。

1.韓国の10月輸出が1年前より5.7%減少した。

2.10月の輸出は524億8000万ドル。特に半導体の輸出が17.4%減った92億3000万ドルに止まった影響が大きい。

3.輸入は591億8000万ドルで9.9%増加。特に3大エネルギー源である原油·ガス·石炭輸入額が前年同期比42.1%増加して155億3000万ドルに達した。

4.10月の貿易は67億ドルの赤字を記録した。7か月連続の赤字。今年に入って10月までの累積貿易赤字は356億ドルに増加。

5.1996年に記録した以前の最高値(206億2000万ドルの赤字)の1.7倍規模だ。年間貿易赤字はこれよりさらに拡大することが確実視

6.秋慶鎬(チュ·ギョンホ)副首相兼企画財政相「世界景気の下降と中国のロックダウンなど対外条件悪化で当分、輸出増加傾向への反転は容易ではないだろう」

7.漢陽大学経済学部のハ·ジュンギョン教授は「半導体自足経済を作るという中国政府の意志によって(中国)需要が減った影響が大きかった」とし「これまで韓国は中国の成長傾向を背に輸出を拡大してきたが、今後はこのような流れが現れにくいだろう」と話した。

8.半導体が韓国の最大輸出品目という点で、半導体景気の急冷は相当期間、韓国の輸出の足を引っ張る可能性が高い。

9.打撃を受けた品目は半導体だけではない。全体15大輸出主力品目のうち11品目が後退した。

10.今年に入って10月までの累積輸出は5774億ドルで、前年同期比10.3%増えた。今年全体としては直前の史上最高値である昨年の輸出実績(6444億ドル)を上回る可能性が高い。

11.最大交易国である中国との貿易収支は、先月12億5000万ドルの赤字だった。

12.専門家たちは、貿易赤字と輸出減少が経済危機を招きかねないと警告している。

以上の12個だ。ええ?数が多すぎる?今回は「前後編」になることをご了承いただきたい。それでは順場に見ていこう。

まず1だが、10月の輸出が1年前より5.7%減少。これについてはコロナ特需も終わり、米利上げでウォン安、世界同時リセッションで突入したことで輸出単価も減少したことなどが要因だ。そして、問題なのが25年ぶりに初めて7ヶ月連続で貿易赤字だということ。

しかも、11月、12月は季節的に寒くなる。つまり、エネルギー需要が増大するので、ジンボルトは来年の3月までは貿易赤字がほぼ確定していると見ている。ウクライナ戦争が終わり、原油価格が下がり、米利上げが落ち着き、中国経済が立ち直れば黒字になる可能性も10%ぐらいはあるかもしれない。でも、こんな状況は「夢物語」であることは言うまでもない。

何故、韓国はこれよりも状況が悪化する可能性について考慮しないのだ?そして、今、ジンボルトが注目しているのは「北朝鮮」の動向なんだよな。コロナ禍でずっと大人しくしておけばいいのに、急に何度もミサイル発射してアメリカや韓国、日本を挑発するようになった。

ユン政権が北朝鮮に対して、ムン君とは180度違い、アメリカに追随する姿勢をみせているためであるが、これ以上、経済予測が難しくなる不特定事象を追加しないで欲しい。それでなくても、レゴランドの不渡りとか、韓電や銀行の大規模社債発行で、債券市場が凍り付くなど毎月、予期せぬ経済イベントがどんどん起きるというのに。ああ、そういえば11月8日にアメリカの中間選挙もあったな。

朝鮮戦争が再開される可能性は低いと見ているが、投資家はどう判断するかは難しい。もちろん、戦争になれば韓国から投資は引きあげられる。つまり、キャピタルフライトが加速化する。韓国経済にとって良い影響はあまりない。

次は2になるが、10月の輸出は524億8000万ドル。特に半導体の輸出が17.4%減った影響が大きいと。これも何度も解説してきたが、昨年と今年の韓国の輸出が好調に見えたのはコロナ禍での「半導体特需」が起きたためだ。

半導体は面白い分野で、コロナ禍でテレワークなどの「在宅勤務」などが急激に拡大したことで、パソコン、ノートパソコン、タブレットなど需要が伸びてその核心素材である半導体も売れた。ここにビットコインなどの仮想通貨ブームで必要なマイニング需要もあった。ジンボルトの趣味の1つであるゲームコンテンツがコロナ禍で急拡大して、専用サーバーなどで使う半導体が売れた。

さらに、コロナ禍から脱却しようと経済活動が再開すればするほど半導体が欠かせなくなり、また半導体が売れた。つまり、一粒で2度美味しいみたいなものだ。まさに韓国経済の数年間は半導体によって輸出が支えられてきた。まさに半導体の「一本足打法」だ。

これは余談だが、野球が好きなら王貞治さんの「一本足打法」を覚えている人も多いかと。もう、公式デビューは60年ぐらい前か。ジンボルトは生まれてない時代だが父が野球ファンなので熱心に語っていたことを覚えている。そして、一本足打法はもう一つ意味が追加されて「 一つのことだけに頼って物事を進めること」をいうようになった。韓国の半導体はまさにこれ。半導体だけに頼って輸出を伸ばしてきた。

だから、その半導体がダメになったら韓国輸出が低迷するのは自明の理なのだ。そもそも、韓国はここ数ヶ月は600億ドル稼いでいたのに、10月の輸出は524億8000万ドルだ。76億ドルも足りない。操業日数など考慮しても、600億ドルには絶対、届かない。明らかに輸出が低迷していると。他の輸出についても見ておこうか。

世界景気の減速で半導体だけでなくコンピューター(-37.1%)、石油化学(-25.5%)、家電(-22.3%)、鉄鋼(-20.8%)、繊維(-19.1%)など輸出主力品目の大半が後退した。 自動車(28.5%)、二次電池(16.7%)、石油製品(7.6%)の輸出は増えたが、総輸出減少を防ぐには力不足だった。

そもそも半導体だけ減少したわけでもなく、ほぼ全体的にダメ。自動車や二次電池、石油製品は増加したと。

次に3だが、輸入は591億8000万ドルで9.9%増加した。原油価格は80ドル台辺りで落ち着いてるのに、韓国の輸入は増える傾向にあると。これはウクライナ戦争の影響が強い。特に3大エネルギー源である原油·ガス·石炭輸入額が前年同期比42.1%増加して155億3000万ドルに達したと。

2021年10月の原油価格はいくらだ。ええと、なんと80ドル台じゃないか。あれ?韓国さん、今と原油価格は余り変わってないぞ。ガスと石炭輸入の金額が増大したてことか。8月のニュースで天然ガスの価格が出てきたな。昨年は2ドル台だったのに、それが5倍の10ドル近くになったと。しかも、ウクライナ戦争もあり、天然ガス価格はまだまだ下がる傾向はない。

次に石炭だが、これは韓国の尿素水不足で物流大混乱事件でお馴染みだろう。中国が石炭不足で電力危機となった余波で、韓国は尿素が手に入らなくなった。それから石炭価格も急上昇したと。

次に4だが、これは既に触れている内容がほとんど。5についても、これから年間貿易赤字が増加すると。既に10月末で356億ドルの赤字なので、400億ドルを超えてくる可能性が出てきた。

そして、6は韓国政府が輸出低迷していくと。しかも、中国のせいだと言い訳。前にも突っ込んだが、韓国の輸出が低迷なのは他国のせいばかりではない。なぜなら、日本の輸出が好調だからだ。これについては1つ例をあげておこうか。例えば京セラだ。

京セラの売上高は、前年同期比15.5%増の1兆121億円となり、中間期としては過去最高。半導体関連事業が好調だった。急激に進んだ円安の影響で売上高が膨らむ効果も寄与した。本業のもうけを示す営業利益は1.1%増の764億円、純利益は3.2%増の755億円だった。

谷本秀夫社長「電子部品事業では輸出のプラスが大きい」と話した。円安による増収効果は1030億円だそうだ。

なんと、円安効果で1000億円以上の増収だ。あれ?半導体事業が好調?サムスン電子さん、SKハイニックスさん。どうして韓国企業が利益が減っているんですかね?1400ウォンまで下がれば爆売れじゃないんですか?このように円安が悪いと世間ではなぜか悪にされるが、実際、円安効果はちゃんとあるのだ。しかも、京セラは給料アップも考えているようだ。

円安のデメリットばかりをマスコミは強調するが、日本製品の品質の良さで価格競争力が付けば、日本の一人勝ちになると以前に述べた。輸出企業はどこも好調だ。

でも、日本と競争して唯一勝てていた「価格競争力」に大差がなくなれば、韓国製が売れるわけがないと。これがリーマンショックとは全く違うところだ。あの頃は日本は民主党政権で76円という超円高だった。それで韓国さんの半導体輸出の近況を読んでおこう。

半導体の輸出はすでに3か月連続減少している。今年8月(-7.8%)と9月(-5.7%)にも後退した。中国への半導体輸出が減った影響が大きかった。先月1~25日、対中国半導体輸出額は、28億2000万ドルで前年同期対比23.3%急減した。

日本の半導体は円安で好調なのに、韓国製の半導体輸出は3ヶ月連続で減少。これは作っている分野が違う。韓国製はメモリーやチップといった安価なDRAMが主流。日本は車載用の半導体、イメージーセンサーなどが中心。

なら、ソニーも売上げ好調な気がするな。調べたら、やはり、売上げが上方修正されているな。通期の営業利益の見通しを1兆1100億円から1兆1600億円としている。円安効果だろうな。逆にトヨタは車載用の半導体不足で上方修正とまでは行かなかった。

まあ、日本の輸出企業が好調なのはいくらでも出てくる。くれぐれもマスコミの一方的なニュースを鵜呑みにしないように。でも、韓国の半導体は逆にダメと。なぜなのか。中国への半導体輸出が減ったから。これは書いてある通り。そして、これも以前の動画で述べたが、中国経済の鈍化だけではなく、中国の半導体技術の向上があげられると。それは7で韓国の教授が指摘している。

つまり、韓国はお得意の半導体を売る市場そのものが消えつつあると。ただ、これは数年ぐらい時間はかかるだろう。そして、いつもの結論になるわけだ。韓国はこれから何で、どこに売って、稼ぐんですかと。

次に8だが、半導体で一本で支えてきた韓国の輸出はこれから数年間は低迷するだろう。当たり前だ。半導体が売れなくなってきているからだ。しかし、半導体だけが酷いわけではない。他の主力製品もダメだというのが9になる。これは前編でも少し触れたが、もう一度出しておこうか。

打撃を受けた品目は半導体だけではない。全体15大輸出主力品目のうち11品目が後退した。輸出減少品目はコンピューター(-37.1%)、石油化学(-25.5%)、鉄鋼(-20.8%)、家電(-22.3%)、繊維(-19.1%)、バイオヘルス(-18.7%)、ディスプレー(-7.9%)、無線通信機器(-5.4%)、一般機械(-3.4%)、船舶(-2.6%)などだ。 自動車(28.5%)、石油製品(7.6%)、自動車部品(3.2%)、二次電池(16.7%)の4品目は輸出が増えたが、全体輸出減少を防ぐには力不足だった。

もう、韓国輸出そのものが低迷している証拠だ。そして、これは大体、日本企業との競争分屋だと横の繋がりが理解出来れば、売れない理由が世界的な景気後退だけではないことがわかるだろう。韓国企業にとって景気後退より、円安の方が圧倒的なダメージを受けるてことだ。

次に10だが、今年の韓国の貿易総額だけなら、昨年の過去実績を上回る可能性が高い。しかし、利益が出ているかという点において、7ヶ月連続の貿易赤字なので、むしろ、売れば売るほど損失になっているわけだ。

つまり、2022年の韓国輸出は過去最高に好調だった主張するのは強ち間違いではない。データからも明らかだ。正し、それで韓国経済が「好調」だと吹聴するのはただのデマである。

そして、次の11が興味深い。また対中貿易赤字を出している。4ヶ月連続の対中貿易赤字が、9月は黒字になったが、10月はまた赤字と。これも読んでおこうか。

地域別に見れば、最大交易国である中国との貿易収支は、先月12億5000万ドルの赤字だった。中国への輸出が15.7%減少した反面、中国からの輸入が、11.9%増加した結果だ。対中貿易収支は、5~8月に4か月連続赤字行進を続け、9月に黒字(6億8000万ドル)に転じたが、1か月ぶりに再び赤字に転じた。

中国への半導体輸出が減ったのはさっき見てきたとおり。しかし、中国への輸入は逆に増加。気がつけばお得意様の立場が逆転していると。韓国さん。中国に売る物がなくなってきますね。ああ、あれがあるじゃないですか。KーPOPが。アレは中国で凄いファンが多いんですよね?それで、そのKPOPの売上げで韓国は食べて行けるんですか?

そう。もう一つ突っ込みたいのがこれだ。KPOPが世界中で人気といわれるが、その売上げがどれだけ韓国経済に貢献しているのか。実は微々たるものなんですよ。それを明らかにしよう。ゲンダイの記事を見れば書いてある。

2019年度の音楽産業の輸出額合計は7億5619万8000ドルで、1位は日本(55.1%)、東南アジア(17.1%)、中国(15.5%)、北米(10.6%)、欧州(3%)と北米でのシェアの伸びは目立つが、全体では日本が50%以上を占めている。

https://gendai.media/articles/-/87106?page=6

注目なのはわずか7億5619万8000ドルなのだ。たった7億ドルですよ?韓銀がウォン市場で大規模介入して1日で10億ドル使えば、KPOPの輸出額なんて消えるんですよ?そこを理解してないで韓国のKPOPが凄いとか述べている人間がいたら指摘してあげてほしい。それで、KPOPで韓国は食べて行けるのかと。

2021年の輸出額が6000億ドルで、KPOPが7億ドルぐらい稼いでも、全然、微々たるもの。経済的には1%以下の貢献。これが凄いとか言ってる時点で、経済素人しか騙せないと。KPOPが凄いというならせめて輸出に貢献するぐらい稼げるようになってからいってくれと。

わずか7億ドルでお金を落とす影響が大きいとか記事に書いてあるが、笑うしかないという。現代さん。頼むから数値を使うなら調べて、まともな記事を書いてくださいよ!

そして、ようやく最後だ。ついに専門家が、韓国経済が大ピンチだと認めてしまったと。最後に読んでおこう。

専門家たちは、貿易赤字と輸出減少が経済危機を招きかねないと警告している。延世大学経済学部のソン·テユン教授は「貿易赤字が持続すれば外貨流動性確保に悪影響を及ぼす」として「この間、強固に持ちこたえてくれた半導体部門も輸出実績が悪化したのは深刻な状況」と指摘した。

遅い。遅いですよ。ジンボルトが半年前に見えていた結論を今頃、出しますか。まあ、言っていることはその通りだ。問題はこれはどうしようもないてことだ。理由はずっと述べてきた。いやいや、でも、韓国さんには「KPOP」があるから心配しなくていいか。BTSが世界中で大人気だものな!

韓国の先月の輸出が1年前より5.7%減少した。韓国経済の支えの役割を果たしてきた輸出まで2年ぶりに崩壊した。貿易収支は1997年の通貨危機以後、25年ぶりに初めて7か月連続赤字が続いた。   

1日、韓国産業通商資源省「10月輸出入動向」によると、先月の輸出は524億8000万ドルで、前年同期比5.7%減少した。輸出の減少は、新型コロナウイルス感染症の直撃弾を受けた2020年10月(-3.7%)以来初めてだ。半導体の輸出が17.4%減った92億3000万ドルに止まった影響が大きい。半導体の輸出が100億ドルを割ったのは18か月ぶりのことだ。

世界景気の減速で半導体だけでなくコンピューター(-37.1%)、石油化学(-25.5%)、家電(-22.3%)、鉄鋼(-20.8%)、繊維(-19.1%)など輸出主力品目の大半が後退した。 自動車(28.5%)、二次電池(16.7%)、石油製品(7.6%)の輸出は増えたが、総輸出減少を防ぐには力不足だった。

反面、輸入は591億8000万ドルで9.9%増えた。特に3大エネルギー源である原油·ガス·石炭輸入額が前年同期比42.1%増加して155億3000万ドルに達した。

これを受け、先月の貿易収支(輸出額-輸入額)は、67億ドルの赤字を記録した。4月以降、7か月連続の赤字だ。今年に入って10月までの累積貿易赤字は356億ドルに増えた。1996年に記録した以前の最高値(206億2000万ドルの赤字)の1.7倍規模だ。年間貿易赤字はこれよりさらに拡大することが確実視される。

秋慶鎬(チュ·ギョンホ)副首相兼企画財政相はこの日、非常経済長官会議で「世界景気の下降と中国のロックダウンなど対外条件悪化で当分、輸出増加傾向への反転は容易ではないだろう」と話した。

半導体の輸出はすでに3か月連続減少している。今年8月(-7.8%)と9月(-5.7%)にも後退した。中国への半導体輸出が減った影響が大きかった。先月1~25日、対中国半導体輸出額は、28億2000万ドルで前年同期対比23.3%急減した。

漢陽大学経済学部のハ·ジュンギョン教授は「半導体自足経済を作るという中国政府の意志によって(中国)需要が減った影響が大きかった」とし「これまで韓国は中国の成長傾向を背に輸出を拡大してきたが、今後はこのような流れが現れにくいだろう」と話した。

その上、世界経済の鈍化とアマゾンなど米国ビッグテックのサーバー増設縮小まで重なり、半導体景気は酷寒期に入っている。半導体価格も急落した。半導体が韓国の最大輸出品目という点で、半導体景気の急冷は相当期間、韓国の輸出の足を引っ張る可能性が高い。

打撃を受けた品目は半導体だけではない。全体15大輸出主力品目のうち11品目が後退した。輸出減少品目はコンピューター(-37.1%)、石油化学(-25.5%)、鉄鋼(-20.8%)、家電(-22.3%)、繊維(-19.1%)、バイオヘルス(-18.7%)、ディスプレー(-7.9%)、無線通信機器(-5.4%)、一般機械(-3.4%)、船舶(-2.6%)などだ。 自動車(28.5%)、石油製品(7.6%)、自動車部品(3.2%)、二次電池(16.7%)の4品目は輸出が増えたが、全体輸出減少を防ぐには力不足だった。

今年に入って10月までの累積輸出は5774億ドルで、前年同期比10.3%増えた。今年全体としては直前の史上最高値である昨年の輸出実績(6444億ドル)を上回る可能性が高い。しかし、10月の輸出が減少傾向を示し、今年の全体輸出実績も色あせる可能性が高くなった。

輸出は減少したが、輸入は先月9.9%増の591億8000万ドルを記録した。これを受け、先月の貿易収支は67億ドルの赤字を記録した。今年に入って10月までの累積貿易赤字は356億ドルに達した。 特に10月までに3大エネルギー源である原油·ガス·石炭輸入額は1587億ドルで前年同期対比716億ドル増加し、貿易収支を大幅に蚕食した。

地域別に見れば、最大交易国である中国との貿易収支は、先月12億5000万ドルの赤字だった。中国への輸出が15.7%減少した反面、中国からの輸入が、11.9%増加した結果だ。対中貿易収支は、5~8月に4か月連続赤字行進を続け、9月に黒字(6億8000万ドル)に転じたが、1か月ぶりに再び赤字に転じた。

日本(-20億3000万ドル)、中東(-72億ドル)、中南米(-9億4000万ドル)でも比較的大幅な赤字を出した。ASEAN(東アジア諸国連合·25億5000万ドル)で黒字を記録したものの、全体の状況を変えることはできなかった。

専門家たちは、貿易赤字と輸出減少が経済危機を招きかねないと警告している。延世大学経済学部のソン·テユン教授は「貿易赤字が持続すれば外貨流動性確保に悪影響を及ぼす」として「この間、強固に持ちこたえてくれた半導体部門も輸出実績が悪化したのは深刻な状況」と指摘した。

https://www.kedglobal.com/jp/%E9%9F%93%E5%9B%BD-%E8%BC%B8%E5%87%BA-%E6%B8%9B%E5%B0%91-/newsView/ked202211010022

韓国貿易 7か月連続の貿易赤字と対中貿易赤字 専門家「貿易赤字と輸出減少が経済危機を招きかねないと」警告!【動画2つ】 」への7件のフィードバック

  1. 韓国の輸出に関しては(相対的な)労働生産性の悪化もかなり大きいでしょうね。相応にそれの改善が見られれば、この程度の為替差で日本に圧倒される結果にも多分なっていないし、国民福祉的な意味でもあんなデストピアになっていない。

    K-POOPに関しては(ゲンダイがどうのこうの言わなくても)突っ込みどころはあるけれども、まぁ、こんなもんですよ。古今東西、ゲーム以外のサービスビジネスが全体輸出を占めることなんてありゃしませんから。
    例えば、日本にしても(世界中でアニメが大人気と言っても)サブカルチャー全体に占めるアニメの輸出何て高が知れてるもんです。この世界に於けるサービス輸出は、昔から圧倒的にゲーム(ぎりぎり米映画ならワンチャン)と相場が決まっているもんですからね(勿論韓国でもそうで、いくら廃れてきたと言ってもK-POOPなんかよりは圧倒的です)。
    じゃあ、それが無意味的かと言うと、派生するものがいっぱいあるので、決してそうではないですけどね。アニメに関心を持った層が親日的になったり、インバウンドになったり、フィギュアを買ったり、和食を食べたり、新日本的な行動を取る訳で、しかしそれがアニメの輸出額に算定されはしないのですから。
    もっとも、じゃあ韓国のK-POOPがそうかというと、余りに市場が狭すぎる(欧米でのシェアなんて何て2-3%です)し、パラサイトやイカゲームなどのコンテンツにしても…韓国の暗部ですからねぇ、そうはならないでしょうが…。

    1. 見返してみたら、「なんて」が「何て」になっているし、新日本的は親日本的と書くべきだし、K-POOPの欧米に於けるシェアは「輸出額の」を入れ忘れてるし、打ち間違えが甚だしい。下らんコメントですが、見にくかったら申し訳ないです。

    2. コメントありがとうございます。

      確かにおっしゃっていることはわかるんですか。文化の押しつけは嫌われるので、逆にKポップから韓国を嫌いになる可能性が数値に入ってない時点で、派生効果が優れているという考えは賛同しかねますね。BTSが人気なのは見ての通りですが、それでも売上げの市場の半分は日本であるということ。しかも、その売上げも莫大な宣伝費を使っているからこそ。youtubeやビルボードで工作しなければ、BTSが本当に人気になったんですかというのが疑問点ですね。

      1. 返信ありがとうございます。

        仰っていることは全て承知していますし、理解も出来ます。また、K-POOP人気が極めてニッチで似非だと言うことは市場全体の数字から見て間違いありません。

        しかし、何というか齟齬がありますね。私が言っているのは、K-POOPを指してというより、一般論として派生効果がある(ので数字上の輸出だけではない)という話をしているに過ぎませんよ。別に優れているとは言っていません。

        また、派生効果を加味するプラスは売上の増加からある程度想像できますが、嫌いになる(ことによる期待値の減少)ということを数字上加味することははっきり言って不可能です。見えませんし、そういう視点から各メディアが取り上げることはありませんからね。
        加えて、コンテンツ産業の派生効果はその特性上、コンテンツの売上だけで判断出来ないということも知っておくべきです。是非論は別として、(売上としては計上されない)海賊版から派生することもあるわけですから。東南アジアのK-POOPなんかは、むしろこちらの影響の方が大きいんじゃないかと思いますし、聞くところによれば、中国に於ける日本史マニアの誕生は「信長の野望」の海賊版が一つのきっかけだったらしいですよ。

  2. 韓国は「K-popなどのソフトの売り上げが、工業製品全体の売り上げを挙げる」という「神話」を信じてやっているようですが、見る限り全然関係ないようですね。
    Kpopのような「官製ソフトウェア戦略」を眺めていますが、表面的にはここまででよい。忘れてはいけないのはKpopなども輸出が「増加」しているのではなく、統計上最大の売り上げだった1997年の売り上げに徐々に「回復している」という点です。ここを指摘している人は誰もおらず、いかにデータを水にニュースが流されているのかが分かります。

    1. コメントありがとうございます。

      いい着眼点だとおもいます。ただ、日本のCDもそうですが、音楽CDそのものが全盛期の時代より圧倒的に売れてない。
      それはサブスクが登場したからか。JASRACによる弊害なのか。そこは存じておりませんが、
      以前より、音楽にお金を使う人間は減ったんでしょうね。

    2. >ソフトの売り上げが、工業製品全体の売り上げを挙げる

      コンテンツ派生の話として、一応「マレーシアで即席ラーメンのシェアが増えた」とか「日本で缶コーヒーが売れた」とかあるにはありますし、旅行者(の消費)もあるので全くということはないのでしょうが、何というかどれもショボくて一過性なのですよね。

      これは、韓国のソフトコンテンツの影響力・波及力が低いということもあるのでしょうが、それ以上に韓国の消費財やサービスの品質の低さに原因があるような気がします(一例として、しばらく前の韓国の旅行者に聞いた満足度調査では、日本は27%ほどで調査国最低、中国も次点で低い)。
      せっかく引き付けた客にリピートしてもらうだけの品質を提供出来ていないことが、工業製品にしろ旅行サービスにしろ、(持続的)売上増加に繋がらないのでしょうね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です