韓国経済 今年の成長見通し1%も危ない?主要外資系投資銀行の平均1.1%【動画】

韓国経済 2023年が始まって今日で5日目となる。そして、世界の証券市場も休暇明けから開いているわけだが、その見落としはどこも暗い。2023年が世界同時不況に悩まされることは間違いなさそうな動きとなった。日経平均も年明けは急落。今日は少し戻していたが26000円を割った状態だ。岸田総理の経済対策が4日に色々と出てきたのに株価にほとんど影響なし。

一方、韓国のほうもコスピが2200割れ目前のところに、ユン氏の韓国企業の投資に対する15%、25%などの大幅な税額控除をすると発表で2200から反発。しかも、半導体やバッテリーなどの特定の国家戦略投資には大幅な税額控除を決めた。ええ、何かおかしくないか?なんで、税額控除ばかりなんだ?この疑問を到達した人は鋭い。理由は簡単だ。韓国政府は金がないのだ。手元に支援する金は既に為替介入でほとんど溶かしている。また溶かす予定だ。

韓国政府は税額控除するぐらいしか企業を支援できない。これほど今の韓国経済は危機的てことだ。だから、今回のテーマである今年の成長見落としは相次いで下方修正されている。もう、外資系投資銀行は今年の成長率をかなり低いと見ているわけだ。こちらは成長率1.6%なんて高い。0%台の成長だと予測しているが、一体どうなるかは今後の経済動向次第だ。

それでは記事の要点を整理していく。今回は今年の成長率予測と、韓国の貿易赤字についても触れていく。

■記事の要点

1.5日、国際金融センターによると、主要投資銀行9行の今年の韓国の経済成長見通しは平均1.1%だった。これは12月末基準値で、11月に予想していた数値とほぼ同じだ。

2.特に9行のうち韓国経済成長見通しを最も肯定的に見ているバンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BoA-ML)は当初2.0%を提示していたが、最新の値では1.9%から0.1%ポイント低くした。HSBCは一度に0.3%ポイント低くして見通しを1.2%と予想した。シティも先立って提示していた1.0%から1カ月の間に0.3%ポイントも下げて0.7%を予想した。

3.野村は-1.3%から-0.6%へ大きく修正した。それ以外の銀行の見通しは先月と同じだった。クレディ・スイス、ゴールドマン・サックス、JPモルガンはそれぞれ1.4%、バークレイズは1.3%、UBSは1.1%を出した。

4.主要外資系投資銀行の見通しは韓国内の主要機関よりも水準が厳しい。

5.産業通商資源部が4日に明らかにしたところによると、昨年の韓国の対ベトナム貿易収支は342億5000万ドルの黒字と集計された。輸出が609億8000万ドルで輸入の267億2000万ドルを大きく上回った。年間基準でベトナムが韓国の最大貿易黒字国になったのは初めてだ。

6.ベトナムに続き米国が280億4000万ドル、香港が257億9000万ドル、インドが99億8000万ドル、シンガポールが98億6000万ドルなどの順で貿易収支黒字が大きかった。

以上の6つだ。順番に見ていこう。

まず1だが、主張投資銀行9行の韓国経済成長率予測は平均1.1%。それで2で個別にかいてあるのだが、どこも1%前後といったところだ。ところが、3になると野村は-1.3%から-0.6%へ大きく修正した。0.6%はさすがに低いとおもうが、これから修正されるだろう。それで、4は外資系と国内主要機関の見通しに大きな差があると。まあ、国内主要機関は楽観論ぽいな。引用しておくか。

主要外資系投資銀行の見通しは韓国内の主要機関よりも水準が厳しい。0.5%~0.8%ポイントまで差が生じる。これに先立ち、韓銀と韓国金融研究院(KIF)は今年1.7%を、韓国開発研究院(KDI)は1.8%を予想した。産業研究院(KIET)と韓国経済研究院は1.9%と予想している。

さすがに1.7%とかないわな。どういう予測を立てればこんな高い数値を出したかは知らないが、経済危機なのにこんな高い成長になるわけがない。まあ、政府ドーピングという秘密兵器もあるんだが、それでも1%行けばいいんじゃないか。

次に韓国の年間貿易について出てきたので見ていく。まずは黒字国と赤字国を整理しようか。

■貿易黒字国トップ3

1位 ベトナム 342億5000万ドル

2位 米国が280億4000万ドル

3位 香港が257億9000万ドル

■貿易赤字トップ3

1位 サウジアラビア 367億1000ドル

2位 オーストラリア 260億9000万ドル

3位 日本       240億7000万ドル

以上となっている。ベトナムは確かに貿易黒字が1位となったが、これは現地の生産工場が輸入しているだけ。ただ、ここで気になるのは中国が3位にすらはいってない。これは昨年から出てきた大きな変化の流れだ。アメリカと中国の輸出状況を見ておこう。引用しておく。

昨年の対米輸出額は1098億2000万ドルで初めて1000億ドルを突破し、代表的な新興貿易市場であるインドへの昨年の輸出額は188億8000万ドルで前年比21.0%急増し過去最大に達した。特にインドは2021年の黒字国5位から昨年は4位に上昇した。

これに対し対中貿易黒字は縮小した。中国は2018年に黒字国1位だったが、2019年に2位、2020~2021年に3位となり、昨年は12億5000万ドルで22位まで下がった。対中貿易収支が20位圏外に押し出されたのは1992年に赤字を記録したのを除くと黒字を記録した年としては昨年が初めてだ。

中国の景気鈍化で対中輸出が減り、リチウムなど原材料価格急騰で対中輸入が増えた影響だ。これに対し中国に中継貿易が多い対香港貿易の黒字規模も2021年の353億ドルから昨年は257億9000万ドルに減った。

アメリカへの輸出は増えていると。さらにインドの輸出も21%急増。しかし、ここにお得さまであった中国が出てこない。しかも、昨年は12億5000万ドルで22位まで下がったという。これを見る限り、中国への輸出はもうダメかもしれんな。逆に中国から輸入が増えて、下手すれば対中貿易赤字がこれから続くことになると。

これを見る限りでは中国がコロナ禍から立ち直っても、韓国の貿易黒字国に戻るとは思えないな。しかも、中国から原材料を輸入をしないと韓国経済は成り立たない。中継貿易の香港の黒字も減ってると。最後は輸入を見ていくが、これは昨年からエネルギー価格の高騰で、サウジアラビア、オーストラリアといった資源国から輸入が急増したと。引用しておく。

赤字貿易国の順位にも変動が生じた。昨年韓国の最大貿易赤字国は367億1000ドルの赤字を記録したサウジアラビアとなった。2位は260億9000万ドルの赤字を記録したオーストラリアだった。ロシアとウクライナの戦争などの余波でエネルギー価格が急騰し輸入額がともに増えた余波だ。韓国にとってサウジアラビアは原油の、オーストラリアは天然ガスの最大の供給源だ。

しかし、韓国は原油はともかく、オーストラリアから天然ガスをどれだけの高くで買っているんだ。ただ、天然ガス価格が欧州で温冬が下がっているというニュースがある。

ブルームバーグは3日、こうしたニュースを伝えながら「欧州の予想外の暖冬は気候危機が生んだ悪材料だが、本当の敗者はプーチン大統領」と報じた。最近ウクライナ軍の奇襲攻撃でロシア軍の大規模兵力被害が相次ぐ渦中に天候さえもプーチン氏の味方にならない局面ということだ。

この冬の世界は異常気候に陥っている。北米では大雪と寒波で死亡者が続出したのに対し、欧州では新年初日にポーランドやオランダなど少なくとも8カ国で1月としては過去最高の気温を記録し、春のような陽気を見せた。北米大陸の場合、地球温暖化により冷たい北極気流が下がってきて異例の厳しい寒さを引き起こし、欧州の場合、アフリカから暖気団が北上して異常高温を引き起こしたというのが英国気象庁の分析だ。

実際にリヒテンシュタインの首都ファドゥーツでは1日に気温が20度まで上がり、チェコのヤボルニクは19.6度、ポーランドのヨドウォブニクは19度を記録した。海抜2000メートルのアルプス山脈でも雪が溶けスイスやフランスなどのスキー場は開店休業状態だ。ブルームバーグは専門家の話として「この年末年始は欧州北西部地域の気温が長期平均値より8.5度高いものと予測される」と伝えた。

温和な冬の天候で欧州各国の暖房需要が減り、プーチンのエネルギー武器化戦略も力が抜けた様相だ。昨年末から下落傾向を継続していた天然ガス価格はむしろロシアのウクライナ侵攻前の水準よりも落ちた状況だ。欧州の代表的な天然ガス価格指標であるオランダTTFハブの2月物先物価格は、2日基準で1メガワット時当たり約76ユーロだった。昨年2月24日にロシアがウクライナを侵攻する直前の約88ユーロを大きく下回る。

https://japanese.joins.com/JArticle/299564

これは長いんだが、欧州が異常気候で天然ガスがそこまで必要ではなくなったと。つまり、ロシアのプーチン氏は冬になれば欧州は天然ガスが欲しくてロシアに求めると思っていたら、温冬でそれが消えた。もちろん、欧州が別ルートから天然ガス確保に努力した成果もある。

でも、これが事実なら韓国さん。天然ガス価格が落ちてるのにどうして貿易赤字から抜け出してないんですかね?原油価格は80ドル台ぐらいだろう。まあ、何はともあれ欧州がロシア離れするには良い材料となった。ロシアのエネルギー戦略が異常気象に負けたと。

主要外資系投資銀行の見通しは韓国内の主要機関よりも水準が厳しい。0.5%~0.8%ポイントまで差が生じる。これに先立ち、韓銀と韓国金融研究院(KIF)は今年1.7%を、韓国開発研究院(KDI)は1.8%を予想した。産業研究院(KIET)と韓国経済研究院は1.9%と予想している。

主要外資系投資銀行(IB)は、韓国の今年の経済成長見通しが1%台序盤にとどまるとの予測を出した。韓国政府や韓国銀行(韓銀)が予測した1.6%~1.7%よりも低い。

5日、国際金融センターによると、主要投資銀行9行の今年の韓国の経済成長見通しは平均1.1%だった。これは12月末基準値で、11月に予想していた数値とほぼ同じだ。

しかし韓国の成長見通しを先月より「下方」修正した銀行が3行あった。「上方」修正した銀行が1行だったことを考慮すると多くの銀行が否定的予測に転じたといえる。

特に9行のうち韓国経済成長見通しを最も肯定的に見ているバンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BoA-ML)は当初2.0%を提示していたが、最新の値では1.9%から0.1%ポイント低くした。HSBCは一度に0.3%ポイント低くして見通しを1.2%と予想した。シティも先立って提示していた1.0%から1カ月の間に0.3%ポイントも下げて0.7%を予想した。

反面、経済成長率を上方修正した銀行もあったが、野村は-1.3%から-0.6%へ大きく修正した。

それ以外の銀行の見通しは先月と同じだった。クレディ・スイス、ゴールドマン・サックス、JPモルガンはそれぞれ1.4%、バークレイズは1.3%、UBSは1.1%を出した。

主要外資系投資銀行の見通しは韓国内の主要機関よりも水準が厳しい。0.5%~0.8%ポイントまで差が生じる。これに先立ち、韓銀と韓国金融研究院(KIF)は今年1.7%を、韓国開発研究院(KDI)は1.8%を予想した。産業研究院(KIET)と韓国経済研究院は1.9%と予想している。

ベトナムが昨年初めて韓国にとって最大の貿易収支黒字を上げる国に浮上した。韓国とベトナムが国交を結んでから30年ぶりだ。エネルギー価格急騰の余波で最大貿易収支赤字国はサウジアラビアとなった。

産業通商資源部が4日に明らかにしたところによると、昨年の韓国の対ベトナム貿易収支は342億5000万ドルの黒字と集計された。輸出が609億8000万ドルで輸入の267億2000万ドルを大きく上回った。年間基準でベトナムが韓国の最大貿易黒字国になったのは初めてだ。

産業通商資源部関係者は「ベトナムは東南アジアで世界的企業の生産基地に浮上している。ベトナムに韓国企業が活発に進出し緊密な経済パートナーとして位置づけられた結果」と説明した。ベトナムに続き米国が280億4000万ドル、香港が257億9000万ドル、インドが99億8000万ドル、シンガポールが98億6000万ドルなどの順で貿易収支黒字が大きかった。

昨年の対米輸出額は1098億2000万ドルで初めて1000億ドルを突破し、代表的な新興貿易市場であるインドへの昨年の輸出額は188億8000万ドルで前年比21.0%急増し過去最大に達した。特にインドは2021年の黒字国5位から昨年は4位に上昇した。

これに対し対中貿易黒字は縮小した。中国は2018年に黒字国1位だったが、2019年に2位、2020~2021年に3位となり、昨年は12億5000万ドルで22位まで下がった。対中貿易収支が20位圏外に押し出されたのは1992年に赤字を記録したのを除くと黒字を記録した年としては昨年が初めてだ。

中国の景気鈍化で対中輸出が減り、リチウムなど原材料価格急騰で対中輸入が増えた影響だ。これに対し中国に中継貿易が多い対香港貿易の黒字規模も2021年の353億ドルから昨年は257億9000万ドルに減った。

赤字貿易国の順位にも変動が生じた。昨年韓国の最大貿易赤字国は367億1000ドルの赤字を記録したサウジアラビアとなった。2位は260億9000万ドルの赤字を記録したオーストラリアだった。ロシアとウクライナの戦争などの余波でエネルギー価格が急騰し輸入額がともに増えた余波だ。韓国にとってサウジアラビアは原油の、オーストラリアは天然ガスの最大の供給源だ。

2015年から昨年まで7年連続で貿易赤字国1位だった日本は昨年は240億7000万ドルの赤字で3位に下がった。このほかカタールが160億2000万ドル、ドイツが134億5000万ドルの赤字で昨年の韓国の貿易赤字国4位と5位を記録した。

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  1. ロシアのウクライナ侵攻の「泥棒にも三分の理」なる言い分に、「親ロシアのウクライナ民族の保護のため」とあるが、無論例え三分の理があっても泥棒して良いわけはないのであるが、この点を上げてロシアを擁護する書き込みが他のサイトに時々見られる。それがプーチンの本心なら迫害を受けているとされる親ロシアのウクライナ人希望者を全てロシアに迎え入れて国籍を与え保護すれば良いのでないか?戦争仕掛けるよりも遥かにやすい費用でそれは出来る。人も死なずにすむ。日本も親日のロシア人保護の名目で、ロシアから若い女(男はダメ!)だけを日本に迎え入れて日本国籍を与えたら良いのである。昔ロシアの女と付き合ってたが、アジアの女みたくガツガツしてなくて何処かのんびりしていて、良かった。彼女との思い出で、その後家に迷い混んだロシアンブルーの猫に彼女の名を付けて飼っていたことがある。そんな細かいことを気にしないロシア人が何でウクライナ侵攻をやるのか分からない。

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