絶望の韓国経済 今年の世界成長率予測値引き上げも韓国は下方修正…IMFが見る韓国の弱点【動画】

絶望の韓国経済 最近、韓国は日本に1人当たりGDPを今年中に抜くかも知れないと期待しているわけだが、それよりも韓国が日本に成長率が抜かれる可能性が示唆された。しかも、それが証券会社の予測でもなく国際通貨基金、「IMF」の予測ということでかなり信憑性が出てきた。

20231月31日、IMFが世界経済の見通しを発表。そして、世界経済成長予測が2.7%から2.9%に上方修正した。つまり、IMFは世界の景気はもう少し良くなるだろうと考えていると。なら当然、輸出で食べている国の韓国にとって好材料のはずだ。ところがだ。IMFは逆に歓呼君経済成長予想を2%から1.7%へと大幅下方修正した。一体何故なのか。

それをこれから見ていくわけだが、IMFの成長予測は、韓銀の成長予測と同じような数値となった。実は韓銀も1月14日に今年の経済成長率を1.7%以下と下方修正を予告している。まだこれはきまってないが1.5%前後になる見通しだ。なぜなのか。輸出の見通しも最悪なだけではなく、スタグフもますます深刻化しているてことだ。

また、政策金利3.5%をさらに引きあげるかもしれないと韓銀総裁が述べている。でも、昨日の動画で触れた通り、電気代・ガス代の一度の値上げによる光熱費の高騰で、それが大きく物価上昇の圧力となっている。スタグフなのに金利を上げて、さらに韓電の天文学的な赤字のために電気料金を引きあげる。これで物価が上がらないはずがない。

では、前置きはこれぐらいにして記事の要点を整理していこう。前半はIMFの予測。後半は韓銀の成長予測である。

■記事の要点

1.IMFはこの日に発表した「世界経済見通し(WEO)」で、韓国の今年の経済成長率予測値を1.7%と提示した。これは昨年10月に出てきた直前の予測値(2.0%)に比べ0.3ポイント低い。昨年7月の発表で予測値を2.9%から2.1%に、10月に2.1%から2.0%に引き下げたのに続き、3回連続で下方調整したのだ。

2.半面、IMFは今年の世界経済の成長率予測値を2.7%から2.9%に引き上げた。インフレ対応のための利上げとロシア・ウクライナ間の戦争にもかかわらず、中国のリオープニング期待と米国・欧州など主要国の予想外の堅調な消費・投資などを根拠に挙げた。

3.主要先進国の成長率予測値は0.1ポイント引き上げて1.2%とした。米国の成長率予測値は1.0%から1.4%に、ユーロ圏は0.5%から0.7%にそれぞれ上方修正した。中国は4.4%から5.2%に0.8ポイントも引き上げた。

4.ただ、IMFは低いワクチン接種率と医療施設不足による中国経済回復制約の可能性、ロシア・ウクライナ戦争と米中貿易紛争による経済分離化などのリスクのため、インフレが確実に収まるまで金利を引き上げまたは維持し、インフレに最優先に対応すべきだと勧告した。

5.世界のインフレは今年6.6%と予想した。緊縮通貨政策、グローバル需要鈍化による国際燃料価格・商品価格下落の余波でインフレは徐々に落ちつくと予想した。

6.李昌鏞(イ・チャンヨン)韓銀総裁は同日の記者懇談会で、「物価上昇の傾向が依然として高い水準を示しており、今後も相当期間目標水準を上回ると予測されるだけに、基準金利をさらに引き上げる必要があると判断した」と説明した。昨年12月の消費者物価の上昇率は5.0%で、昨年7月(6.3%)を機に下がっているが、韓銀の物価目標値(2.0%)を依然として大きく上回っている。

以上の6つだ。

まず1だが、IMFの予測した韓国経済の成長は1.7%に下方修正。三回連続で下方修正とか。IMFは真面目に予想するきないんじゃないか。どう見ても匙投げてるか。やる気がないのかどちらかだ。昨年の7月予想で来年が2.9%成長とか、まず無理だろうに。それで下方修正した理由は予測よりも半導体の冬が長引くというものから。

実際、半導体価格に復活はみられない。おそらく2023年の上半期はダメ。下半期に復調といったところだ。2024年までいけば半導体サイクルで需要は元に戻っていくだろうが、それでサムスン電子やSKハイニックスなどの韓国勢が得意なメモリー需要が伸びるかは怪しい。しかし、今年に底を付く可能性は高いだろうな。

次に2だがIMFは世界経済成長予測を2.7%から2.9%に引きあげたと。理由は中国のリオープニング期待と。これは疑問があるな。世界は中国経済が未だに高成長を続けると考えてるが、韓国と同じで急成長を続ければ続けるほどリソースを食い潰す。

しかも、中国が急成長を遂げただけではなく、周囲に脅威を抱かせる軍事力を毎年、強化している。台湾侵攻、日本の尖閣諸島を奪おうとしており、このまま戦争もなく終わると考えるのはただの平和のぼけだ。既に米国は中国が2025年内に台湾侵攻があり得ると予測している。

2023年、2月にもなってもうじきウクライナ戦争が一年となる。このまま戦争を何年続けるか知らないが、ロシアによって戦争がこの時代でも起こりえることを人類に証明した。しかも、侵略戦争である。ロシア兵だって30万人以上が既に死亡したそうだが、それでも戦争は止まらない。ロシア国民だっていつまでもプーチンに従っているとは限らない。それを弾圧していくならロシアそのものが分裂することだってある。

少し話はずれたが次の3にいこう。主要国の経済成長予測を押し上げたと。米国、EU,、中国。特に中国は5.2%で0.8%も引き上げている。まあ、中国経済の動向は様子見でいいだろう。

それで4をみていくが、米国のインフレを抑えるために金利引き上げを維持するべきだと。それで、米国が経済成長ができるなら良いのだが、金利の上げたままなら景気は悪くなる。うん、米国についてはわからないので、専門家の意見でも見ておこうか。

――筆者のジェームズ・マッキントッシュはWSJ市場担当シニアコラムニスト

まだ始まったばかりだが、投資家はここ数週間、インフレばかりに目を光らせる姿勢を改め、経済への朗報が株式への朗報にもなる新たな型へと再び市場を移行させ始めている。

 これは、クリスマス直後から1月中旬までS&P500種指数を押し上げてきた上昇相場とは大きく異なる。その間にはインフレ懸念の後退を受けて債券利回りが低下していた。株価はそれ以降、「債券利回りの低下時に上昇」から「債券利回りの上昇時に上昇」する形に変化し、今世紀の大半にわたり正常とみなされている状態に戻った。

 言い換えれば、「インフレ率が上昇するから経済成長は悪い」ではなく、「企業利益が増えるから経済成長は良い」と解釈されているということだ。かつてのような状態に戻れると期待している投資家にとっては残念なことだが、今の状況は続かないと考えられる理由がいくつもある。

https://jp.wsj.com/articles/for-markets-good-news-is-good-news-again-11675231882

このように専門家は米国の正常な状態は続かないと考えていると。この理由についても後に書いてあるのだが、1番の理由はインフレだ。2月のFRBの利上げ。その後のパウエル議長の発言と。まあ、ここまで容易に予想できると思われる。結局、インフレが収まらない限り、米経済の見通しは暗い。2月のFOMCに注目てところだ。

次に5だが、米国のインフレだけではない。世界的なインフレについてだ。それが今年6.6%予想と。そして、インフレは徐々に落ち着くと。でも、インフレはずっとは続かない。これは経済の基本だ。景気が悪くなり、物が売れなくなれば物価が下がるのは普通のことだ。

さて、IMFは韓国経済の成長率が1.7%に下げた。しかし、一方で日本の成長率は1.6%から1.8%に上方修正したようだ。まずはそれを確認しておこう。

記事によると、IMFは今年の韓国の経済成長率の見通しをこれまでの2.0%より0.3ポイント引き下げて1.7%へと下方修正した。一方、日本の成長率は1.6%から1.8%へと引き上げた。韓国の成長率が日本より低かったのは、1967年以降の65年間で80年のオイルショック、98年の通貨危機の2回のみとなっている。

IMFは世界全体の成長率も2.9%と、前回予想より0.2ポイント上方修正した。これにより韓国の成長率と世界の成長率との差は0.7ポイントから1.2ポイントに拡大した。IMF首席副総裁は韓国の成長率見通しを引き下げた理由として「高金利と貿易赤字」を挙げ、「金利が上がったことで消費に影響が出る」「貿易収支の悪化、住宅部門の鈍化など脆弱(ぜいじゃく)性がある」と述べたという。

https://www.recordchina.co.jp/b908470-s39-c20-d0191.html

まあ、経済成長予測が1.6%ですら高いが。何しろ、2023年の大四半期はー0.4%だ。これを見る限りでは2023年の上半期はマイナス成長を続けるんじゃないか。とても、1.6%も成長するとは思えない。では、最後に韓国ネットユーザーの突っ込みを視ておこうか。

「悪いことは全て前政権のせい。そうやって尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権は任期を終えるのだろう」「尹大統領になってから大規模な貿易赤字にガス・電気代の引き上げと、良いことがない」「韓国より国民所得の高い日本が韓国より物価が安い。それなのに尹大統領はガス・電気代を引き上げ韓国の物価を暴騰させている」「コロナ禍で主要国中1位を走っていた国が一瞬にして後進国に転落した」

今の現段階での評価だが、ムン君が8割、ユン氏が2割てところだ。ムン君は経済の大天才だが、ユン氏はただの無能だからだな。でも、ガス・電気代を引きあげたのはユン氏だが、それを抑えていたのはムン君だしな。まあ、ユン氏が可哀想だと言えばそうなる。

国際通貨基金(IMF)が今年の世界経済の成長率予測値を2.7%から2.9%に上方修正したが、韓国の予測値は2.0%から1.7%に下方修正した。中国のリオープニング(経済活動再開)効果にもかかわらず、半導体輸出衝撃の余波で韓国の景気上向き効果は制限されるということだ。

企画財政部によると、IMFはこの日に発表した「世界経済見通し(WEO)」で、韓国の今年の経済成長率予測値を1.7%と提示した。これは昨年10月に出てきた直前の予測値(2.0%)に比べ0.3ポイント低い。昨年7月の発表で予測値を2.9%から2.1%に、10月に2.1%から2.0%に引き下げたのに続き、3回連続で下方調整したのだ。

半面、IMFは今年の世界経済の成長率予測値を2.7%から2.9%に引き上げた。インフレ対応のための利上げとロシア・ウクライナ間の戦争にもかかわらず、中国のリオープニング期待と米国・欧州など主要国の予想外の堅調な消費・投資などを根拠に挙げた。

主要先進国の成長率予測値は0.1ポイント引き上げて1.2%とした。米国の成長率予測値は1.0%から1.4%に、ユーロ圏は0.5%から0.7%にそれぞれ上方修正した。中国は4.4%から5.2%に0.8ポイントも引き上げた。

ただ、IMFは低いワクチン接種率と医療施設不足による中国経済回復制約の可能性、ロシア・ウクライナ戦争と米中貿易紛争による経済分離化などのリスクのため、インフレが確実に収まるまで金利を引き上げまたは維持し、インフレに最優先に対応すべきだと勧告した。

世界のインフレは今年6.6%と予想した。緊縮通貨政策、グローバル需要鈍化による国際燃料価格・商品価格下落の余波でインフレは徐々に落ちつくと予想した。

この数年間に住宅価格が急騰した地域についてはモニタリングとストレステストを施行すべきだと指摘した。このほかノンバンク部門管理監督強化、経済分離化に対応するためのグローバル貿易拡大、低所得国の債務再調整、仮想資産関連の基準設定などを勧告した。

https://japanese.joins.com/JArticle/300454?servcode=300&sectcode=300

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  1. ソニーグループ新社長に4月1日付で十時裕樹副社長の昇格が発表されました。創業者の井深大さんと盛田昭夫さんが従業員20名の小さな会社「東京通信工業」から世界トップクラスの企業「ソニー」になりましたが一度は潰れかけました。しかし見事に復活し2022年の業績は売上高約10兆円、営業利益1兆円以上になり、たった8年間で株価は15倍になりました。その反面世界中で一世を風靡した製品を生み出し続けた「俺たちのソニー」の輝きは大賀社長までで失いました。出井社長以後はサラリーマン社長になり革新的な製品を生み出すことが出来なくなり、事業再建のため世界中の国と地域で多様な事業を展開するグローバル企業になりました。十時次期社長には創業時の理念に戻り「ソニーらしさ」のある独創的な商品を提供して欲しいもんです。一方で成長事業が見当たらないパナソニックは迷走しているのが残念です。

    1. おまけ:遂にPS5が2月1日より店頭で購入できるようになるようです。PS5に続いてXbox Series X|Sが2月17日よりXは59,978円、Sは37,978円に5,000円の値上げを発表しました。今までは値下げが常識だったのに値上げとは!Nintendo Switchはどうなるのでしょうか?

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