貸し渋り 貸金業の融資が82%激減、自営業者の資金繰りひっ迫-昨年最大7万人が闇金融を利用、年1200%以上の利息も(動画)

貸し渋り 今日の韓国ニュースは資金繰りが逼迫した自営業が最後に墜ちていくヤミ金融について見ていく。銀行というのは景気が良いときは融資してくれるが、悪くなると途端にその融資が厳しくなる。すると、今度は銀行以外の金融に融資を頼るわけだが、坂に転がり落ちる自転車操業では店を営業すればするほど赤字が膨らむ。

そして、銀行や消費者金融から限度額を借りても、営業資金が足りない。ここでもう破綻を選択しなければならないのにヤミ金にまで手を出してしまう。するとどうなるのか。今から、凄絶な文章を読んでいこう。

お惣菜店や飲食店など3店舗を経営していたAさん(43)は、売り上げの減少で現金が不足すると、昨年闇金融を利用した。事業者融資と信用融資ですでに1億ウォンを受け取っており、制度圏からはこれ以上お金を借りることができなかったためだ。

最初は500万ウォンだけを使おうと決心したが、お金が必要なところが増え続け、10ヵ月間で約2000万ウォンを利用した。元金が増えたことで、毎月払う金は増え続け、闇金融2社に返済した金額は結局4000万ウォンになった。A氏は、「お金を借りるところはなく、直ちに取引業者に支払う代金はないので、利息が増えることを知っているが、闇金融まで利用することになった」と話した。

https://www.donga.com/jp/List/article/all/20230512/4150102/1

1億ウォンを借りても、足りない時点でさっさと破綻しないで、店を営業しようとヤミ金に手を出す。気がつけば、もう一つのヤミ金にまでお金を借りる。気がつけばヤミ金二社に4000万ウォン返済した。10ヶ月で2000万ウォン借りて4000万ウォン返すとか。随分、羽振りがいいよな。どうやって4000万ウォンを返したかは知らないが。

さて、このようにヤミ金に手を出せば法外な利息を取られる。でも、それは最初から契約書に書いてあることだ。結局、それにサインしてしまうまで追い込まれた時点で人生終了だ。表の消費者金融とヤミ金では全く違う。ここでは到底、言えない売買だって色々あるだろうしな。

最初にこのような事例を出したのは、やはり、金利上昇して銀行の経営が傾いてくると、貸し渋りによって融資が停止していくてことだ。それで、貸金業の融資が82%激減だそうだ。これはアメリカでも見られていること。韓国がそうなっているのは当然だよな。でも、韓国には徳政令があるじゃないか。ヤミ金に借りても徳政令で借金チャラになるかは知らないが。

では、記事の要点を聖地していく。

前半は貸金業の融資が82%激減。後半は昨年最大7万人が闇金融を利用したそうだ。金が借りられないからと、自ら地獄へと突き進む韓国人が7万人か。

■記事の要点

1.制度圏金融からお金を借りられなかった自営業者が、闇金融に追い込まれている。特に、制度圏金融の最後の砦である貸金業者が法定最高金利規制に阻まれ、新規融資を中断したり減らしたりしたことで、急にお金が必要な庶民にとって敷居はさらに高くなっている。

2.国会政務委員会所属の最大野党「共に民主党」の吳奇炯(オ・ギヒョン)議員室が、金融監督院を通じて受け取った資料によると、69の貸金業者の新規融資は、昨年第1四半期の1兆1344億ウォンから今年第1四半期は2052億ウォンに激減した。1年ぶりに81.9%も減少した数値だ。新規融資を受けた人たちも、同期間、9万1024人から2万6767人に減った。1人当たりの融資額も、1246万ウォンから767万ウォン水準に落ちた。

3.これは調達金利が急激に上がった昨年下半期から、貸金業者が新規融資を中断したり減らしてきたためだ。貸金業者等は、貯蓄銀行やキャピタル業者からお金を借りたり社債を発行して融資財源を用意するが、この調達金利が8~10%の水準まで高騰している。ここに人件費や広告費などを除けば、事実上法定最高金利である20%の水準で融資をしても収益を出せない状況だというのが貸金業界の説明だ。

4.金利高の中、制度圏金融の最後の砦に挙げられる貸付業者までもが融資の敷居を高め、昨年最大7万1000人がやみ金融市場に追い込まれたという分析が出た。また、消費者金融の利用者10人に1人は、年1200%を超える超高金利に耐えていることが分かった。

5.アンケートに回答した低信用者の68.0%は、登録貸付業者から融資を断られたことがあると答えた。最近、基準金利の上昇で資金調達コストが大きくなった貸付業者が、新規融資を中断したり、大幅に減らした結果と分析される。貸金業者のうち76.2%は、2021年7月に最高金利が24.0%から20.0%に下がった後、月平均新規信用融資の承認率が減った。

6.合法的な貸付業者が資金源を締め付け、庶民の消費者金融の利用は大幅に増えたものと分析された。庶民金融研究院は、貸付業の利用者の場合、昨年新規で3万9000人から7万1000人ほどが消費者金融市場に移動し、利用金額は最低6800億ウォンから最大1兆2300億ウォンに達すると試算した。

7.実際、消費者金融を利用したという回答者の77.7%は、消費者金融業者であることを知りながらもお金を借りたと答えた。利用金利の場合、回答者の41.3%が1年基準で元金以上の利息を負担していた。年240%以上金利を負担しているという割合も33.1%で、2021年の22.2%に比べて急増したことが分かった。特に、年1200%を超える超高金利の利用者も10.8%に達した。

以上の7つだ。それでは順番に見ていく。

1から4だが、貸付業者が貸し渋りをしてるのは法定最高金利規制20%に縛られているため。これだけでは何のことかわからないが、銀行というのはお金を一時的に預ける預金者のお金を使って、別の事業者に融資することが業務だ。その手数料や利息で利益を上げている。

問題は預金が認められない貸付業者はどこからお金を調達するのかだ。もちろん、銀行や市場から資金調達する。そうなると貸付業者は調達コストがいるわけだ。それが韓国が金利を上げていったことで、8~10%の水準まで高騰していると。すると何がおきてるのか。

以前に資金調達コストが上がって儲からない法定限度額ギリギリまで上げたという消費者金融の話を思い出して欲しい。でも、もう事実上法定最高金利である20%の水準で融資をしても収益を出せない状況になってる。するとお金を貸すだけ損失が発生する。だから、69の貸金業者の新規融資は、昨年第1四半期の1兆1344億ウォンから今年第1四半期は2052億ウォンに激減した。1年ぶりに81.9%も減少した。

法定限度額20%ではもうからない。だから貸さない。これは正しい判断だ。しかし、正しいからと言って資金繰りに困っている事業者はどうにもならない事態に陥る。そして、ヤミ金に手を出す。ヤミ金なら、本人の同意があれば金利年1200%でもいいのだ。それが消費者金融の利用者10人に1人がその超高金利で耐えているそうだ。

でも、耐えているじゃないよな?それを借りた瞬間に破産コースしかないじゃないか。借りなくても破産するしかないが。

借金に苦しむ庶民のために法定利息を20%に抑えたことで、貸付業者は金を貸さなくなった。2021年だし、庶民派のムン君のやったことなんだろうが、相変わらず経済の天才だよな。それで、6は貸付業者が貸し渋りし、代わりに消費者金融利用者が急増。凄まじい利息でも、結局、金を借りることにはかわりない。

そして、7が凄い。もう一度読んでおこう。

実際、消費者金融を利用したという回答者の77.7%は、消費者金融業者であることを知りながらもお金を借りたと答えた。利用金利の場合、回答者の41.3%が1年基準で元金以上の利息を負担していた。年240%以上金利を負担しているという割合も33.1%で、2021年の22.2%に比べて急増したことが分かった。特に、年1200%を超える超高金利の利用者も10.8%に達した。

消費者金融で元本以上の利息を負担していると。うーん。韓国さん。強く生きてくれ。金を貸すのも、貸さないのも自由だ。もちろん、借りるのも自由だ。ヤミ金に転がり込むのも自由だ。ご利用は計画的にな!それでは専門家はどう見ているのか。

庶民金融研究院は、「昨年の市場金利は大幅に上昇したが、年20%に縛られた法定最高金利で貸金業者までが融資の敷居を高め、低信用・低所得の脆弱融資者は消費者金融に追い出されている」と分析した。これに対し専門家たちは、法定最高金利を市場金利に連動して運営しながら、庶民融資の道を開く必要があると指摘している。今回のアンケートで、貸金業者は適正最高金利の水準として「年24%超過~27%以下」(52.2%)と「年27%超過~30%以下」(21.7%)を主に挙げた。

https://www.donga.com/jp/List/article/all/20230516/4158367/1

そして、貸付業者は法定利息を引きあげろと。ごもっともな意見だが、利息を引きあげたら、当然、個人の借金は増える。こんなゾンビばかり増やしてないで、もう、全部、潰そうぜ。ヤミ金に手を出すところまで行った瞬間、強制廃業でいいだろう。あまりにも馬鹿げているからな。

そして、少し時間が余ったのでこの時勢に韓国議員と学生の違いを紹介しよう。

大学生が住む寮で政策懇談会を開いた道知事と国会議員らが学生たちと同じ場所で食事をする際、自分たちだけ特別食を食べたことがわかり、議論が起きている。

15日、MBCチュンブク(忠北)ニュースによると、キム・ヨンファン忠北知事は去る9日、忠北地域区の国会議員らとソウル・ヨンドゥンポ(永登浦)区にある忠北学生寮で政策懇談会をおこなった。

議員らは懇談会後、学生食堂で夕食をとった。キム知事と議員らは学生食堂が用意した仕切りの中に集まった。ところが、懇談会に出席者と学生たちのメニューが違っていたという。キム知事と議員らのメニューにはあわびや牛肉、豚肉、うなぎなどが使用された食事が提供されていた。学生たちのメニューはカレーご飯やみそ汁、たくあんなどだった。

議論が起きると忠北道側は「国会と近かったので忠北学生寮で行事をおこなった」とし「学生たちが不快に感じるとは、到底思わなかった」と釈明したことがわかった。

「国民の力」所属のホ・ウナ議員は今回の騒動をめぐり、フェイスブック(Facebook)で
「21世紀版食卓の差別なのか。そうでなければ20世紀版権威意識におぼれた旧態をまだ捨てられないのか」と指摘。

ホ議員は「これだから、与野党が先を争って訪ねた1000ウォンの食卓も体験試食ショーという批判が出てきた」とし、「青年空間を借りて一緒に使いながら激励も共感もなかった」と述べた。

続けて「うなぎとカレーの間に置かれた仕切りの高さが数倍以上にブーメランになって民心の仕切りを高め、ムチで戻ってくるだろう」と述べた。

https://www.wowkorea.jp/news/korea/2023/0516/10395646.html

金がない学生らは朝の食事に100ウォンの朝食に長蛇の列を成していた。だが、議員はあわびや牛肉、豚肉、うなぎなどが使用された食事を同じ学食で食べる。学生はカレーご飯やみそ汁、たくあんだった。これが俺たち議員と、学生の違いだ。彼等は何しにきたんだ?学生と交流したいといいながら、自分らは学食で豪華なものを用意させて食べて、学生にたくあんと味噌汁を食べさせるのか。

いやあ。さすが議員様ですよねー。学生が不満を持つはずがない。意味がわからない言い訳。こんな連中がきれい事を述べるのだ。100ウォンの朝食を全国に拡大しようぜ。学生は助かって人気もあがるぜ。でも、俺たち、議員様はそんな粗末な食事などしないぜ。といったメッセージが込められてるんだよ。これが韓国社会である。

昨年最大7万1000人がやみ金融市場に追い込まれたという分析が出た。また、消費者金融の利用者10人に1人は、年1200%を超える超高金利に耐えていることが分かった。

お惣菜店や飲食店など3店舗を経営していたAさん(43)は、売り上げの減少で現金が不足すると、昨年闇金融を利用した。事業者融資と信用融資ですでに1億ウォンを受け取っており、制度圏からはこれ以上お金を借りることができなかったためだ。最初は500万ウォンだけを使おうと決心したが、お金が必要なところが増え続け、10ヵ月間で約2000万ウォンを利用した。元金が増えたことで、毎月払う金は増え続け、闇金融2社に返済した金額は結局4000万ウォンになった。A氏は、「お金を借りるところはなく、直ちに取引業者に支払う代金はないので、利息が増えることを知っているが、闇金融まで利用することになった」と話した。

制度圏金融からお金を借りられなかった自営業者が、闇金融に追い込まれている。特に、制度圏金融の最後の砦である貸金業者が法定最高金利規制に阻まれ、新規融資を中断したり減らしたりしたことで、急にお金が必要な庶民にとって敷居はさらに高くなっている。

国会政務委員会所属の最大野党「共に民主党」の吳奇炯(オ・ギヒョン)議員室が、金融監督院を通じて受け取った資料によると、69の貸金業者の新規融資は、昨年第1四半期の1兆1344億ウォンから今年第1四半期は2052億ウォンに激減した。1年ぶりに81.9%も減少した数値だ。新規融資を受けた人たちも、同期間、9万1024人から2万6767人に減った。1人当たりの融資額も、1246万ウォンから767万ウォン水準に落ちた。

これは調達金利が急激に上がった昨年下半期から、貸金業者が新規融資を中断したり減らしてきたためだ。貸金業者等は、貯蓄銀行やキャピタル業者からお金を借りたり社債を発行して融資財源を用意するが、この調達金利が8~10%の水準まで高騰している。ここに人件費や広告費などを除けば、事実上法定最高金利である20%の水準で融資をしても収益を出せない状況だというのが貸金業界の説明だ。

弘益(ホンイク)大学経済学部のチョン・ソンイン教授は、「コロナ禍の中、低所得自営業者の融資が急速に膨らんだ。脆弱融資者を選別して、金融当局が債務を積極的に調整しなければならない」と話した。

金利高の中、制度圏金融の最後の砦に挙げられる貸付業者までもが融資の敷居を高め、昨年最大7万1000人がやみ金融市場に追い込まれたという分析が出た。また、消費者金融の利用者10人に1人は、年1200%を超える超高金利に耐えていることが分かった。

庶民金融研究院は15日、低信用者(格付けが6~10等級)5478人と貸付業者23社を対象に、昨年12月から今年1月まで行ったアンケート調査の結果を分析し、このように明らかにした。

アンケートに回答した低信用者の68.0%は、登録貸付業者から融資を断られたことがあると答えた。最近、基準金利の上昇で資金調達コストが大きくなった貸付業者が、新規融資を中断したり、大幅に減らした結果と分析される。貸金業者のうち76.2%は、2021年7月に最高金利が24.0%から20.0%に下がった後、月平均新規信用融資の承認率が減った。

合法的な貸付業者が資金源を締め付け、庶民の消費者金融の利用は大幅に増えたものと分析された。庶民金融研究院は、貸付業の利用者の場合、昨年新規で3万9000人から7万1000人ほどが消費者金融市場に移動し、利用金額は最低6800億ウォンから最大1兆2300億ウォンに達すると試算した。

実際、消費者金融を利用したという回答者の77.7%は、消費者金融業者であることを知りながらもお金を借りたと答えた。利用金利の場合、回答者の41.3%が1年基準で元金以上の利息を負担していた。年240%以上金利を負担しているという割合も33.1%で、2021年の22.2%に比べて急増したことが分かった。特に、年1200%を超える超高金利の利用者も10.8%に達した。

庶民金融研究院は、「昨年の市場金利は大幅に上昇したが、年20%に縛られた法定最高金利で貸金業者までが融資の敷居を高め、低信用・低所得の脆弱融資者は消費者金融に追い出されている」と分析した。これに対し専門家たちは、法定最高金利を市場金利に連動して運営しながら、庶民融資の道を開く必要があると指摘している。今回のアンケートで、貸金業者は適正最高金利の水準として「年24%超過~27%以下」(52.2%)と「年27%超過~30%以下」(21.7%)を主に挙げた。

貸し渋り 貸金業の融資が82%激減、自営業者の資金繰りひっ迫-昨年最大7万人が闇金融を利用、年1200%以上の利息も(動画)」への2件のフィードバック

  1. 動画のほうは安定してユーザーも増えてコメントもがっつりついているようですが、本体であるこっちのほうは結構書き込みユーザーもそれほど多くなく寂しいですな。動画のほうが重宝される、「時代」なんでしょうね。

    1. コメントありがとうございます。

      どうなんでしょうね。ブログで何かを検索する時代が終わり、AIに変わってきております。
      物を調べるのがAIになれば、ブログやHPといったものは役割は消えていくんですかね。
      でも、AIが検索するのも、そのブログやHPだとおもうんですけど。
      動画もどうなるかはよくわからないですが、サイトは更新していきますので。

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