韓国 「成長のスーパースター」は過去の話、「先進国病」にかかった韓国経済

韓国 今回の記事はいつも通り自画自賛しながら、過去を振り返り、今は「先進国病」にかかったと嘆く記事なのだが、まずは韓国は隣に日本がいたから、アメリカの同盟国だったから成長できたという自覚を持つところからはじめてくれないだろうか。

ちょうど新札で渋沢栄一先生がクローズアップされるようになったが日本が朝鮮半島に残してきたインフラがその発展の基礎になっていることを理解していない。日本のおかげで成長できたのにそれを理解しない韓国人が現在の絶望的な韓国経済の状況を嘆いても解決策など出るわけなかろう。そもそも、彼らは韓国がリソースを他国より急速に使って急成長を遂げていたことにすら気づかない。

ここでいうリソースとは「資源」のことである。人的資源、鉱物資源、土地資源、水資源、環境資源など多岐に渡るが、韓国には経済成長を助けるのそれらの資源がほとんど残されていない。こういう感覚は三国志や信長の野望など、スマホゲームでも色々あるが、国作りゲームをやっていけばわかるんだよな。資源は全て有限である。無限に設定されているものはない。家を建てるのだって様々な資源が必要なのだ。

そして韓国に足りない資源といえば21世紀において最大の価値を持つ「原油」である。多くの再生エネルギーが登場してきているが、残念ながら原油に代わるほど安定したエネルギーを生み出すものはない。原油を生成して工場の機械を動かしたり、車を動かして荷物を運んだりするわけだ。私たちが日々、消費する電気だって多くは原油から生み出される火力や原子力から生成されている。子供でもわかる知識だ。問題は韓国には原油がないので海外から輸入するしかないてこと。

ええ?ユン氏が韓国の近海で凄い埋蔵量の天然ガス発掘を宣言したじゃないか?ああ、そういえばありましたね。最近、音沙汰ないので忘れていたが、最初から胡散臭いのでこちらは全く信じてない。まあ、調査して掘れるかどうかもわからない、採算すら計算できないものに国の未来資源を託すなどあり得ない。国のリーダーが支持率欲しさに自らの未来を語るのはいいが、できもしないことを述べるのはただの空想家とかわらない。

今回は韓国経済の未来の話が話題となるので、とりあえず、最近の原油価格動向でも見ておこうか。それに対して重要なのは既に紹介しているがハマス・イスラエル戦争においてイスラエルがハマスの指導者を殺害したことだ。これによってハマスが報復に出るのは必至、まあ、戦争だからリーダーを狙うのは当然だが、問題は被害が大きくなればなるほど原油価格が高騰していくてことだ。

だから、ここから振り返ろう。ハマスの指導者の殺害方法がなかなか酷いという。これどうみてもアメリカが全面バックアップしているよなと思う。

では、記事を引用しよう。

パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織「ハマス」の最高指導者であるハニヤ氏が、イランの首都テヘランで7月31日に殺害された。ハニヤ氏は、ペゼシュキアン新大統領の宣誓式に出席するために、イランを訪問していた。イスラエルは現段階で、コメントをしていない。イランの最高指導者ハメネイ師は、ハニヤ氏殺害はイスラエルの仕業だとして、直接攻撃を命じた。

ハニヤ氏は62歳で、パレスチナ自治区ガザ地区の難民キャンプで生まれた。ハニヤ氏は2006年にパレスチナ自治政府の首相に任命され、2017年にハマスのトップに就任した。カタールのドーハに在住していた。ハニヤ氏は、イスラエルとハマスの間で、戦闘休止交渉の鍵を握る人物とされ、ガザ地区の武装グループ指導者らとの窓口の役割を担っていた。

また、イスラエル軍は、ハマスの軍事部門「カッサム旅団」トップのムハンマド・デイフ司令官の殺害を発表した。 殺害されたハニヤ氏に同行してイランを訪問中だったハマス幹部のハヤ氏は7月31日、暗殺事件について、「ハニヤ氏がいた部屋にロケット弾が入り込み、直撃した。明らかにロケット弾で、ガラスや窓、ドア、壁が破壊されたからだ」と当時の状況を語った。

一方で、米紙ニューヨーク・タイムズは1日、イラン、米国の関係者の話として、ハニヤ氏が滞在した宿泊施設に、爆破装置が仕掛けられていたと報じた。爆破装置は約2カ月前に持ち込まれ、ハニヤ氏の滞在中を狙って、遠隔操作で爆破されたという。宿泊施設は、イランの精鋭組織「革命防衛隊」が管理・警備しているとされる。

米ネットメディア「アクシオス」は、人工知能(AI)を駆使した高性能の爆破装置が事前に寝室に仕掛けられ、イラン国内に潜伏するイスラエルの情報機関「モサド」の工作員が起爆したと伝えた。 ハニヤ氏の殺害を受け、イランの報復に向けた動きに、中東で警戒感が加速する。

オースティン米国防長官は2日、イスラエル防衛を目的に、空母「エイブラハム・リンカーン」を中心とする空母打撃群や戦闘飛行隊、巡洋艦、駆逐艦、また、追加の戦闘機部隊を中東に配備することを命じた。ブリンケン米国務長官は31日、ハニヤ氏殺害について、「知らなかった。関与はない」と述べ、米国の関与を否定した。

【イスラエルへの報復を命令】ハマス指導者を暗殺“米軍が追加派遣”中東の戦火拡大は(テレビ朝日系(ANN)) – Yahoo!ニュース

なんだろうな。イスラエルはハマスを完全に潰すつもりだというメッセージじゃないのか。ハニヤ氏は、イスラエルとハマスの間で、戦闘休止交渉の鍵を握る人物とか書いてあるんだが…それをロケット弾で部屋に打ち込むとか。他にも宿泊施設で爆破装置が仕掛けられていて遠隔操作で爆破とか。しかも、人工知能(AI)を駆使した高性能の爆破装置が事前に寝室に仕掛けられたとか。

今の暗殺はAIまで使うようになっているのか。もう、スパイ映画の世界の話ではない。アメリカは関与を否定しているが、ハマスの裏にいるイランを叩きたいのが明白。このように中東情勢は悪化している。

では、原油価格動向だ。なんとこのままだと130ドルとか。嘘だろう。

今週の米WTI原油先物価格(原油価格)は乱高下した。中国の需要懸念から7月30日に1バレル=74.59ドルと6月上旬以来の安値を付けたが、その後、中東情勢の緊迫化から78ドル台に急上昇した。

 まず、いつものように世界の原油市場の需給を巡る動きを確認しておきたい。

 石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの大産油国で構成するOPECプラスは8月1日に合同閣僚監視委員会を開催し、10月以降、一部の減産を段階的に縮小する方針を改めて確認した。

 OPECプラスは現在、正式な枠組みとしては来年末まで日量366万バレルの協調減産を実施している。さらに8カ国が同220万バレルの自主減産を行っているが、10月から来年9月にかけて段階的に縮小することを6月の会合で決定していた。

 米国の原油生産量は日量1330万バレルと過去最高水準を維持している。

 米国の原油在庫は5週連続で減少しており、その水準も6月に比べて2000万バレル以上低下しているが、今後、増加する可能性が指摘されている。

 米国の原油生産の約半分を占めるテキサス州パーミアン盆地と主要な輸出港を結ぶパイプラインの稼働率が90%超とフル稼働状態になっている。稼働率はさらに上昇すると見込まれており、近い将来、輸出できない原油が米国内に滞留するのではないかと懸念されているのだ*1

 南米ではベネズエラの原油生産量が日量10万バレル以上減少するとの観測が生じている。大統領選で現職のマドウロ氏が再選を果たしたとされているが、選挙結果に反対する市民の暴動が続いており、米国が新たな制裁を科す可能性が高いというのがその理由だ。

 需要面では世界第2位の原油需要国である中国が足を引っ張っている。

途中省略

ハマス以上に痛手を被ったのはイランだ。新大統領の宣誓式に招待した外国の要人の身の安全を守れなかったからだ。最高指導者ハメネイ師は「イスラエルに厳罰を与える」と誓った。

途中省略

1バレル130ドル?「第3次石油危機」のリスクは…

 ネタニヤフ首相の7月の米国訪問は失敗に終わった感が強い。米国のさらなる支援を勝ち取ることが目的だったが、逆に、頼みの綱のトランプ氏からもガザ戦争の早期終結を迫られる格好となった。

 焦ったネタニヤフ氏が、米国の関与を引き出すために中東情勢のさらなる悪化を企図してハニヤ氏の暗殺を実行したのではないかと思えてならない。戦争の継続で自らの生き残りを図るネタニヤフ氏がさらなる「爆弾」を投ずる可能性も排除できないだろう。

「抵抗の枢軸」と呼ばれる親イラン勢力の動きも気がかりだ。

 イスラエルと戦火を交えるレバノンの武装組織ヒズボラの指導者ナスララ氏は1日「イスラエルとの戦闘は新たな局面に入った」と報復攻撃を明言した。

 ハニヤ氏の暗殺以前から「すべてのレッドラインを超えた」としてイスラエルに猛反発していたイエメンの武装組織フーシ派も報復活動に出るのは確実だろう。

 フーシ派はイラクの親イラン武装勢力と連携する動きを見せている。親イラン勢力が連携して戦闘行為に出れば、湾岸産油国に火の手が及ぶリスクが上昇する。

 市場では「中東情勢の混乱で原油価格は1バレル=130ドルに高騰する」との声も出ている*2

「第3次石油危機が起きる」と断言するつもりはないが、中東情勢のさらなる悪化は避けられないのではないだろうか。

原油価格130ドルも?ハマス最高指導者暗殺で中東緊迫、イスラエルvs「抵抗の枢軸」親イラン勢力の連携で戦火拡大へ (msn.com)

さすがに130ドルとか俄には信じられないがイランが参戦したら、第三次石油危機は起きる可能性はある。韓国経済が瞬殺される未来があるてことだ。今のウォンレートで韓国が赤字にならない原油価格っていくらですかね。80ドルでもきついはずだ。これが90ドル、100ドルとかになれば半導体は好調がどうとかで補えるものではない。まあ、130ドルになれば韓国経済は確実に破綻する未来だと思う。食料品価格高騰だけではなく、全ての製品はハイパーインフレとなる。

では、韓国経済の未来を見ていこうか。

記事を引用しよう。

高所得国に飛躍できず停滞する「中所得国の罠」を克服した成功事例として、世界銀行は韓国に注目し「成長のスーパースター」と称賛した。世界銀行は中所得国の罠(わな)に関する報告書の中で、韓国について「投資、技術の導入、革新などの戦略を効果的に実行に移し、めざましい経済成長を遂げた」と評した。世界銀行はこの報告書を「全ての中進国の政策立案者にとって必ず熟知すべき必読書」とした。

 しかし世界銀行のこの評価はすでに「過去形」になりつつあり、韓国経済が今直面している状況は「成長のスーパースター」とはかけ離れている。成功の秘訣(ひけつ)とされた開放・革新・投資は韓国ではもはや見られず、それどころか成長がストップした「先進国病」の患者のようだ。1990年代まで2桁の成長率を記録し続けた韓国経済は2000年代に入ると5%台、2010年代には3%台、2020年以降は2%台と成長率が低下している。物価上昇なしに達成可能な潜在成長率は2030年代以降1%台に低下するとも予想されている。

 世界で少子高齢化が最も深刻で慢性化した状況にありながら、成長の活力回復に必要な労働、教育、年金などの構造改革は一向に進まない。高速成長を引っ張ってきた国の競争力が崩壊し、突破口を切り開く役割を担うべき政治は極端な陣営論理に捕らわれ政争に明け暮れている。財政の健全性はこれまで韓国経済の最大の強みの一つだったが、政界のポピュリズム競争はこれをも崩壊させ、「国の負債1000兆ウォン(約107兆円)時代」をすでに迎えてしまった。

 韓国経済は27年前に1人当たり国民所得1万ドルを突破し、「先進国クラブ」と称される経済協力開発機構(OECD)に加盟したが、その直後にアジア通貨危機で国が不渡りとなり経済が崩壊した。国民全体が金を集める運動に参加するなど、骨を削るような構造改革によって危機を脱出し、今や所得3万ドルを達成して先進国の一員となったが、再び構造的な低成長の兆しが見え始めている。世界銀行の報告書は「古い制度や慣習の創造的破壊が経済成長を引っ張る」と指摘しているが、今のように「先進国病」に陥り、しかも構造改革のゴールデンタイムまで逃してしまえば、韓国経済の成功神話はいつしか完全に過去の話になってしまうだろう。

「成長のスーパースター」は過去の話、「先進国病」にかかった韓国経済【8月3日付社説】-Chosun online 朝鮮日報

何が成功神話だ。相変わらず、日本が隣にいたから。アメリカの同盟国だからという事実を理解しない。こんな馬鹿げた記事を書いて未来を警告しているわけだ。彼らは自分らの未来を警告するのはいいんだが、前提が自画自賛が始まるので彼らが自ら滅びるのは分析不足というのが大きいんじゃないか。間違った前提で話を進めれば上手くいくことはほとんどないんだよな。

しかも、構造改革のゴールデンタイムとか言い出す。この記事は少子高齢化社会や財政赤字を警告しているが、輸出一辺倒という歪んだ構造改革にも触れない時点でお話にならないですよ。そもそも韓国は自分たちが勝手に先進国とか述べているが、韓国が先進国だと認めている国はどこにあるんですかね。せいぜいG20ですよね。しかも、ここから低成長時代に入るので脱落していくのが目に見えている。

そもそも韓国は最初から勘違いしている。いつから高所得国に飛躍できず停滞する「中所得国の罠」を克服したと思い込んでるんだ?韓国は中国と同じでその罠にかかったままですよ!

支持率欲しさに政府が空売り禁止して、外資が国際基準に則って空売り得していたら韓国では違法とか、意味わからない理由で課徴金を請求するような無能で幼稚な国だぞ。自分らで先進国と名乗るならまともな市場取引ぐらいしたらどうだ?ゴールドマンサックスが切れていただろうに。

先進国の基準は3万ドルとかじゃない。国際基準というルールをしっかり守り、自分たちの都合でそのルールを破るような連中は先進国と呼ばれるのはほど遠いてことだ。大手外資系がここ10年で続々と撤退しているのに過去に成功したとか自画自賛しても意味ないだろうに。外資が撤退する理由は韓国に拠点を構えてもリターンが少ないからだ。利子収入しかないとか言われていたものな。

韓国が懸念しなければならないことは色々あるが、残念ながら手遅れだ。ゴールデンタイム以前の問題だ。改革が進まないと嘆いてるが、改革できないんだよ。例えば、韓国では不当な安い電気料金が続いて韓国電力や天文学的な赤字を抱えているが、これを引き上げることすらできてないよな?

このままだと電気買えずにブラックアウトだ。でも、適正価格が今の40%以上の値上げだから韓国企業や庶民は電気代高騰して生きていけるのか。甚だ疑問だ。そこに中東情勢悪化で原油価格急騰の危機。数年後の未来ですら危機的だという。

先進国病というワードがでてきたので、病気でいうなら深刻な動脈硬化症を煩っている。そこら中で血液が流れなくなってきているのに一つの規制改革でどうにかなるものではない。天才外科医であるブラックジャック先生やドクターkでもお手上げだ。いくら彼らでも同時に血管を全て正常に戻すようなことはできないだろうしな。

そのうち、脳出血、心筋梗塞を引き起こして最後は国家破綻だ。

韓国 「成長のスーパースター」は過去の話、「先進国病」にかかった韓国経済」への4件のフィードバック

  1. 日銀の総裁と言い、財務大臣と言い、ハイエナに舐められている、切った張ったに弱いのでは無いかと、危惧していた事が現実になり株価は暴落 円は急に円高でボロボロでしょう、ハイエナが虎視眈々と狙っていたのはミエミエで、これを副作用などでかたずけられたらたまった物では無い、なんだかな~

  2. 酷い、酷い、酷すぎる!日経平均株価が断崖絶壁から飛び降りたように下落しています。新NISAで株を始めた人は大損で後悔してもう投資は止めるでしょう。【岸田政権の今年を「資産所得倍増元年」として「貯蓄から投資へ」を大胆かつ抜本的に進めていきます】が裏目にでました。株価が上昇する時はマスコミや経済評論家は投資しないと時代に乗り遅れると言って投資初心者を煽りますが一攫千金の夢は危険です。投資はギャンブルではありません長期・積立・分散を基本に精神と時間と資金に余裕を持つことが大事です。今回の暴落で信用取引で追証で追い詰められる人が出ないか心配です。日本銀行の追加利上げはタイミングが悪すぎたんじゃないのかな。植田総裁さん“脱デフレ”は大丈夫か? 素人が日銀総裁に文句を言うのもなんですが。

  3. 日本が隣にある幸運とアメリカが同盟国であることの好運。それぞれが韓国に対して見切りをつけはじめて要ることに気づかないのだろうか。日本の失敗は岸田文雄が総理であること。アメリカの失敗は地政学に基づいた韓国重視の姿勢。日本は経済でアメリカは軍事で韓国軽視は進むだろう。アメリカはハリスが勝てば同盟維持はゆるがないだろうけど、トランプが勝ったら在韓国駐留軍の撤退は確実になる。出ていかれたら困る韓国政府は言いなりになり金をはらうしかない。日本は次の総理がだれになるか?いづれにせよ韓国支援は世論の支持はえられまい。さ。

    1. 「日本が隣にあったから」、まさにこの言葉に尽きますね。

      コリアン共が優秀だと言うんなら、なぜ李氏朝鮮では衰退の一途を辿り、原始人のような暮らしをしていたのか。

      まあ、彼らに「論理」を求めること自体、意味がありませんが

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