韓国 上半期103兆ウォンの財政赤字…来年の支出増加率3%で検討

韓国 世間ではお盆休みであるのだが、そのお盆の最中に大きな二つのイベントが起きている。一つは日本の岸田総理が次の自民党の総裁選を立候補しないと表明したことで、日本も総理大臣交代が確実となった。まあ、これについては色々と思うことはあるがとりあえずお疲れ様ということだ。だが、日韓通貨スワップ100億ドル締結と、韓国をホワイト国に復帰させたことは生涯の黒歴史としてこちらは胸に刻んでおくからな。

この先、岸田総理が辞めた後に、おそらくたいした影響力もないまま議員活動を続けていくのだろうが、そんな未来の話はどうでもいい。大事なのは岸田総理が辞めることで日本経済や日経平均株価にどう影響してくるかてことだ。この場合、新総理が誰になるかで大きく変化するので、総裁選に誰が出るのか。決まらないうちはわからないというか。推薦20人を集めるのは難しいんだよな。

なんで候補が絞れてから考えてもいいと思われる。どうせ我々には選択肢はない。大統領選挙みたいに選べるならいいのだが、日本の民主主義ではそれはできないルールがある。まあ、日本の総理の交代は重要な経済の話題なので軽く取り上げておいたが、もう、辞める総理のニュースなんて確認しなくていいよな。ソースはそこら中にあるしな。

では、それぐらいにして二つめにいこう。もちろん、米CPI発表である。先日、7月の生産者物価指数が発表されて予想より上昇が低く9月の利下げ観測が高まった。そして、CPIはどうなったのか。ああ、これもう9月の利下げが確定かもしれない。数値を見ればそんな感じだが、今後、岸田総理が辞めるよりもこちらのニュースは確認しておかないとな。

では、記事を引用しよう。

[ワシントン 14日 ロイター] – 米労働省が14日発表した7月の消費者物価指数(CPI)は、前月比0.2%上昇し、6月の0.1%低下から反転した。前年比では2.9%上昇し、伸びは前月の3.0%から鈍化。前年比上昇率は2021年3月以来、初めて3%を下回った。

ロイターがまとめたエコノミスト予想は、前月比0.2%上昇、前年比3.0%上昇だった。

変動の大きい食品とエネルギー成分を除くコアCPIは前月比0.2%上昇。6月は0.1%上昇していた。前年比では3.2%上昇と、伸びは前月の3.3%から縮小し、21年4月以来の低水準となった。

エコノミスト予想は前月比が0.2%上昇、前年比が3.2%上昇だった。

<9月の0.25%ポイント利下げ観測高まる>

前日に発表された7月の卸売物価指数(PPI)も伸びが鈍化。インフレが確実に下降傾向に戻ったことが示唆された。 

米連邦準備理事会(FRB)が来月に利下げを実施するとの観測に変わりはないが、インフレ率はFRBが目標とする2%をなお上回っているため、労働市場が悪化しない限り、9月に0.50%ポイントの大幅利下げが決定される公算は小さいとみられている。

米CPI、7月は前年比2.9%上昇 約3年半ぶりに3%割れ | ロイター (reuters.com)

まあ、このように3年半ぶりに3%以下ということで、これは確実に物価が下がっている傾向だ。だから、9月の利下げだろうと。ここまではいいんだが、利率はどうなのかと。こちらは0.25%だと考えている。確かに2.9%まで下がったが、目標の2%はまだまだ遠いんだよな。だから、0.5%も一気に下げることはないと。

ただ、気になるのは原油価格高騰だ。現在は77ドルまで下がってるが、イランが大規模報復攻撃をするなら確実に上がる。今週中とか述べているが、その変数がどうなるかでアメリカのCPIにも影響してくるので8月や9月に物価を押し上げる可能性がある。

では、金融ニュースはこれぐらいにして本題にはいろうか。

まず、岸田総理が辞めたことで日韓関係がどうなるかというのは、こちらの関心事である。それは次の首相が韓国の対応をどう考えているかという問題もあるのだが、韓国メディアは岸田総理が総裁選を辞退したニュースを速報で取り扱っていた。韓国に甘い総理だから、土下座外交していれば良かったものな。

まずは日韓関係ニュースについて見ていこうか。

【ソウル時事】韓国の尹錫悦大統領は、自民党総裁選への不出馬を表明した岸田文雄首相と信頼関係を構築し、日韓関係の改善を進めてきた。国交正常化60周年の節目を来年に控え、韓国は日本の首相が交代しても協力強化の基調を維持したい考えだ。

 韓国メディアは、岸田首相の総裁選不出馬を速報で伝えた。聯合ニュースは「政権支持率が危機水準の10〜20%台にとどまり、党内外から退陣の圧力を受けてきた」と紹介。夕刊紙・文化日報は、バイデン米大統領の再選出馬辞退に続き岸田首相が退けば、日米韓協力への「悪影響が懸念される」と指摘した。

 尹氏は、岸田首相について「互いに信頼している」と語り、関係改善を導いてきた。7月の「佐渡島(さど)の金山」(新潟県佐渡市)の世界文化遺産登録では、朝鮮半島出身者に関する展示を現地に設けることを条件に韓国が同意した。

 両首脳は、国交正常化60周年に合わせて協力強化を目指すことで一致していた。韓国外務省関係者は「60周年を関係飛躍の契機にする計画だ」と説明。首相が交代しても「両国関係の前向きな流れが続くよう努力していきたい」と強調した。

関係改善の維持期待 尹大統領、岸田首相と信頼構築―韓国:時事ドットコム (jiji.com)

すげえよな。ここまで岸田総理はユン氏に騙されて徴用工問題では韓国に資産現金化されながら、互いに信頼しているそうだぞ。しかも、60周年に合わせて協力強化?ええ、そんなことしなくていいぞ。結構だ。ノーセンキューだ。韓国とは関わらない。教えない。助けないという三原則を守らないと、ただちに法則が発動するぞ。岸田総理の支持率低迷が韓国に甘い対応しているから保守派層にも見捨てられたと理解してないんだろうか。

そのユン氏も実は野党が弾劾に動いているので、あと、3年も大統領でいられるかどうかは知らないがな。既に韓国の国会は野党が独裁しているので、ユン氏が何をしようが野党がすぐにひっくり返す。支持率も3割程度で低迷しているからな。

では、ネットの突っ込みを見ておくか。

1.退陣する相手に媚を売っても意味はねえよw

2.竹島海域で海底調査やっててこれだ。

3.冗談もたいがいにな。次の政権では韓国はガン無視だよ。

4.ここんとこ、地裁レベルで、徴用工裁判で、日本企業への賠償判決が複数連発してる。今までの訴訟などでは出て来なかった企業までターゲットにどんどん追加されてる。

5.多分アメリカの命令だろうけど、日韓関係ではホント余計なことしかしなかったなこいつ

6.岸田が売国で無能すぎるから韓国も岸田が相手なら何でもできるはずと攻勢を強めてる感があるんだよな
安倍総理の時に韓国は辛酸を舐めただろうから

7.ユンは国民に叩かれながらも日本にすり寄ったのに
岸田がやめて努力が水の泡だったな

8.竹島仏像返したのか慰安婦捏造認めて謝罪し慰安婦像撤去したのか徴用工判決破棄したのか
レーダー照射認めずうやむやに
すべて韓国が起こしたごたごたで解決もせずに日韓友好なんかあるわけもない

9.韓国が自発的に離反するならその通りなのだが韓国は日本に責任転嫁するので
結局日本人に犠牲を強いることになる
韓国の欺瞞を暴けばそれを回避できるし事実そうしてきたのだが
結果として韓国が急激な少子化で弱体化してご覧のあり様だよ
韓国にももう時間はないのだ

10.韓国必死やなあ
不動産PFの崩壊ももうすぐ出し大変よね

以上の10コだ。

なるほど。確かに次の総理次第では日韓関係がそのまま終了する可能性があるのか。しかも、アメリカも大統領が代わるので、韓国に甘い大統領になるとは限らない。トランプ氏なら確実に韓国には厳しい大統領だ。

ハリス氏については謎だらけである。彼女の外交姿勢とか出てこないからな。トランプ氏はガザ情勢を解決しようとか色々動いているんだが。まあ、まだ現役でバイデン氏がいるからハリス氏は動きにくいのか。単に民主党の傀儡なのか。日本の次期総理とアメリカの次期総理。読めない変数が多すぎるな。

それで韓国にもう時間がない。確かにその通りだ。韓国は低成長時代の泥沼に足を踏み入れた。もう、3%成長もできない。頑張って2%前後である。そもそもこれから少子高齢化社会に突入していくのだから、韓国に希望なんてないよな?韓国企業は海外に拠点や工場を構えて、韓国には本社を置いてるだけ。韓国の製造業は高齢者と外国人が支えている現実。若者は製造業を嫌っている。

そもそも、家計も企業も自営業も国家も多額の債務でどうしようもない状態だ。韓国の輸出が昨年は不調だったこともあり、韓国は昨年から税収不足で悩まされている。その税収不足の半年間の合計が出てきた。どうやら100兆ウォンを超えたらしい。つまり、日本円で11兆円ぐらいか。やばいな。これ!

まあ、これだけの財政赤字を抱えて、すでに国家債務は1100兆ウォンだったか。あれ?来年は1200兆ウォンですか。上半期で100兆ウォンだから、下半期は半分に抑えても150兆ウォンだよな。そろそろ経済破綻だけではなく国家破綻が見えてきているんじゃないか。

こちらは韓国経済を看取るのをライフワークしているが、国家破綻まで別に看取ろうとは思ってないぞ。しかし、この財政赤字はヤバイ。今年も内需崩壊しているので、いくらサムスン電子やSKハイニックスが税金を払っても税収不足だろうな。増え続ける国家債務。韓国さんの手足はがんじがらめ状態ですが、いったい、どうするんですかね。赤字国債刷りたくないからと韓銀から金を借りても費用対効果は少ないぞ。

では、記事を引用しよう。

今年上半期、韓国の財政赤字が100兆ウォン(約10兆8260億円)を超えた。新型コロナウイルス感染症に対する緊急災難支援金の執行で支出が大きく膨らんだ2020年(110兆5000億ウォン)以降、二番目の規模だ。政府支出は増えるが企業の業績悪化で法人税納付実績が大幅に減った影響だ。来年度の予算案を編成中の韓国政府は総支出増加率を当初予定されていた4.2%より低い「3%台以下」に低める方向を検討しているという。2年連続で税収欠損が有力視されている状況で、緊縮の方向で引き続き健全財政基調を守っていこうとの趣旨だ。

14日、韓国企画財政部が発表した「月間財政動向8月号」によると、上半期の政府総収入は296兆ウォンで1年前に比べて3000億ウォンほど減った。反面、総支出は同じ期間20兆3000億ウォン増となる371兆9000億ウォンを記録した。昨年は総収入(-38兆1000億ウォン)と総支出(-57兆7000億ウォン)がともに減ったが、今年は収入は減って支出は大きく増えた。

総収入から総支出を引いた統合財政収支は76兆ウォンの赤字を記録した。統合財政収支から社会保障性基金数値の黒字を差し引くと、実質的な財政を示す管理財政収支赤字は103兆4000億ウォンと集計された。

上半期の管理財政収支赤字幅が100兆ウォンを超えたのは今回が三度目だ。2020年(110兆5000億ウォン)と2022年(101兆9000億ウォン)以降、2年ぶりとなる。今年の政府の年間管理財政収支予想赤字規模(91兆6000億ウォン)よりも11兆8000億ウォン多い。

国の懐事情が予想よりも悪化したのは「税収欠損」の影響が大きかった。1~6月の国税収入は168兆6000億ウォンで昨年より10兆ウォン減った。付加価値税(5兆6000億ウォン)と所得税(2000億ウォン)の税収は増えたが、企業の業績悪化により減った法人税(-16兆1000億ウォン)の減少幅を相殺できなかった。年間計画に対する徴収実績を表す総収入進度率は48.3%にとどまった。

政府は下半期になれば状況が今よりも好転すると見通している。企画財政部財政健全性課のハン・ジュヒ課長は「6月は主要細目のうち回収できるものがなく赤字幅が大きい」とし「通常、管理財政収支赤字は6月まで増えて年末に近づくにつれて減少する傾向を示す。7月の付加価値税収入が入ってくれば赤字が改善されるだろう」と話した。

政府の悩みも深まっている。関係部署によると、政府は来年度予算案の総支出増加率を「3%台以下」にする方向を検討しているという。当初「2023~2027年国家財政運用計画」で予定していた4.2%よりも低い水準だ。カトリック大のヤン・ジュンソク教授は「数年間赤字が続くのは問題」とし「健全財政に進むべき時」と話した。

韓国、上半期103兆ウォンの財政赤字…来年の支出増加率3%で検討 | Joongang Ilbo | 中央日報 (joins.com)

よくわからないが、韓国人は計算できないんだろうか。赤字が103兆ウォン。1~6月の国税収入は168兆6000億ウォンで昨年より10兆ウォン減った。

つまり、10兆ウォン加算しても、残り93兆ウォンの赤字なのですが。予想よりも悪化したというような次元じゃないよな。なんせ11兆円のマイナスだ。そもそも赤字100兆ウォン出しても、それでいいような感じになってるよな。

7月に付加価値税がはいってくれば赤字は改善されるだろう?韓国の付加価値税は残り90兆ウォンもあるんですかね。どう考えても5兆ウォンあればいいところだろうに。結局、足りない分はどうするんですかね。

だいたい、ユン氏は緊縮財政を目指すと宣言しなががらも、結局はばらまきしかしてないという。ムン君が借金を増やしたとか。ユン政権はよく批判するが、自分らも借金増やしまくってるんだよな。税収が足りないより頭脳が足りないんじゃないか。

税収が不足するなら足りないことを前提で予算を組むものであって、支出を拡大させるなんて意味不明だ。しかも、その景気対策していても内需不振は何もかわらない。無能なユン政権が予算をフルに使ってもまともな経済対策ができない証拠であるよな。

別に半導体輸出が回復したのはユン政権の手柄でもないぞ。半導体輸出が回復したのは生成AI特需や減産効果であって、韓国政府は何もしてないという。そもそも韓国政府は実質賃金すらプラスになってないよな。

それで7月には好転するらしい。また楽観論ですか。懲りないよな。この無能な政府は。

カトリック大のヤン・ジュンソク教授は「数年間赤字が続くのは問題」とし「健全財政に進むべき時」と話した。

内需が死んでいるときに財政厳しいからと予算を減らせば、ますます内需が壊滅的な状態になるのだが、それはいいんだろうか。韓国は健全財政なんてできないのだよ。むしろ、内需を回復させるために予算増やして対策するしかない。でなければ内需ますます駄目になって税収不足が増加するだけという。

ええ?国家予算なんて増えても大丈夫だ。経済が落ち込んでるときに緊縮財政をするなどすれば、結局は国民が生活困窮で飢えるだけという。

韓国 上半期103兆ウォンの財政赤字…来年の支出増加率3%で検討」への4件のフィードバック

  1. 政治家の正体。白日のもとに晒してくれた今回の一連の現象(裏金、不倫、税金旅行、脱税etc…)。むかしは、末は博士か大臣か?と尊敬をあつめたものだが、いまでは、「嘘つきは政治家の始まり」と云われるくらいだ。岸田が辞めようが、消えようが関係ない。散々煮え湯を飲まされてきたから、溜飲が下がるけど。問題は次の総理大臣で日本丸の船長だ!高市早苗が一番いい。右よりだろうがなんだろうが、一番いい。40-50才の若返りもいいが年上ばかりの政権運営になる。さてさてどうなるかな?

  2. 毎日YouTubeをみている。なにせ寝たきりだから、時間だけはある。結構刺激的な内容が多く、なかでも韓国関連は辛辣だ。信用状停止だの支援の船はでなかった。あるいは出ないだの、インフラ整備はうけつけないだの、スワップは破棄だのとにかく韓国嫌いには楽しい内容だ。どこまでが、本当か分からないけど隣国が凄い状況なのは確かだな。日本もアメリカも、もうじき政権がかわる。岸田の末路をみれば、親韓は遺棄されるだろう。ただし、立憲民主党いがいは。数年後には、ウルトラ反日政権は確実なのだ。いまから損切りしておいても損はない。貸したカネだけは回収しなくてはならない。やられっぱなしではいけない。で、断交。夢の断交。俺が生きてる内にみれるだろうか?

  3. 岸田が辞任を表明した。また、性懲りもなく内輪の合従合衝がくりかえされる。でも立憲民主党の代表選びが話題にならない。希代のブーメラン政党では期待は薄い。できればマトモな議員は新党を設立して戦って欲しい。立憲民主党のメンバーでまともな奴いるか?枝野幸夫、安積淳、岡田克也、辻元清美、小西(小物過ぎて名前がわからん)、阿部知子、杉尾秀哉、福山哲郎、、左翼の活動家は全部はわからん。あぁ小沢一郎、泉健太、野田佳彦もいる。比例区は小沢一郎のせいだ。野田佳彦は辻立ちは評判いいが奴の700億ドルの野田スワップはわすれられない。腐った自民党にもまだマトモな議員はいるだろうが、広瀬めぐみがダメ押ししたな。国会議員も韓国化してきたな。犯罪者がいるようじゃなぁ。辻元くん?

  4. 岸田の辞任表明で一先ず日本の危機は去った。一先ずは。だけど内輪の後任探しに没頭しているようじゃ、自民党はかわれそうもない。野党第一党の立憲民主党も9月に代表改選なんだがなんだかパッとしない。泉はとっさんボーヤだし、小沢は昔日のお面影はない。野田佳彦待望論があるのは知ってるが枝野が立憲民主党を創ったときの意地と根性が感じられない。愚直に辻立ちはしているようだが政権中枢に居てこその演説だろう。日本の明日を担うのはだれだろうか。今変わらなければ日本はおわる。

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