以前に中国のデフレが最悪だと述べたことがあるが、今の中国状況を見ていれば、やはり、その通りだというのがよくわかる。デフレというのはデフレーションの略語で、物の価格が下がることをいう。つまり、製品の値段がどんどん安くなる。
消費者にとってデフレは物の値段が安くなるからお得と思うかもしれないが、商品の値段が安い=売上が下がるということで景気悪化に原因となる。日本は失われた30年でずっとデフレに苦しんできた。
それで米国の金利が引き上げられて日本では円安が加速化した。海外からの輸入で生産してきた企業は材料費高騰で一斉に値上げして、日本もようやくインフレ傾向になり、ついに実質所得がプラスとなった。これは凄いことだ。まあ、あまり注目されてないが。
ただ、インフレも進みすぎると生活がきつくなる。しかし、デフレよりはましだ。これから中国経済の状況もついでに看取っていくのだが、デフレ時代に人気なのは激安店である。皆、金がないから消費を減らすために安い物に飛びつくのだ。
では、記事を引用しよう。
【北京共同】中国経済に「価格破壊」の波が押し寄せている。不動産バブルは去り、景気の冷え込みが消費者の懐を直撃。激安店に人が殺到し、日用品から火鍋、高級酒「茅台(マオタイ)酒」まで価格下落が進む。かつて日本も苦しんだデフレ圧力の暗雲が社会を漂う。
「ようこそ特売天国へ」。北京にあるディスカウント店「好特売(ホットマックス)」の店内はカラフルなポップ広告が随所に飾られ、日本の「ドン・キホーテ」を思わせる。賞味期限が迫った食品や在庫処分の日用品が並び、最大9割引きという激安ぶりが人気だ。
値下げの波は外食産業にも広がる。火鍋チェーン大手「海底撈(ハイディラオ)火鍋」。店内に無料のネイルサロンを設けるなど充実したサービスを売りに事業を拡大してきたが、景気悪化で集客力が低下。新たに格安店「シャオハイ火鍋」を立ち上げた。
最近の中国の消費者物価指数(CPI)は前年同月比の伸び率がゼロ近くで推移し、「失われた30年」と呼ばれる長期停滞を経験した日本の二の舞いを懸念する声が日増しに強まる。
中国経済、消費縮み「価格破壊」/経済/社会総合/デイリースポーツ online (daily.co.jp)
日本の失われた30年とか述べているが、中国が30年も持つわけないんだよな。しかし、激安店でいくら商売しても利益が半減するだけで儲からない。だが、値段を高くしても売れない。そもそも9割引ってなんだよ。
しかも、中国では超恐ろしい、スーパー台風11号、その名も「ヤギ」が猛威を振っている。ええ?ヤギだから強そうに思えないて?どうやら視聴者さんから突っ込みによるとヤギはヤギでも、バフォメットとかそういうのらしい。バフォメットというのはテンプル騎士団が崇拝していた悪魔の名称で、顔がヤギの怪物で階層が高い。元々は魔女が崇拝していたとか色々と説はあるが、その辺は関係ない。
だが、今の中国やベトナムを襲っている台風「ヤギ」はまさに悪魔バフォメットのような恐ろしい強さである。
では、記事を引用しよう。
超強力な台風11号(ヤギ)が中国とベトナム・フィリピンを襲って被害が続出した。8日、新華社通信によると、中国南部の海南省当局は前日まで、台風11号によって4人が死亡し、約90人がけがしたと明らかにした。また、住宅浸水などで120万人を超える被災者が発生した。
今月7日午後、中国南部の海南省に上陸した台風11号は、中心部の風速が時速240キロになり、同日夜、広東省に再び上陸した。海南省と広東省は、公共交通の運行見送りや休業、休校令で事実上、都市機能が止まっている状態だ。至る所で停電が発生し、通信が途絶えて連絡がつかない場合も相次いだ。
ある広東省の住民は微博に「マンションの窓枠が破損した。風が強すぎる」と映像を投稿した。
映像にはマンションの窓ガラスがあっという間に割れて建物の外に落下し、家の中にまで襲った強風に住民たちがドア枠をつかんで危なげに立っている姿が映っていた。強風に工場の屋根が飛ばされたり、道に止まっていたトラックが吹き飛ばされて横転する場面が映った映像も共有された。街を通る市民たちが風に流されてどうしようもなく倒れる姿も映っていた。
7日、最大風速時速166キロでベトナム北東部のクアンニン省海岸に上陸した台風11号によって、ベトナムでは14人が死亡、78人がけがした。港に停泊していた船舶数隻が海に流され、1人が水に溺れて死亡した。強風と大雨で屋根が崩れ、命を失った事例もあった。首都ハノイなどで数千本の木が根こそぎ抜かれ、電柱が倒れた。強風で屋根が飛ばされるなど住宅多数が破損した。フィリピンでは洪水と土砂崩れで16人が死亡し、21人が行方不明になった。
スーパー台風11号、中国・ベトナムなどを強打…トラックが吹き飛ばされた | Joongang Ilbo | 中央日報 (joins.com)
最初に台風11号で亡くなった人に心からご冥福を申し上げる。
やべえよ。ヤギ!中心部の風速が時速240キロとかなんだよ!トラックを吹き飛ばす強風て怖すぎる!こんな凄い台風で4人の犠牲者とか。中国政府の発表は本当、信じられない。120万を超える被災者とかも怪しい。一桁ぐらい少ないんじゃないか。
しかも、ベトナムで14人。フィリピンで21人だろう。どう考えても中国で4人って少ないんだよな。100倍ぐらい過少申告しててもおかしくない。
このように台風「ヤギ」が猛威を振るったようだが、中国では猛暑や豪雨で7月の消費者物価指数、CPIが上昇したようだ。でも、生産者物価指数、PPIは下がっているので、消費が増えたより、食料品などの生活必需品の価格が値上がりしたことになる。つまり、まだまだデフレは継続している。
では、記事を引用しよう。
[北京 9日 ロイター] – 中国国家統計局が9日発表した8月の物価統計は、消費者物価指数(CPI)の伸びが加速する一方、生産者物価指数(PPI)は引き続き下落した。
8月のCPIは前年比0.6%上昇し、半年ぶりの高い伸びだった。天候不順による食品価格の値上がりが要因。7月は0.5%上昇、ロイターがまとめたエコノミスト予想は0.7%上昇だった。
前月比では0.4%上昇。7月は0.5%上昇、予想は0.5%上昇だった。
8月のPPIは前年比1.8%下落した。前月は0.8%下落、予想は1.4%下落だった。
住宅不況の長期化、失業率の高止まり、債務問題、貿易摩擦の高まりに直面する中、中国政府は内需喚起に向けたさらなる政策が求められている。
統計局の担当者は、8月のCPI上昇は高温と豪雨が要因だと説明した。今夏は大洪水から猛暑に至る異常気象が農産物価格を押し上げた。
8月の食品価格は前年同月比2.8%上昇、7月は横ばいだった。8月の非食品インフレ率は0.2%と7月の0.7%から緩和した。
変動の激しい食品と燃料の価格を除いたコアインフレ率は0.3%で、7月の0.4%から低下した。
中国CPI、8月は伸び加速 PPIは下落続く (msn.com)
ふむふむ。コアインフレ率がさらに低下しているのか。激安店でしか物を買わない中国人ばかりだとそうなるよな。中国政府が内需喚起をするかどうかは知らないが、そもそも不動産バブルが崩壊して内需をどうやって喚起するんだろうか。
おれは、18年前台風シーズンにフィリピンはマニラにいったことがある。近年は日本でも被害は甚大だけど、当時はフィリピン沖が、発生地で本場の台風被害をはじめて見た。大木が真っ二つに割け驚いた記憶がある。地元民は近隣のホテルに避難していた。おれも経験があるけど一部屋いくらだから朝食含めマッサージまでたかりにくる。二人部屋に16人来られたことがある。ベットをバラバラにして床に雑魚寝なのだ。これから台風発生シーズンだ。大丈夫だろうか。身体が効かない我が身がなさけない。
台風発生シーズンに今の嫁に会うためにマニラまででかけた、、ホリディインが宿先で彼女の友人、親戚が16人押し寄せてきた。あれには仰天したな。最高級ホテルのマンダリンの高層階に泊まったときも、見るだけといいながら、結局は二人も泊まっていった。その頃はおれも元気。それから20年後にコロナが世界を席巻。オレは倒れ破産した。
必殺仕事人を見た。中条きよしが仕事人の役ででていた。苦みばしった良い男だけどお捻り要求とか高利貸し疑惑をささやかれる散々な悪辣イメージだ。映像のなかのイメージでは悪いことをするイメージではないけど今井絵理子や馳浩、橋本清子や堀井まなぶ、、人気投票さながらな投票は国民すべての生活に影を落とす。ブラウン管の中のイメージで選ぶと人気者は全部当選だな。
むかし、懇意にしていた薬屋のご主人がいた。以前にコメントしたが、彼曰く、女に選挙権をあたえたのは、失敗だ!と言っていた。カッコ良いで議員を選ぶ彼女らをみるといつも思い出す。生活に直結するのだ。きちんとした女性も要るんだろうがわるは女の議員の方が多いきがする。今井絵理子だろ!赤ベンツ不倫の広瀬めぐみだろ!、丸川珠代だろ、エッフェル姉さんの松川るい、、以下女性局の面々じゃん。かつては、豊田真由子だっけ?橋本聖子の裏金じゃん。金正男を逃がした田中真紀子もいたな。実績とはうらはらな奴がおおすぎる。12人のオウムを吊るしただけの、棒読みオバサンの上川陽子なんて、最悪じゃん。中国に何もいえないじゃん。まともな女性議員は高市早苗と扇千景となんにんもいない。こうして日本は没落していく、