韓国では大型連休のチュソクが始まったのだが、国内旅行ではなく、やはり、日本やベトナムなどが人気のようだ。そりゃ国内の飲食物価が高い。ぼったくりの値段設定。韓国を旅行するより、安くで済む日本に来るよな。
では、記事を引用しよう。
【ソウル聯合ニュース】韓国で今週末から始まる秋夕(チュソク、旧暦8月15日)連休に海外旅行をする計画がある人は1割超だったことが11日、仁川国際空港公社の調べで分かった。
仁川国際空港公社は先月1日から7日にかけ、この5年間に仁川空港から出国したことのある18歳以上の1270人を対象に秋夕の連休中の海外旅行計画について調査した。
調査の結果、回答者の11.2%が連休中に海外旅行に行く計画があると答えた。
調査を開始した2020年は1.9%だったが、21年は2.0%、22年は3.2%、23年は9.3%と増え続け、今年は調査開始以来、最も高かった。
旅行先としては日本(31.1%)やベトナム(18.0%)が人気で、好まれる理由としては、近い距離、韓国ウォンに対しての現地通貨安、コストパフォーマンスの良さなどが挙げられた。
誰と旅行するかについては、家族・知人(60.9%)、友人・恋人(20.5%)、職場の同僚(4.0%)の順に多く、1人で旅行したいという回答は12.6%だった。
連休前後に有給休暇を取る計画があるという回答者は、昨年の72.6%から今年は75.4%に増えた。
公社は秋夕連休の特別交通対策期間(13~18日)に1日平均20万1000人が仁川空港を利用するとみている。
秋夕連休に1割超が海外旅行 日本・ベトナムが人気=韓国 | 聯合ニュース (yna.co.kr)
韓国人が大型連休で日本やベトナムに出かけてくるのは1割ほど。平均20万人が多いかどうかすらわからないよな。でも、海外旅行は内需には貢献しないので韓国政府が内需対策で割引してもほとんど意味ないと。もっとも付け焼き刃の対策しかしてないが。
では、次の韓国ニュースはこれだ。
どうやら送電線を増やさなければ4年後に大規模停電危機らしい。なんだろうか。韓国は4年後の心配より来年の心配をしたほうがいい。どうやって韓国電力や韓国ガス公社の天文学的な負債を返済するつもりなのか。
電気料金引き上げもずっと据え置いて、ガス料金を少し値上げしただけ。物価は下がってるチャンスなのにここで公共料金を引き上げないといつやるのか。来年はましになっている?むしろ、来年のほうがピンチかもしれないぞ。
来年の話をすれば輸出は回復してきてるが、それは中国に対して半導体輸出が好調なだけでそこまで大きく回復してないし、自動車輸出も減少している。ああ、そういえばアメリカの対中半導体規制が強化されているというニュースがある。これを見ておくか。
バイデン米政権は量子コンピューティングや半導体製品を含む基幹技術に新たな輸出規制を課し、中国など「敵対国」の技術発展阻止に向け同盟国と足並みをそろえる。
米商務省産業安全保障局(BIS)の5日の発表によると、量子コンピューター・部品、先端半導体製造装置、「ゲート・オール・アラウンド(GAA)」と呼ばれる最先端半導体技術、金属・金属合金関連の部品・ソフトウエアを対象とする規則案について、意見公募を行う。
全世界の輸出が規制対象だが、日本やオランダなど同様の措置を実施している国は適用除外となる。60日間の意見公募期間を経て、最終規則を公布する。
米、量子コンピューター・先端半導体で新たな輸出規制-中国に照準 – Bloomberg
どうやら60日間の意見公募期間があるようだ。ゲート・オール・アラウンドについては聞き慣れないかもしれないが、以前に何度か出てきた。復習しておこうか。
次世代のデバイス構造として注目されているのが、ゲートオールアラウンド(GAA)構造です。GAAは、ナノワイヤーやナノシートと呼ばれる極細の半導体材料を用いて、トランジスタのゲート電極を全方位から囲む構造を持っています。この構造により、チャネルの制御性が向上し、より低消費電力かつ高性能なデバイスの実現が期待されています。
ゲートオールアラウンドの革新: 半導体製造業におけるデバイス構造の次世代技術 | newji
ゲートオールアラウンドは半導体の次世代デバイス構造として期待されている最先端技術ということ。これを中国に対して輸出規制をするかどうかを議論すると。
まあ、専門的なことは知らないが、アメリカのバイデン大統領がこれを輸出規制するかどうかを検討していると。ただ、この規制に韓国のHBMが含まれている。
それで送電線が足りないという現実的な問題において、韓国電力は新しい送電線を整備する金がない。国家レベルの電力網拡充支援策なんてする金も税収不足の韓国政府にはない。結局、電気料金を引き上げて国民からインフラ代金を集めるしかない。問題はそれを韓国政府が許すかどうかだが。
では、記事を引用しよう。
送電線路が拡充されないまま現在の水準が続くことになれば、直近4年後に電力不足にともなう「ブラックアウト(大停電)」が起きることが分かった。電力網の拡充事業がギクシャクしており、ブラックアウトが現実化しかねないという懸念がさらに高まっている。人工知能(AI)産業の速い発展に伴い、半導体やバイオなど先端産業団地の電力需要が急増するだけに、国家レベルの電力網の拡充支援策が急がれるという指摘が出ている。
4日、東亜(トンア)日報が第10次電力需給基本計画で予測した基準需要の変化と現在の電力網による電力供給能力を分析した結果、現在3万5596C-km(サーキットキロメートル・線路の長さ×回線数)である韓国の送電線規模がそのまま維持されれば、2028年には電力が足りなくなる。
2028年の最大電力需要は107GW(ギガワット)まで増えるものとみられる。現在の電力供給能力は104.3GWなので、電力網が拡充されなければ、約2.7GWの電力が足りないことになる。通常、発電容量が1GWの原発1基は、33万3000世帯に電力を供給できる。2028年から約90万世帯が使用できる電力が不足する可能性もある。
政府が今年5月に公開した「第11次電気基本実務案」によると、2038年の韓国国内の最大電力需要は129.3GWと予想される。昨年より38%も急増した数値だ。電力網の拡充がなければ、2038年に足りない電力量は25GWに達することになる。
送電線を増やせなければ4年後に大停電が危機 | 東亜日報 (donga.com)
これは猛暑とか、そういうのは計算に入ってないよな。異常気象がこの先も続くなら夏は長くなる一方なので、電力需要はどんどん増えるぞ。だいたい、4年後よりも来年の冬の心配をしたほうがいい。
4年後より来年の心配、、最後の一行は違うとおもう。イランとのいきさつで払いの悪い韓国の評判は世界を駆け巡ったはずだ。歴史的な経緯で日本に好意的な産油国からは韓国の半値で原油を調達するのと対照的な韓国は売って貰えても前払い高値かもしれない。韓国は寒いから冬は寒かろう。イランは販売しないだろうかもしれない。スワップの増額に失敗した、韓国のカネくれ訴訟爆増中だ。新総理の判断しだいで断交もありえる。来年の心配より問題はこの冬だ!天然ガスも備蓄が少ないからどうすんの?あ、こっちみるな!関わると岸田みたいになるぞ!