円が1年超ぶりの139円台に上昇、日米金利差の縮小観測で

今日は祝日で日本の証券市場はお休みなのだが、問題はドル円が急騰しているてことだ。なんと1ドル=139円台である。数ヶ月前は1ドル=160円だったのに気がつけば20円も上がっている。これについてはアメリカの利下げ観測が大きい。

今週、開催されるFOMCで0.25%利下げはほぼ確定しているが、市場は0.5%の利下げも織り込んだことで日米金利差が縮小して円高となっているようだ。139円が円高とはいえないが、日本企業はどの辺りが適正レートなんだろうか。130円ぐらいか。

まずはそれを見ておこうか。

だから数日で円を一気にあげると電車が止まるからやめてくれと。しかし、酷いものな。ただ、ドルインデックスを見ていると円が上がってるよりはドルが世界中の通貨で下がっているといえる。

まあ、米国の高金利時代が終わりを迎えてドル安になると。つまり、今まで金利が高いので米国に投資が集まっていたのだが、金利が低くなるとそれが回収されて、別の金利が高い国で運用されるようになる。

では、記事を引用しよう。

[ニューヨーク 13日 ロイター] – 16日からの週の米株式市場では、連邦準備理事会(FRB)の利下げ幅を巡る不透明感が漂う中、週内に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)が注目される。

市場はここ数週間、経済を巡る懸念や17─18日のFOMCでの利下げ幅を巡る観測の変化から値動きの荒い展開となってきた。

CMEのフェドウオッチによると、13日の金利先物市場では利下げ幅が50ベーシスポイント(bp)になるとの見方が高まり、25bpになるとの見方とほぼ拮抗した。

こうした動きは、FRBが緩やかな利下げで様子を見るのではなく、積極的な利下げで労働市場の悪化を阻止するのではないかという市場の見方を反映している。

アメリプライズ・ファイナンシャルのチーフマーケットストラテジスト、アンソニー・サグリンベン氏は「経済は減速しているが、崖から転落しているわけではないという確信をFRBが示すことを市場は望んでいる」と語った。

投資家はFRBの最新の経済予測と金利見通しに注目するだろう。13日公表されたLSEGのデータによると、市場は年内に115bpの利下げを織り込んでいる。一方、FRBは6月時点で年内に1回の25bp利下げを見込んでいた。

グリーンウッド・キャピタルのウォルター・トッド最高投資責任者(CIO)は、今回のFOMCでは50bpの利下げを決定するべきだとし、現在3.6%前後で推移する2年債利回りとフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標である5.25─5.5%の差に言及。

この差は市場金利に対してFRBの政策金利がタイトであることを示すとし、「FRBは利下げサイクル開始が遅れており、追いつく必要がある」と指摘した。

また、TDセキュリティーズの米国担当チーフマクロストラテジスト、オスカー・ムニョス氏も、失業率はFRBが来年になると予想していた4.2%に先月達したと指摘。

FRBは金利を「中立」水準まで引き下げるために積極的に動くことを示す必要があるだろうとし、金利見通しが小幅な緩和にとどまれば、市場はネガティブに反応する可能性があるとの見方を示した。

FOMCに注目、利下げ幅や金利見通し焦点=今週の米株式市場 (msn.com)

おいおい年内に115bpの利下げとかまじかよ。日本が0.25%だから、115bp下がれば。4.35%になるので、日米金利差は4%ぐらいか。それは円が急騰するよな。円が下がっている理由が日米との金利差にあるのだから、それが大きく改善するなら円は上がるよな。

しかも、まだこれだけではない。日銀が利上げする可能性が残されている。ほっといても日米金利差が縮小するのに、さらに追い打ちするのかは知らないが、そうなると円高はもっと加速しそうだな。

では、ドル円動向を見ておこう。

(ブルームバーグ): 16日の外国為替市場で円相場は対ドルで上昇し、2023年7月以来の139円台に突入した。日米金利差の縮小観測を背景に円買い・ドル売りが強まっている。

  円相場は一時前営業日比0.63%高の1ドル=139円96銭と、2023年7月28日以来の高値を付けた。7月初めには約38年ぶりの安値161円95銭を付けていた。日本銀行が金融緩和を調整する姿勢を維持する一方、米連邦準備制度理事会(FRB)は利下げ開始が目前となり、日米の金融政策の方向性の違いが意識されている。

  1ドル=140円を突破したことで、円相場転換の新たな試金石となる。安値を付けた当時、市場関係者の一部はさらなる円安を予測していたが、現在はここから一層の円高が進むとの見方が増えている。

  FRBは今月から利下げ局面に入るとみられている。他方、日銀は経済・物価見通しが実現すれば金融緩和の調整を継続する姿勢を示しており、年内に追加利上げに踏み切るとの観測が強い。

円が1年超ぶりの139円台に上昇、日米金利差の縮小観測で (msn.com)

このように今週は為替も日経平均株価も大荒れな予感がするという。日米金利差解消による円高で日経平均株価が何処まで下がるのか。上がる要素はあまりないからな。

円が1年超ぶりの139円台に上昇、日米金利差の縮小観測で」への3件のフィードバック

  1. 日本の円為替が上がり企業の差額が生まれ韓国ウォンは、どうするのか。日本にいくのに今までは安かったがこれからは予算高騰になる。むかし羽田空港でスタイルのよい強烈な印象の女の子をみた。誤解を恐れずはなせば胸が大きく身体が均整取れていてかおは可愛い美人さんは韓国人だった。仲良く知的に過ごせれば毎日が楽しいだろうなとおもったけれど韓国人である。怒りやすく過去の乏しい経験ではわからないのです。過激な性格が!30円違うとレートも変わるからおいそれとは日本にはこれないだろう。

  2. 自民党総裁選あと一週間で雌雄を決する。いったい誰になるのか。マスゴミの報道では、小泉進次郎、高市早苗、石破茂に絞られたらしい。2人のキングメーカーのうち菅義偉は小泉進次郎推しだけど麻生太郎は表向き河野太郎支援で決選投票では高市早苗じゃないかと云われている。小泉進次郎ならば実質菅義偉第2次内閣になる。小泉進次郎推しの時点で私利私欲、国を想っての考えじゃないのが、透けて見える。圧倒的に高市早苗支持が多いのに、何かおかしい。おれの周りには石破茂推しなんか一人もいない。

  3. 詐欺師尹は気が気じゃないだろうな。アホの岸田は引っ掛かったけど高市総理じゃだまさ
    れない。この際日韓議連は解散でどうか?河村建夫がトンネル開通に意欲を燃やしていたけど火種は潰して置かねばならぬ。我が国に何時までも寄生させてはならない。立憲民主党が信用できればいいんだけどなぁ。野田佳彦が強いらしいが、奴が消費税増税の引き金を弾いたし、韓国との700億ドルのスワップを結んだ元凶だからな!

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