漢江の本は京畿道を「再訪」した捨てられた…ノーベル賞受賞本は「有害な性教育書」か?

韓国 なんと今年のノーベル文学賞は韓国人の作家、ハン・ガンさんが受賞した。最初、韓国人がノーベル文学賞だときいて、まさか、コウン氏がノーベル文学賞なのか!と思ってわくわくしてニュースを調べたら…ハン・ガン?誰だ?さっぱりわからないという。というより、韓国メディアすら候補にあげてないよな。初めて聞いたからな。

しかし、面白いのはこれだけじゃない。なんと彼女の作品は韓国では「有害図書」に指定されて行政から捨てられていた。まじか!マジですよ!調べれば調べるほど、彼女は韓国の闇を書いている作家らしい。つまり、半地下と同じ構図だ。

自らの民族の「闇」に焦点を当てるのは、ノーベル賞先行者には受けが良いのだ。そういえば、そういう作品が多いな。しかし、それは政府にとっては都合が悪いので禁書処分である。韓国さん。世界一民主主義国家じゃないんですか?なんで、ノーベル文学賞に選ばれるような作品が有害図書に選定されているんですか。

これってわりととんでもないことだぞ。ノーベル文学賞に政治的な意図はないとおもうのだが、わりと韓国の保守派は大打撃を受ける。ユン氏はフェイスブックを通じて祝福したそうだが、でも、政府はそれを禁書扱いしているよな。どう言い訳するんですかね?ノーベル賞を取ったし解禁するんですかね。さあ、韓国人が不得意な整合性が試されることになりました。

では、記事を引用しよう。

小説家のハン・ガンさん(53)が韓国人作家として初めてノーベル文学賞を受賞した一方で、京畿道教育庁が昨年、ハン・ガン氏の『ベジタリアン』を含む2528冊の本を「青少年向けの有害な性教育書」と呼んで破棄したという事実がネット上で再び注目されている。

KBSが5月に報じたところによると、昨年、京畿道の小中高校の図書館から「青少年に不適切な性教育の本」として2528冊の本が廃棄された。

京畿道教育庁が民主党カン・ミンジョン議員事務所に提出した「性教育図書の廃棄状況」によると、ハン・ガンの「菜食主義者」、イ・サン文学賞を受賞したチェ・ジニョンの「グの証明」、ノーベル文学賞を受賞したサラマーゴの「盲人の街」などの文学作品が学校の図書館から廃棄された。

また、2013年にドイツ科学書オブザイヤーを受賞した性教育書「思春期の私の体のための取扱説明書」や、英国の教育雑誌のナレッジ・オブ・ザ・イヤーを受賞した「10代の若者たちのための性教育」も含まれています。

KBSの報道によると、京畿道教育庁は昨年11月に学校に公式書簡を送り、「性関連の本を破棄するよう勧告する」と述べた。

同時に、管理が必要な図書のリストは特定せず、「青少年のための有害メディアの審査基準」と「関連記事のリスト」を参照するよう求めたと報じられています。記事は、昨年9月に保守的な親のグループが開いた記者会見についてであり、「学校の図書館から不適切な性教育の本を取り除く」ことを呼びかけました。

その結果、同団体が任意に指定した「青少年向け有害図書」に含まれる図書や、性や人体に関する内容を含む図書は廃棄されたと解釈されます。

ハン・カンのノーベル文学賞がノーベル文学賞を受賞したとき、大衆は不条理な反応を示しました。

あるユーザーは「悪意ある苦情をすべて受け入れるべきではないか」と述べ、「韓国初のノーベル文学賞受賞者の代表作を捨てた図書館の寸劇は存在しない」と付け加えた。

「私は図書館員だけど、図書館からこんな苦情が多すぎるのは事実だ」「だからわが国の教育がきちんと機能していない」「普通の性教育の本を廃刊にしたら、生徒が性行為に関わる方法はオンラインポルノしかないのか」「ノーベル文学賞を受賞したからといって、破棄された本を買い戻すつもりなのか」という声もありました。

スウェーデン学士院は10日(現地時間)、今年のノーベル文学賞の受賞者に「韓国の作家ハン・ガン」を選出したと発表した。

アカデミーは、この作品が選ばれた理由を「歴史的なトラウマに立ち向かい、人間の命のもろさを明らかにする力強い詩的な散文」と述べている。

漢江の本は京畿道を「再訪」した捨てられた…ノーベル賞受賞本は「有害な性教育書」か? (daum.net)

まあ、実際、作品を読んでみないとわからないが、韓国政府にとって都合が悪い内容だというわけだ。「歴史的なトラウマに立ち向かい、人間の命のもろさを明らかにする力強い詩的な散文」とか。これを聞いて読みたくなる人がいるんだろうか。残念ながら購買意欲はわかなかった。

このノーベル文学賞を受賞して、韓国社会の闇が再びクローズアップされるのか。半地下もそうだったように、政府が嘘で塗り固めてきた韓国の真実が浮かび上がるならいいんじゃないか。この歴史的トラウマというのがポイントなんだろうな。

そのうち、朝鮮日報や中央日報が楽しい社説を載せてくれるんじゃないか?

漢江の本は京畿道を「再訪」した捨てられた…ノーベル賞受賞本は「有害な性教育書」か?」への1件のフィードバック

  1. 欲しくて欲しくて堪らないノーベル賞。受賞してもスムーズには事が運ばない不思議な国、韓国。発禁だか破棄だか知れないが受賞にはそれなりの理由がある。韓国の闇だか何だか知らないが政治的なことで文学は闇に消えて言い訳がない。もう欲しがらないことだ。

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