韓国 1ドル=1380ウォン超えたウォン相場…「トランプリスク」も一因

韓国 北朝鮮とロシアの軍事同盟。様々な情報が錯綜する中、韓国ウォンはひたすら投げ売りされている。最近、こちらは夕方にウォンニャス速報を作成しているので、ウォンをよく見ているのだが下がる一方で上がる気配がないという。23日の夜でも1385ウォンまで下げていた。

それでウォンが大きく下がる理由は主に3つある。一つはさっきも述べたが北朝鮮による地政学的なリスク。二つめはトランプ氏の当選が現実的になってきたので、それに対する警戒感。最後はFRBの利下げに対する慎重姿勢だ。

しかし、ドル円も一緒に152円とか落ちてるので円テク投資していた韓国人は爆死して追証の嵐だろうな。米国が利下げしたら円が上がる?そんなこと誰が言ったんですか?むしろ、利下げしても下がってますよ?

ただ、円については日本の選挙の結果次第でも大きく動くので今の時点でなんともいえないんだよな。とにかく27日の選挙は注目だ。自民党が過半数を維持するか。勝利ラインは自民と公明で過半数維持だよな。これは韓国経済にも大きく影響する。

仮に過半数割れして石破総理が総理を続けられるわけないからな。就任して1ヶ月も経たずに総理終了か。どちらにせよ。選挙で国民の判断が下される。その後、すぐにアメリカ大統領選挙である。

トランプ氏が勝つか。ハリス氏が勝つか。未来は大きく変わってくる。もちろん、ウォンだってそうだ。円安やウォン安はトランプ氏が優勢になってからだ。トランプ氏が勝てばドル高になるてことだろうか。最近、為替相場は何も読めない。ドル円は上がると思ったら上がらないからな。

後、ダウについても不穏な動きがある。これを見ておくか。

[ニューヨーク 23日 ロイター] – 米国株式市場は下落して取引を終えた。国債利回りの上昇が大型株の重しとなったほか、連邦準備理事会(FRB)による大幅利下げ観測が後退したことを受けた。

米ファストフードチェーン大手マクドナルドは、大腸菌の食中毒が発生したとの報道を受け5.12%下落。米飲料大手コカ・コーラは通期の調整後利益見通しを5─6%増に据え置いたことで2.07%下落し、相場の押し下げ要因となった。

米国株式市場=下落、マクドナルドやコカ・コーラが売られる

マクドナルドで集団食中毒。これは食を扱うので厳しいだろうな。普通の店なら食中毒だせば、まず営業停止に追い込まれて廃業だ。まあ、マクドが潰れるとはおもえないが、株価が大きく下げるほど影響はある。コカコーラもさえなかったと。

それで23日のダウは42514ドル。-409ドルだった。それでダウが下がったし、日経も下がるかと思えば、まさかのプラスだ。これは円安効果だろうか。

では、ウォン動向の記事を引用しよう。

ウォン相場が1ドル=1380ウォン水準を突破して約3カ月ぶりのウォン安水準となった。米国経済が依然として堅固な姿を見せてドル高を後押しした上に、トランプ前米大統領の当選可能性が大きくなり世界的なリスク回避心理を育てた影響と分析される。

22日のソウル外国為替市場でウォン相場は終値基準で前営業日より4.90ウォンのウォン安ドル高となる1ドル=1380.10ウォンとなった。ウォン相場が終値基準で1380ウォン水準を突破したのは7月30日の1385.30ウォン以来だ。この日の相場は取引時間中に一時1382.80ウォンまでウォン安が進んだりもした。

先月米連邦準備制度理事会(FRB)の0.50%の利下げ後に1320ウォン台まで上昇したウォン相場は最近再び下落傾向だ。先月30日の1307.80ウォンから13営業日の間に70ウォン以上値を下げた。

これはまず米国経済が依然として堅固な姿を見せ追加利下げのタイミングが遅くなるとの見通しがドル高に力を与えている。9月の雇用報告書などに現れた雇用指標が硬く、小売り販売増加率も冷めない姿を見せてだ。バンク・オブ・アメリカ(BoA)の調査によると、専門家らは米国の景気が大きな沈滞に陥らずソフトランディングする可能性を76%と予想している。ノーランディングの可能性は14%だ。1カ月前の7%より2倍上昇した数値だ。

これに対しFRBの一部関係者も追加利下げに対し慎重な姿勢を見せている。ダラス連邦準備銀行のローガン総裁は21日、「金利を段階的に下げるのが適切だ」と言及した。これに対しこの日米10年物国債利回りは前営業日より0.11%上昇の4.20%に上がった。これは7月末から3カ月ぶりの高水準だ。

10年物米国債利回りは世界的長期債金利のベンチマークの役割をする。利下げ速度が速くないだろうという見通しが市場金利に反映されたのだ。少しでも安全で高い収益を得られる所を探す海外投資資金は米国債に流れ、これはドルの価値を高める。主要6カ国の通貨の対ドル価値を示すドル指数はこの日一時104を突破し約2カ月ぶりの最高水準を示した。

米大統領選挙が2週間先に迫る中でトランプ前大統領当選の可能性が大きくなった点もドル高に力を与えている。最近トランプ前大統領が激戦州で善戦する姿を見せ、各種ベッティングサイトではトランプ前大統領当選の可能性を大きく反映している。市場はトランプ前大統領当選時には財政赤字拡大により国債利回りが上昇し、インフレが再発して利下げ時期がずれこむと予想している。これはドル高に影響を及ぼす要素だ。

地政学的リスクが深まりリスク回避心理が作用したのもウォン相場を落としている。中東情勢が悪化し、ロシアとウクライナの戦争も激化してだ。これに伴い、対ドルで円相場は150円台、人民元は7.13元台で取引されともに振るわない姿を見せている。

iM証券のパク・サンヒョン研究員は「トランプ前大統領当選時にウォン相場が再び1400ウォンを超える可能性が大きい。年末になるほど米大統領選挙リスクが緩和され為替相場下方安定要因として作用するだろうが、トランプ氏の政策リスクが韓国の金融市場に否定的影響を及ぼしかねない」と分析した。

1ドル=1380ウォン超えたウォン相場…「トランプリスク」も一因 | Joongang Ilbo | 中央日報

ついに専門家もトランプ当選時に1400ウォンを超える可能性が高いと。まあ、こちらは年内だとみているが、今の調子だと月末には1400到達もおかしくないのだ。既に1381ウォンだからな。

それともう一つ気になるのが人民元だな。気がつくと安くなっている?中国株は景気刺激策を期待で上昇しているが、人民元は逆に下がっている。中国の景気刺激策についてはよくわからない。その程度の金額ではたいした効果がないという指摘もある。どちらにせよ。デフレからの脱却は容易ではない。

後、JPモルガンが中国の刺激策ではデフレ脱却は難しいという発言がある。これも見ておこうか。

(ブルームバーグ): 中国が最近打ち出した一連の景気対策は、短期間に幅広く景気を刺激することより、リスク軽減が目的だと、JPモルガン・チェースの中国担当チーフエコノミスト、朱海斌氏はみている。

  朱氏は22日、ワシントンで開かれた国際金融協会(IIF)主催のイベントで、「これがゲームチェンジャーなのか、中国版の『必要なら何でもする』段階なのか、あるいは4兆元(約85兆円)規模の景気刺激策が新たに実施されるのかと問われれば、私の答えはノーだ。まだそこに至っていない」と語った。4兆元という規模は、世界的な金融危機が起きた2008年に中国が実施した刺激策に相当する。

  「政策シフトは見られるが、実際には180度の政策転換ではない」とも語った。

  一連の刺激策発表を受け、エコノミストの間では今年の中国成長率予測を、公式の目標である5%前後に向かって上方修正する動きが相次いだ。また中国株の大幅上昇にもつながった。だが当局が着実な景気好転に向けより強力な財政刺激策を実施する意向があるかどうかに懐疑的な見方が強まり、そうした熱狂は冷めてきている。

  朱氏は、中国が消費と内需を重視する姿勢を強めると考える投資家は、恐らく「失望が続くだろう」と述べた。

  中国政府は国内産業基盤の強化に重点的に取り組む姿勢を維持すると、朱氏は予測している。

  中国当局が生産性向上を図ろうとすることは妥当だが、現代の経済では生産性は製造業だけでなくサービス業からももたらされることを中国の当局者は認識する必要があるという。

  朱氏によれば、中国当局は慎重を期し、来年に刺激策を終わらせることはない見通しだ。「あまりにも早く迅速な引き締めで政策を終了する状況が繰り返されることは多分ない。25年に再びそうなることはないだろう」と述べた。

中国の景気刺激策、ゲームチェンジャーにあらず-JPモルガンの朱氏

今の景気刺激策では足りないから追加でもっとするかどうかが懐疑的と。そもそも、中国にそんな大規模な予算を投入し続ける金があるんですかね。ないおもいますが。そもそも不良債権処理スルーして財政刺激しても効果は期待できないだろう。

主要6カ国の通貨の対ドル価値を示すドル指数はこの日一時104を突破し約2カ月ぶりの最高水準を示した。

ドルインデックスについては既に言及しているが、あのときは103だった。もう、104なのか。

韓国 1ドル=1380ウォン超えたウォン相場…「トランプリスク」も一因」への6件のフィードバック

  1. 朝だ!素晴らしい秋晴れだ!これから様々な手続きをしなくては!今朝は血圧高目。きをつけねば!零戦がヨメを貰うまではクタバルわけにはいかない、、とすればオレは不死の身体を手に入れた訳だ!奴は結婚はできないからね。今朝の朝鮮中央日報の記事。韓国がG7+1入りとビザ無し入国を諦めていないらしい。偉そうな社説。不法滞在がふえるだけ。G8の方は分担金はらえるのか?

  2. 韓国経済のほうは足掻いても崩壊に向かう道標はかわらないだろう。いにしえの大国は台湾有事につっぱしれば崩壊間違いなし。もしかしたら韓国を接収するかもしれない。日本はかかわり合いを断とうとするがしつこい韓国があきらめてくれない。今月のウォンの1400台の下落はまにあいそうにない。だが来月は到達する。ねんない1500もみえてきた。

  3. できるだけ全記事に拙考を投稿しているけどかなりの重労働だ。これを16年1日も休まず記事をupするのは大変だろう。ウォンウォッチングも日課になってきた。手首の負傷はどうだろうか。元気な間はみとどけたい。さぁ哀愁溢れる実りの秋。頑張りましょう。

  4. 開幕は1381.42。チョッとズレるけど1380台はトレンドだ!月末だから韓銀砲ぶっぱなしまくるのか気になる所だ。合わせて外貨準備高は幾らに目減りしているのか。剣ヶ峰は続く。そろそろ横断幕を用意しようか?

  5. 1380.92午後16時のウォン。辛うじて1400手前に踏みとどまっている。壮絶な殴り合い。ノックアウトは必定で何時まで持つのか興味深い。毎日が楽しい。阿鼻叫喚が何時まで続くのか。崩壊してからも地獄は続く。墜落する零戦の様だ!

  6. 1375.9400ウォン。午後5時半の為替レート。脅威的粘り腰。此くらいの頑張りをみせていたら当麻恒男も結婚出来たかもしれないが騙され専科だから無理だな。可哀想に。孤独な人生の終焉。涙が止まらない。惨めだね。孤独だね。寂しいね。あぁ哀れだな。

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