1ドル=160円まで円安加速のリスク、為替ウオッチャーら予想

10月27日、日本の解散総選挙で自民党の歴史的惨敗となったわけだが、ある程度の結果は予想通りといえる。自公過半数割れしたことで、もう、自民党は野党を無視することはできない。無理矢理、連立政権がどうとか述べているが、野党は沈む船には乗らないだろう。まずは石破総理が歴史的惨敗したのに総理を続けるとか、おかしなことを述べているからな。

石破総理はどうも勘違いしているんだよな。裏金問題も確かに大きな影響を与えたかもしれないが、石破総理の時点で誰も自民党に期待していない。まだ何もしていないのに解散総選挙をするとか。意味がわからない。

日本人は何の評価もできないなら、結局、過去の行いを考えて投票するしないという。その結果はご覧の有様だ。一度、自民党を裏切ったような議員が総理である時点でどうかしている。本当に谷垣さんの爪の垢を煎じて飲ませてやりたい。

まあ、そんなことを思った選挙であるが、それよりも気になるのはドル円動向だ。最近、円が急激に下がっている。もう、153円まで下がっている。米国が利下げしても円は売られている。それで専門家は160円もあり得ると見ているようだ。

記事を引用しよう。

(ブルームバーグ): 日本と米国の選挙が市場に先行き不透明感をもたらす中、一部の為替ストラテジストは円相場が今後数週間のうちに1ドル=155~160円まで下落する可能性があるとみている。

  これは日本の通貨当局の円買い介入が発動され得る水準に戻ることを意味する。加藤勝信財務相は米国時間23日、「投機的な動向も含め、為替市場の動向を緊張感をさらに高めて注視する」と述べた。

  バンク・オブ・アメリカ(BofA)やみずほ証券、アセットマネジメントOneなどが160円を予想している。円は23日に153円19銭まで前の日から1.4%も下落し、7月末以来の安値を付けた。今月は対ドルで約6%下落しており、月間ベースで2022年4月以来の大幅安となる勢いだ。

  みずほ証券金融市場部の大森翔央輝チーフデスクストラテジストは、「10月には日本銀行が動かないだろう」とし、米国の金利が年末まで高止まりして足元の円安スピードが続けば、「160円になる可能性は高い」と述べた。

  160円は日本政府が前回為替介入を実施して円安に歯止めをかけた水準に近い。ブルームバーグが53人のエコノミストを対象に行った調査では、政府に再び為替介入を促すとみられる水準の中央値は160円だった。

年初来のドル・円相場の推移© ブルームバーグ

  「短期的に円ショートが勢いを増せば、160円までの円安リスクはある」と、BofA証券の山田修輔主席FX・金利ストラテジストは言う。「円安進行で投機筋の円ロングは調整されたが、まだそれほど円ショートにはなっていない」と話す。

  日米の金融政策の方向性が乖離(かいり)する中、市場で両国の金利差が今後どの程度まで縮小するのかを巡り意見は分かれている。米国の堅調な経済指標と米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げに慎重な姿勢が状況を複雑にしている。ここ数週間は米国要因が為替相場を大きく揺さぶり、北米の取引時間帯に円売りが加速した。

  シンガポールのサクソ・マーケッツのチーフ投資ストラテジスト、チャル・チャナナ氏は、市場の注目度が高い米国の雇用統計で「非農業部門雇用者数が非常に弱くならない限り、相場の方向転換は起こり得ない」とみる。米大統領選挙を前に155円を超える円安も排除できないと予想している。

  政治的な不透明感も円安を加速させている。日本では27日投開票の衆議院選挙の結果次第で、政府と日銀のコミュニケーションが複雑になる可能性がある。トレーダーらは約2週間後に迫る米大統領選挙にも備えており、トランプ前大統領の勝利に賭ける向きが円売りを推し進めている。

  「大統領選後の財政リスクがトランプ氏勝利でさらに加速するリスクが意識されており、短期的に長期金利は下がりづらい」と、ファイブスター投信投資顧問の下村英生シニアポートフォリオマネジャーは指摘する。

  一部のストラテジストは短期的には円安が進むとみると同時に、目先の政治リスクが収まれば、円相場が上昇方向に転じることも想定している。

  アセットマネジメントOneの竹井章ファンドマネジャーは、短期的には160円程度までの円安・ドル高があり得るとした上で、年末に向けて米国の長期金利は低下していくと予想。円相場も「場合によっては150円よりも円高に戻る可能性はある」と述べた。

ニュースは以上。

これを読む限りでは目先の政治リスクは収まらないよな。むしろ、どう見ても短期政権が続きそうで混乱拡大するんじゃないか。嫌われ者の石破総理が連立政権なんてできるわけないだろう。というより、160円程度ってヤバイだろう。

他の記事には米大統領選次第では165円まで下がるという見方もある。これから冬を迎えるのに165円とか、輸入物価が高騰してますます魚が食べにくくなるな。

1ドル=160円まで円安加速のリスク、為替ウオッチャーら予想」への3件のフィードバック

  1. 円高トレンドで今冬のエネルギー輸入の高騰が予想される。政権に与える影響は国民民主党の105万の壁とトリガー条項に移る。石破は飲むしか政権延長の手段はない。物価がまた上がる。なんとかしてほしよな。岸田文雄、石破茂。二代続けて悪政が続く。

  2. 1377.96ウォン。幾度となく跳ね返してはいるが、砲弾がもつのか?毎日のようにドルを溶かしてる。崩壊は規定路線。その日がいつになるのか?零戦は墜落した。整形可にも断られ哀れストーカーで10ヶ月の服役。惨めだね、哀れだね。孤独だね。韓国経済とリンクするように人生進行中!

  3. じぶんに何が欠けているか分からないらしい。度重なる自分上げ。他者をさげてよい格好をする。仕事はクビばかり、永続きしない。これでは人生託そうなんて女性はあらわれない。整形でもだ。論点ずらしは政治家並み。家族を持つ幸せを知らずに年をとる。いいんじゃないか?奴のDNAを残されたら子供が困る。

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