韓国証券市場 ということで明日はいよいよ米大統領選挙である。トランプ氏が勝つか。ハリス氏が勝つかの二択しかないのだが、韓国経済的に面白くなるのは在韓米軍撤退を示唆しているトランプ氏の方だと思う。だから、トランプ氏が勝てばいいとは思うのだが、こればっかりは投票してみないとわからない大接戦である。
しかも、トランプ氏がリードといいながら、最後はハリス氏リードとか。一体、どっちなんだよ。まあ、泣いても笑っても明日か、明後日にはおそらく結果が出ている。結果が決まりそうなときのウォン動向に是非とも、注目してほしい。
それでは11月5日のウォン市場を見ていこうか。開幕は1375.2
チャートをどうぞ。
あれほど昨日、必死に介入して1370まで押し上げたのに次の日には1375。それからもみ合いが続く展開である。だが、韓銀だって米大統領選挙前で何もしないはずがない。韓銀砲をすぐさま撃ち込んでいく。どーん。
これには愛犬のジョニーも大喜びだ。そして、1370奪還を狙うが跳ね返される。そんなものかよ。もっとドルを使え。ヘッジファンドの笑いが聞こえてきそうだ。しかも、韓銀がそんなへぼ介入なら、こちらは一気にいかせてもらう。ハゲタカ砲だ!ずどーん。
1372ウォンからいきなりウォンは急降下だ。これは1380を目指すような勢いだ。
1373、1374、1375、1376、1377、1378と急降下。おいおい、韓銀さん。何しているんだよ。全然、防衛できてないぞ。このまま米大統領選挙の開票まで行くつもりか。1380付近はどう見てもヤバイだろう。もっとドルを使って介入してあげた方が良いんじゃないか。
トランプ氏当選で1400どーん。何てこともあり得るのだぞ。何しろ、ドル高が一気に進みそうだからな。
それで1377ウォン付近でもみ合いが続く。その後はそんな感じで激しい攻防線となり、15時半には1378.6。7.7ウォン安。一日で1380目前まで迫ったと。これは期待できそうですね!
時間外で多少韓銀砲を撃って抵抗しているが、1375ウォンも突破できない。このままウォンは下がっていく。18時半頃には1377.86だ。
次はドル円だ。
151円で始まったドル円は朝には152円だ。やはり、トランプ氏当選とみているのか。まあ、ダウは売られていたが。リスク回避の動きだろう。今日のダウもそうなるんじゃないか。
18時半には152.179だ。
■2024年11月5日の韓国証券市場
コスダック指数 2.27ポイント▼ 751.81(終値)
総合株価指数 12.09ポイント▼ 2576.88(終値)
ウォン・ドル相場 7.7ウォン安 1378.6(午後3時半現在)
■投資主体別売買動向
24.11.05 | 3,883 | -1,435 | -2,857 |
個人が3883億で買い。外国人が1435億で売り。機関が2857億で売り。
個人が買い。外国人と機関が売りと。
韓国政府当局者たちは、固唾を飲んでアメリカ合衆国大統領選の行方を観ているのではないか。どうなるかはともかくトランプ勝利なら自国の安全保障に亀裂が走る。要求されている一説には現在の9倍ともいわれる駐留費を払うしかなく、ビジネスライクなトランプに駆け引きは通用しない。カネがないから米軍撤退が現実味を帯びる。北朝鮮の侵攻が実現すれば核が炸裂するかもしれない。我が国は偏西風に乗った核物質の処理をしいられる。日本海側はピンチだな。