韓国証券市場ウォンニャス速報 米利下げでもあまり変わらないウォンw

韓国証券市場 いずれ本編で詳しく取り上げるが、7日の夜、米国のFOMCで0.25%利下げとなった。これによって米国のFF金利は4.75%~5%となり、自動的に米韓金利差が1.75%に縮小した。当然、これはウォン上昇を助ける材料となるので韓国株も1400目前から一気に上昇したのだが、朝の9時から市場が始まるとほとんど変わってない。

ただ、0.25%の利下げは既に市場は織り込んでいたのでそこまで大きなサプライズではない。問題は次の12月のFOMCで金利を下げるか。据え置くかだ。当然、米CPIと雇用統計がこれから出てくるのでそれを確認しながらになるが、どうやら発言要旨を見ている限りでは金利据え置きも考慮しているようだ。

つまり、韓国ウォンにとっては米国の金利がこのままどんどん下がるという予測は外れる。韓国が次に利下げするかどうか知らないが、米国が利下げしたところでたいして変わらないならウォン安は防げないぞ。

では、開幕から見ていこう。スタート値は1380ウォン。

それではチャートをどうぞ。

市場が始まるとウォンはいきなりの昇龍拳で吹き飛ぶ。FOMCの利下げ効果などたいした影響がないかのような見事なウォン売りである。開幕して15分で1385ウォンまで下落。これは1390もありえるのか。愛犬のジョニーも興味津々だ。

結局、10時前には1387ウォンでなんとか押しとどめるも、さすがに劣勢を覆すようなパワーはない。なぜなら米国が利下げしたのにウォンが売られてるのだ。しかも、1387ウォンでヤバイ。こうなれば超韓銀砲だ。ずどーん。

勧銀の放った一撃で1380ウォンまで上昇に見えたが駄目。1381ウォンで押し返される。しかし、なんで米利下げした次の日に韓銀は介入しているんだよ。最も利下げしたのにここまで売られるのか。もう一度述べるが米利下げは好材料だぞ。

しかも、介入を止めればすぐにフルボッコだ。1385ウォン付近から押し戻せずにそのまま投げ売りが続く。

結果は1386.4。10.2ウォン高。うわあ。利下げしたのに10ウォンしか上がらないのか。しかも、大規模介入してもこれか。韓銀さん。もう、諦めて1400を許容しろよ。無駄なドルを使うな。それは国民の年金なんだぞ。

時間外でもウォン売りは止まらない。

それでドル円だが、円も利下げしたので多少は上がるはずなのだが、153円とたいして変わってないという。もう、利下げじゃ円はあがらないのか。サプライズはないからな。

■2024年の韓国証券市場

総合株価指数 3.48ポイント▼ 2561.15(終値)2時間前

■投資主体別売買動向(18時以降に更新予定)

韓国証券市場ウォンニャス速報 米利下げでもあまり変わらないウォンw」への2件のフィードバック

  1. どうしても1380は割れない。それでも、今1389.99ウォン。介入は明らか。しかし明らかにおされている。持久戦になれば投機筋が勝つ。双方とも引くに引けない。いずれ決着はつく。そう遠くはない。それでも一年後くらいか。そのときは日本中でくす玉が割られ、歓喜の声がこだまする。

  2. 1385.91。凄い殴り合い。執拗に投機筋は1400ウォンに侵入を試みるが韓銀との空中戦。飛び交うミサイルはお互いに決定打には至らない。一瞬の間も目が離せない。だがいつかはその日がくる。あの時がポイントだったかと歴史が検証するだろう。

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