韓国証券市場 弱い。ウォンが弱すぎる。もう、限界の領域の一歩手前の1400ウォンを超えている。いくら韓銀砲を撃っても押し返される。これはウォンが弱いというより、ドルが強すぎなんだよな。
ドルの強さを数値でわかる指標にドルインデックスというのがある。これを見ておけば、まさにキングドルが到来しているのだ。つまり、主要国通貨は下がり、ドルだけが上昇している。
トランプ氏の再選の日にドルインデックスは103だったのが、今はもう107目前まできている。これを見る限りではドルが強すぎてどうしようもない。ドル円だって155円突破して156円に落ちている。それはローカル通貨のウォンだって売られるわけだ。
問題はこの流れはトランプ氏の再選から来ているので、就任するまでは変わらないてことだ。つまり、年内はこのままドル高維持。就任すれば具体的に何をしていくのか。見えてくるので市場も落ち着きを取り戻すだろう。もっとも円テク投資していた韓国人投資家は爆死で追証の嵐ですが。
彼らは140円や150円の時に買って米国が利下げしたら円は上がるだろうというアホな楽観論に騙されていた。しかし、米国が0.75%利下げしても156円だ。もう、どう考えてもここから急な円高はあり得ない。日銀が利上げしても150円の奪還もできないんじゃないか。
だからウォンが売られるのはトレンドなのだ。良かったじゃないか。ビッグウェーブに乗れて。もっともウォンを上げる材料は何もないが。
それでは開幕から見ていこうか。スタートは1403.6。
チャートをどうぞ。
今日もかなり介入している跡がみられるが、なんという無駄なドルの消費だ。もう、介入するだけ無駄だと悟れよ。必死に介入してもすぐ元通りじゃないか。しかし、11時頃になんとか1410の防衛には成功しているのか。そして、ここから韓銀砲か。
なんとか抑えたい。しかし、ウォン売りは止まらない。ここまで売られたらいくら介入しても無意味。だが、韓銀は16時頃に超韓銀砲を撃ち込んだ。
そして、一瞬だが1400を奪還した。おお、やればできるじゃないか。跡はそれを何発撃てばいい?ええ?もう、どんなドルがない?またまたご冗談を。介入しないとどうなるかわかってないのか?こうなります。
結局、19時には1407ウォンだ。だから言ったじゃないか。韓銀さん、介入するドルが足りない。
■2024年11月14日の韓国証券市場