韓国 韓銀が物価が下がってデフレになりそうなのに利下げできない理由は色々あるのだが、大きく分けて3つである。一つは米韓金利差縮小による外資撤退の加速化。今、米国の金利は4.75%であり、韓国の金利は3.25%なので、金利差は1.5%ほど離れている。
二つめ目は外資撤退で株安・ウォン安と陥るので1400突破しているウォンレートを利下げでこれ以上、下げるのは非常に不味いこと。過去の最安値が1420なのでここを越えると、前人未踏の1500を目指すことになる。
そして、1500はサムスン電子が倒産するレートだともいわれている。どんなレートなんだよ。実際、1500を日本円で考えるなら、160円、170円の世界だからな。何が起きてもおかしくない。
輸出で食べているサムスン電子など韓国企業がウォンレート下げたら有利じゃないかという話はもう過去のことだ。もう、韓国のウォン安はそこまで韓国企業の業績に貢献しない。むしろ、輸入額が増えるのでマイナスになることも。
そして、今日のテーマとなるのが三つ目。不動産投機の増加による家計債務の急増である。韓国では利下げを待つまでもなく、またしても不動産投機が活性化。そして、不動産の多くの資金は銀行からの融資であり、不動産ローンというわけだ。
この家計債務危機について韓銀総裁も利下げしたら増えそうだと、利下げ判断を見送る根拠にしていた。しかし、今回の最新動向でわかったことはなんと「数兆円」も増えてるのだ。それもたった三ヶ月で。つまり、利下げしたら予想通りに家計債務が急増したと。ついに前人未踏の1918兆ウォンだ。やったな。1900超えじゃないか。因みに韓国の家計債務は世界第2位である。このまま一位のスイスも目指せるんじゃないか。
しかし、たった数ヶ月で18兆ウォン増加。つまり、日本円で約2兆円も増えるとか。韓国人はなんでここまで借金大好きなんだ。あれだけ下がった不動産にまた夢でも見ているのか。そんな不動産価格高騰なんて金利が高いままなのに長続きするとはおもえないが。
ええ?韓国政府は貸出規制、DSRがどうとか抑えるんじゃなかったの?もちろん、規制はしているはずだが、無能な韓国政府のやることなんていくらでも穴がある。0.25%利冴で18兆ウォン増えたら、今後、利下げではさらに倍増か。韓国さん。家計債務世界一は来年ですか。韓国は何でも一番が好きだもんな。
では、記事を引用しよう。
第3四半期(7~9月)はソウルのマンションを中心に不動産市場に火がつき、住宅担保融資を中心に家計負債が18兆ウォン(約2兆円)増加したと集計された。3カ月で35兆ウォン増えた2021年の第3四半期以来最も大きい増加幅だ。
韓国銀行が19日に発表した「2024年第3四半期家計信用(暫定)」によれば、9月末基準の家計信用残額は1913兆8000億ウォン(約211兆円)で、第2四半期末にくらべ18兆ウォン増え、過去最大残高を記録した。
金融当局は、ソウルのマンション価格の上昇傾向に伴い家計負債が急増したことを受け、9月から2段階ストレス総負債元利金返済比率(DSR)を適用している。融資規制の政策効果は、第4四半期以降に確認できる見通しだ。
家計信用残高は、通貨緊縮基調の中でも昨年第2四半期以降増え続け、今年第1四半期には3兆1000億ウォン減少したが、第2四半期に再び増加傾向(13兆4千億ウォン)に転じた。家計信用のうち販売信用(カード代金のうち未決済分)を除いた家計融資だけを見ると、第3四半期末の残高は1795兆8千億ウォン(約198兆円)で、第2四半期(1779兆8千億ウォン)より16兆ウォン増えた。
販売信用は秋夕(チュソク・旧暦8月15日)の連休などで個人カードの利用額が増え、2兆ウォン増えた。家計信用は金融圏全体の家計融資に販売信用を加えた指標で、包括的な家計負債を意味する。
家計融資の中では住宅担保融資の残額が19兆4000億ウォン増えた。第1四半期(12兆4000億ウォン)・第2四半期(16兆ウォン)より増加幅が大きい。不動産市場が高騰した2021年第3四半期当時、住宅担保融資が20兆9000億ウォン増加して以来の最大値だ。信用融資などその他の融資は3兆4000億ウォン減少し、12四半期連続で減少した。
預金銀行の住宅担保融資が3カ月間で22兆2000億ウォンも増え、相互金融などノンバンク預金取扱機関の住宅担保融資(9000億ウォン)も増加に転換した。証券会社などその他の金融機関の住宅ローン(-3兆7000億ウォン)は減った。
韓国銀行のキム・ミンス金融統計チーム長は、「首都圏を中心に増加した住宅売買取引が時差を置いて融資に影響を与えた」として「以前は住宅購入や生活資金を設ける時に住宅担保融資に加えて一部の信用融資まで活用するパターンだったが、借主単位のDSR導入以降は満期が長い住宅担保融資を受ける方がはるかに有利で融資の形態に変化があった」と説明した。
韓国銀行は、経済規模が大きくなり家計負債が増えることは「自然な現象」としながら、物価上昇を反映した名目国内総生産(GDP)に対する家計負債の比率を漸進的に下げて安定させることを目標にするという立場だ。
キム金融統計チーム長は「第3四半期の家計信用は2015~2023年の長期平均増加幅である22兆2000億ウォンを下回り、今年第3四半期まで家計信用の累積増加率は1.5%で、名目GDPの成長率内で管理されている」として、「政府の9月のストレスDSR2段階施行など、マクロ健全性政策と銀行の家計融資管理などで、9月に入ってからは家計負債の増加傾向が鈍化し、このような流れは当分続くと予想する」と話した。
韓国の家計負債、3カ月で18兆ウォン増え1914兆ウォン…3年ぶりの最大増加幅 : 経済 : ハンギョレ新聞
面白いよな。三ヶ月で借金が2兆円も増えていて、これで名目GDP成長率内で管理されているとか。でも、韓国の今年の経済成長率は2%ぐらいになるよな。まあ、DSR規制の効果が出ているのかどうかは来年にならないとわからないが、あくまでも利下げが0.25%だからだよな?
高い金利だと支払い利息も増えるので、貸出融資は増えない。韓国の金利は3.25%で、まだまだ高いと思われるが、それを下げないで家計債務が2兆円増えたのはわりと深刻だとおもうぞ。管理出来ているとは思えない。
しかも、銀行は住宅担保融資を増やすのは良いが、内需低迷で高金利が続いてるので、貸出金利は高いままだろう。金利を下げると見込んでの不動産価格高騰なのに、この流れは続くのだろうか。
問題はまだある。不動産競売が激増しているのだ。つまり、高い利息を払えなくなったことで、不動産を手放す韓国人が続出している。特に売られてるのはマンションみたいだな。
【KOREA WAVE】韓国の不動産市場に先行指標とされる競売市場で、物件数が急増している。高金利の長期化による利息負担の増加、さらに住宅ローン規制強化に伴う融資上限縮小が住宅購入意欲を冷え込ませ、物件が競売市場に流入している。特に10月には、全国のマンション競売物件が3年11カ月ぶりに最高水準となった。
不動産競売データを提供する「ジジオークション」の「10月競売動向報告書」によると、全国のマンション競売件数は3493件で、前月比19.1%増加し、2020年11月以来最多となった。特に首都圏の競売物件が急増し、ソウルでは380件が競売にかけられ、2015年4月以来の多さを記録。京畿道も809件と、2014年12月以来の最高水準に達している。
全国の競売成約率は40.0%と前月比で3.3ポイント上昇したが、ソウルの成約率は41.3%で4.3ポイント低下。しかし、成約価格率(評価額に対する成約価格の割合)は97.0%と、2022年6月以来の高い数値を記録した。
市場では競売物件の増加が当面続くと予測されている。特に、景気が良かった時期に不動産をローンで購入した投資家たちが利息負担に耐えられず、物件を競売に出すケースが増えている。昨年、集合住宅の任意競売の開始申請件数は3万9059件と、2022年の2万4101件に比べて62%急増。今年も7月までに3万3710件に上っており、前年同期比52.8%の増加だ。
韓国の不動産競売市場が悪化、競売物件が急増…高金利・規制強化
ええ?ちょっとまって?さっき不動産投機が急増で、住宅担保融資が増えた。それで家計債務が2兆円ほど増えた。でも、実際は不動産競売で3年11カ月ぶりに最高水準とか。それだけ、多くの韓国人が不動産を売却しようとしているわけだ。これは明らかに景気低迷で韓国人に余裕がなくなっていることを意味する。
もちろん、競売に出したといって言い値で売れるわけでもない。だいたいは二束三文で叩き売りである。しかも、集合住宅を任意競売が昨年より52.8%増えたとか。不動産価格が高騰しているのか。それとも下がっているのか。どっちなんだよ。
ソウルの成約率は41.3%で4.3ポイント低下。しかし、成約価格率(評価額に対する成約価格の割合)は97.0%と、2022年6月以来の高い数値を記録した。
これはやはり、不動産投機だよな、ソウルだけが言い値で買われている。でも、本当に不動産価格高騰が続くのか。金利下げるのは難しいのに。
38度線から至近距離に国一番の都市を設置する、、休戦中なのに信じられない都市設計だ。それは平壌も同じで朝鮮民族の思考は理解できない。それなのに折角購入したマンションを売るなんて、、わざわざ損をするためとしか思えない。命の方がだいじだけど。経済崩壊は既定路線だから纏まったカネがはいるなら韓国人街のある日本以外の国へ避難することを忠告する。日本にはこないでね!