ポスコ、浦項製鉄所の1線材工場を突如閉鎖…供給過剰により45年ぶりのシャットダウン

韓国 今、韓国経済で倒産しそうな企業と言えば、サムスン電子が一番だが、こちらは韓国ポスコにも注目している。倒産しそうな理由はサムスン電子とは異なるが、それよりもポスコは火災が多すぎるじゃないのか。

ただでさえ内需壊滅や中国製輸入で鉄鋼需要が激減しているのに、工場火災で足を引っ張るという。火災は台風のような自然発生する災害ではない。現場の防災に対する意識が欠如しているんじゃないか。もっともその現場で働いているのが外国人なら言葉も通じないので、防災とかできなくて当然か。

記事を引用しよう。

最近、浦項製鉄所の3フィネックス工場で別の火災が発生し、火災により停止しました。

消防当局によると、24日午後11時18分頃、慶尚北道浦項南区にあるポスコの浦項製鉄所で火災が報告され、消防当局が消火活動を開始した。

消防関係者は「少し前に出火した浦項製鉄所の3フィネックス工場が再び出火し、煙が大量に発生したとの通報を受けた」と話した。これまでのところ、火災の規模と被害は確認されていません。

これに先立ち、10日の早朝に3Finex工場で大きな爆発音を立てて火災が発生しました。

約5時間で鎮火しましたが、火災により一部の設備が被害を受け、修理して工場が復旧するまで生産が停止されました。

3Finex工場は、年間200万トンの溶湯を生産する施設で、2014年に竣工しました。現在、浦項製鉄所が生産する溶湯全体の約10%を占めています。

消防「ポスコ3フィネックス工場でまた火災」

このようにポスコの工場でまた火災。もっとも、ポスコの話題を取り上げた本題は工場火災ではない。どうやらポスコは浦項製鉄所の1線材工場を突如閉鎖したようだ。本当、どんどん追い詰められている。

では、記事を引用しよう。

韓国の鉄鋼大手ポスコは、45年以上にわたって稼働していた浦項製鉄所の1線材工場を19日に突然閉鎖した。

 同社はこの日、報道資料を通じて浦項製鉄所1線材工場が45年9か月の稼働を終え、シャットダウンに入ったと発表した。

 浦項製鉄所1線材工場は1979年2月28日に稼働を開始し、2度の合理化を経て、過去45年9か月間で累積2800万トンの線材製品を生産してきた。線材(ワイヤーロッド)は、鉄鋼半製品を圧延して線状に成形したもので、鋼線やワイヤーロープ、溶接棒などを製造するための中間素材として広く使用されている。

 この工場で生産された線材製品は、釘やネジなどの材料や、自動車の高強度タイヤ補強材としてタイヤコードやビードワイヤーなどに利用されてきた。

 今回の閉鎖決定は、最近のグローバルな鉄鋼供給過剰や海外の低価格鉄鋼製品の攻勢により悪化する収益性を改善し、効率化を図るための判断と考えられている。

 ポスコは、最近のグローバルな鉄鋼市場における供給過剰の継続、中国などの海外低価格鉄鋼製品の攻勢、そして設備の老朽化などの影響を総合的に考慮し、1線材工場の閉鎖を決定したと説明している。

ポスコ、浦項製鉄所の1線材工場を閉鎖…供給過剰により45年ぶりのシャットダウン=韓国 | wowKorea(ワウコリア)

ここまでニュースになれば多くの日本人もポスコが本当にヤバイ。崖っぷちの状況であることを理解するだろう。工場閉鎖というのは生産能力を自ら減らす。しかも、理由が供給過剰である。ああ、工場火災の理由も供給過剰ですか?

それで工場閉鎖して収益性を改善する?ええ?無理ですよ。だって中国勢の鉄鋼はそのうち、世界の鉄鋼市場を独占するというか。もうなっている。日本の鉄鋼業は国内で需要を十分、満たせるので問題ないが、韓国は内需が死んでますね。ただでさえ、市場が狭いのに内需が死んでて、中国製にシェアを奪われる。

大規模な工場閉鎖、赤字事業の清算は当然、社員のリストラなのでポスコ関連の585万人だったか。その社員がどんどん消えていくわけだ。でも、根本的に中国製に勝てないのに何しようがじり貧なんだよな。もう、中国に技術を追いつかれた時点で、韓国ポスコはもう役目を終えている。

中華製品が蔓延する南米だったか。採算が合わないので長年の鉄工所が閉鎖されたよな。韓国のポスコがそう遠くないうちに辿る未来だ。結局、シェアが大きい方が勝つ。それに対抗するには中国製鉄鋼に高関税を課すことだ。でも、韓国さんにそれができるんですかね?そんなことしたら韓国人の大好きなキムチを売ってくれなくなりますよ!

では、ネットの突っ込みを見ておくか。

1.チャイナは太陽光パネルはダンピングして作りすぎて売っても地獄
売らなくても地獄の状況らしいけど
鉄鋼はどうなるんかな

2.中国は世界で最も多くの鉄鋼を生産していますが、私が見た限りではそれほど高品質の鉄鋼ではありません。ご存知ない方のために説明すると、鋼鉄には何千種類もの等級があり、最高の鋼鉄は常に米国、日本、ドイツなどから作られます。

3.韓国が作って中国へ輸出していたあらゆる物を中国が自前で作れるようになって
韓国経済終了

4.中国にダンピング合戦で敗けただけだろ

5.日鉄がUSスチール労組へ
中韓製の鉄鋼は輸入しないと約束

以上の5個だ。

韓国のポスコの終わりが近づいている。でも、それも技術力がないからだ。安い中国製に取って代わられる。そりゃ、中国企業に技術を売り渡すような社員ばかりじゃどうしようもないよな。中国企業の台頭は、そういう韓国人が後を絶たないのも原因なんじゃないか。

ポスコ、浦項製鉄所の1線材工場を突如閉鎖…供給過剰により45年ぶりのシャットダウン」への2件のフィードバック

  1. ポスコ本社は日本製鉄に支援を求めているが、日本製鉄所有の株式売却で日本からの支援の命脈を断たれた。くわえて日本製鉄はusスチールの買収に舵を切っている。トランプの選挙基盤だから迂闊な取引はできない。だから文中にあるように中韓の鉄鋼は使わないだろう。、、ということは韓国ポスコは完全に見離されたということだ。500万人からの人間が関わっているとの報道だ。かつて、日本のダイエー倒産を彷彿させる。

  2. このフィネックス工法って?
    日本の高炉の事故は水蒸気爆発が多いけど、
    高炉下にある送風口の冷却水が内部に漏れて水蒸気爆発、
    焼却炉なんかだと送風口から温度上げる為可燃物入れたりするけど…
    高炉でそれやると送風口がすぐ摩耗して水が漏れる、
    対策してるけどね、
    もしやその辺の技術不足かな。。。

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