韓国証券市場ウォンニャス速報 開幕は1426.0 ウォンが下り最速で落下!

韓国証券市場 1420。それが韓国の過去最安値である。これを超えれば前人未踏の領域であり、ユン氏の戒厳令の発動でこれをあっさり1440まで越えた。つまり、投資家からすれば1420なんてもう通過点なのだ。為替というのは不思議なもので一度でも越えてしまえば、その数値は壁にならない。気がつけばそこまで下がるものなのだ。

だから、こちらは1440は通過点であり、年内に1450突破も予想している。戒厳令前は1420ウォンを年年内突破するかと思っていたら30ウォンも一気に下がる予想となった。日本円でいえば3円ほど下がると考えればこれがどれだけ異常なのかがすぐわかる。

しかし、韓国はアホなユン氏によって二分されたので、外資が売るのは当然である。弾劾に与党が賛成していれば、混乱はおさまったかもしれないのにそれをしなかった。アホ過ぎてどうしようもない。投資家が不確実性を一番嫌うことを何も理解しない。弾劾が否決されたことで投資家は韓国の未来が読めない。空売り禁止されている。そもそも外交がストップすれば大きな投資ネタも出てこない。

だからこの結果は当たり前なのだ。問題は韓銀からすればふざけるな!と一言だろうなあ。でも、戒厳令をやったことは世界中の投資家は知っている。もう、終わりなんだよ。だから、昨日の開幕が1426ウォンだろうが、さらに売られるのだ。

それではチャートをどうぞ。

開幕からもうウォン安は止まらない。昇龍拳どころか。真昇龍拳クラスの下げとなっている。ヘッジファンドが弾劾否決をどう見ているかはすぐわかるだろう。いきなり1438ウォンまで下落。まさに下り最速!

それからウォンは1436ウォン付近で揉み合いとなった。見ての通り15時半頃までずっとそれ。結果は1437ウォン。17.8ウォン安である。すげえな。でも、これまだまだ下げる可能性がある。

ウォン安がようやく止まったのは18時以降だ。それから徐々に上げている展開だが、どうみても動きが変なので介入だよな。無理矢理、1430ウォンまで下げようとしている。22時頃には1427ウォンまで上げたが朝の5時には1430ウォンである。

まさにジェットコースターのような変動だが、これでも序の口である。先行きが不透明なら通貨が安定するわけない。

次はドル円だ。

ドル円は朝に149円台だったのだが、15時頃から徐々に下げていく。結局、151円だ。ウォンと真逆の動きとなっている。

■2024年12月9日の韓国証券市場

コスダック指数 34.32ポイント▼ 627.01(終値)
総合株価指数 67.58ポイント▼ 2360.58(終値)
ウォン・ドル相場 17.8ウォン安 1437.0(午後3時半現在)