韓国証券市場 ユン氏の弾劾案成立してこちらは多少はウォンは下がると考えていたのが、月曜からのウォン動向を見る限りではウォン売りは継続されている。ただ、韓銀が1440は行かせないという必死に介入しているようで、過去最安値をこれ以上突破させてなるものかという気迫が伝わってくる。
問題はまだまだ年末じゃないんだ。しかも、FOMCが開催されている。ただ、ニュースを見る限りでは韓国にとっては良くない知らせ。つまり、利下げ速度や鈍化する恐れが増加している。これはCPIやPPIなどで市場予想を上回る上昇で、インフレ懸念+トランプ氏の再選という事態も影響している。
こうなってくると年末に1450も突破はないとはいいきれない。FOMCが今年、最後の重要な経済イベントなのでこの辺りは本編でしっかりやると思うが、ウォン動向を見るにはかかせない。韓銀は1440突破をいつまで阻止できるのか。
では、今日も開幕から見ていこうか。スタート値は1437.0。本当、後、少しで崖にダイブというところでスタートだ。
チャートをどうぞ。

開幕から後がウォン。なんとか1440ウォン阻止しようと韓銀砲を連射だ。しかし、必死に上げても1434ウォンがやっと。弾幕薄いよ~何やってんの!
ブライトさんの声が聞こえてきそうだ。そして、お昼過ぎからウォンは急降下。一気に1440の臨界点を目指してカウントスタートだ。だが、惜しい。15時半頃に1439ウォンまで落ちるもギリギリ踏みとどまる。これには愛犬のジョニーも大喜びだ。
15時半の結果は1438.9。3.9ウォン安。いよいよ1440は残り1.1ウォンだ。韓銀さん。もう、楽になっちゃえよ。守っても破られる。崖からダイブしちゃいなよとヘッジファンドの声が聞こえてきそうだ。
しかし、韓銀はそれでも諦めない。必死に大規模介入で押しとどめていく。まあ、FOMCが開催されてるのでなんとか上げておきたいのだろう。でも、そんなにドルを使っていいのか?この混乱がいつまで続くかわからないのに持つんですかね。
それで夜22時頃、米証券市場が始まる前に1435と上げてそこから殴り合いとなっている。FOMCが終わるまでは様子見だ。朝の6時前には1436.83である。
次はドル円だ。

朝に154円だった円は少しずつ上げていく。22時頃には153円台に戻して1時頃には153円30銭。ただ、ここから売られていく。朝の6時前には153円45銭といったところだ。
■2024年12月17日の韓国証券市場
コスダック指数 4.06ポイント▼ 694.47(終値)
総合株価指数 32.16ポイント▼ 2456.81(終値)
ウォン・ドル相場 3.9ウォン安 1438.9(午後3時半現在)