韓国証券市場 ある程度は予想していたんだ。こちらはユン氏の弾劾訴追案成立で多少、ウォンは上がると思っていたが、全くそんなこともなくウォン売りは継続された。もちろん、韓国だけの混乱ではなく、そもそもウォンが下がる一番の原因は米国の経済動向である。
そしてFOMCの前に米国のCPIとPPIが市場予想を上回った。明らかにインフレは持続している。つまりFOMCと物価の戦いは終わっていない。と考えると、今年の利下げがどうなったか気になるだろう。本編で詳しくやるのでそちらを視聴してもらえればいいが、まだ何も作成していない。まだ5時前だしな。とりあえず、FOMCの結果だけで見ておくか。
FOMCは主要政策金利を0.25ポイント引き下げることを決定した。しかし、来年の利下げ回数が2回と慎重な姿勢となったようだ。つまり、4.25%~4.5%となった。来年は2回だから0.5%としても、3.75%~4%の予測となる。全然、下がりませんね。これはヤバイ。韓国さん、ただでさえウォン安で利下げするのが難しいのに米国の金利は高止まりしてますよ。
といったところで開幕から見ていこう。開幕は1439.0。
それではチャートをどうぞ。

開幕から過去最安値である1440目前。それをなんとか韓銀砲で踏みとどまる。そして徐々に上げていく展開。見ての通り必死に1440以下で抑えている。15時半の結果でも14354.5。3.4ウォン高となった。でも、そんなものはFOMC前のヘッジファンドの様子見が大きな要因だ。利下げがどう転ぶかわからない以上、下手に動かない。
それがギリギリ1440を越えさせないようにしていた。しかし、FOMCの上のような結果が発表された瞬間、ヘッジファンドの一斉投げ売りである。ハゲタカ砲だ。ずどーん。
1437、1438、1439、1440とついに1440突き抜けた!しかし、まだまだ下がる!
1441、1442、1443、1444、1445、1446、1447だと・・・。
しかし、ハゲタカ砲が一発だと誰が決めた?連射だ!ずどーん。
1448、1449、1450突破!まじかよ年内1450到達予想は完璧に的中。
1451、1452ウォン。こうして韓国ウォンは死んだ。
朝の5時過ぎには1452.20。ついに新しい時代の扉を開いた。開いた先は灼熱地獄だが。
次はドル円だ。

ドル円もFOMC後に一気に154円まで落ちた。明日は155円だろうか。
■2024年12月18日の韓国証券市場
コスダック指数 3.10ポイント▲ 697.57(終値)
総合株価指数 27.62ポイント▲ 2484.43(終値)
ウォン・ドル相場 3.4ウォン高 1435.5(午後3時半現在)
1454.58木曜日朝のウォン~ドルのレート。戒厳令の発令がジワジワ、ドリルのように効いている。連日の値下がり。ついに岩盤レートの1450をぶち抜いた。1500ウォンに年内到達できるだろうか。いづれにせよ、史上最安値が先かデフォルトが先か事態の恣意はわからない。それにしてもマレーシア、、いい度胸してる。韓国とスワップとは!ローカルカレンシー同士、、損なだけなんだけどな~
韓銀と国民年金との為替スワップを500億ドルから650億ドルに増額して1年延長すると、
韓国外貨準備高は約4000億ドル、
なら、交換してしてるドルのウオンが安くなれば目減りする、
そこで問題は年金の交換したドルはどこで運用してるのか、
コレって、「うまく行かなかったからもっと貸して」
…にしか見えないよな。。。