韓国証券市場 ウォンも盛り上がっているので総集編を作って見た。でも、総集編だけで終わらせるのもどうかと思うので最後に今週のウォンとコスピの動きの実況を追加してある。これなら総集編というよりは新作の動画に近いと思われる。
構成としては今週のウォンとドル円の動きを編集したものを流して、その後、5日間の動きをダイジェストで追う。
では、最初から2024年12月16日から22日のウォンの動きだ。
それではチャートをどうぞ。

16日の朝は1428ウォンだったのだがユン氏の弾劾訴追案が成立してウォンは急降下。市場が開けば1430ウォンを軽く突破してその付近で激しい攻防戦となった。そして、数日ほどもみ合いが続くもウォンは劣勢で1440ウォン付近まで下げられる。
さらに19日の朝、米国のFOMCで米利下げが0.25%決定。来年の利下げが年2回を示唆されると世界的なドル高となり、ウォンもそのまま売られていく。そしてリーマンショック以来の1450突破となった。これによって一部の日本人がざわつき始めた。冬のウォン祭りが始まりだったのだ。
最終的には1454ウォンまで落ちて、韓銀がここから1450ウォンを必至に防衛しようとあからさまな介入に乗り出す。だから20日には1442ウォンと一時的に上げている。しかし、それもすぐ跳ね返される。再び12時頃には1450ウォン突破。だが、韓銀も諦めないで大規模介入して最後は1444.55となった。
来週も1450攻防戦となるだろう。
次はコスピだ。

コスピも最初は2500あったのだが、ユン氏の弾劾訴追案の成立でコスピはどんどんさがっていく。ウォンも下がればコスピも下がる。これはウォンの価値が下がれば、相対的に韓国企業の株価が下がるためだ。だからFOMCの発表の後、コスピは一気に下げているだろう。1450突破したウォンとともにコスピは2400を一時的にわれた。
23日の終値は2404.16となっている。
問題は介入資金がいつまで続くのかだ。日本だってかつてハゲタカファンドにねらわれて「伝説の日銀砲」でファンドを撃退した過去がある。中途半端な物でなくすさまじかった。豊富な外貨準備金があるからできたはなし。一兆三千億ドルの備蓄がある。それでも中国の三分の一で韓国の「自称四千億ドル」とはちがう。人モドキの韓国人は日本の準備高をねらうのだ。だから、スワップの増枠に執拗なのだ。紙屑ウォンをもらっても用はなさない。便所の塵紙には別にたりている。