韓国証券市場 こちらは下がり続けるウォンに対して年末に1460はあると予測したが、数日後には突破していた。まさに下り最速で落ちていくウォン。もう、何処までも下がっていく。来年は1500突破なんていうアナリストの予想も出てきたが、これはどんどん防衛ラインが後退させられているんじゃないか。
確かにインフレ懸念で世界的にドル高の流れであるのだが、韓国の場合はユン氏の戒厳令で国内が大混乱して世界中の投資家はウォン売り一択である。しかも、防衛ラインがわかりやすいので介入資金を根こそぎ奪っていける。
外貨準備高は底をついたかもしれないが、まだ韓国には国民年金砲や企業砲などドルを吐き出せる場所はある。特に今年の韓国は生成AI特需もあり、半導体輸出で儲けていたものな。つまり、まだまだドルは奪い取れる。ウォンレートが下がれば下がるほど介入資金が増加する。
もう、1450突破してたら1400に戻すだけでも数百億ドルは必要だろう。問題は戻しても混乱が収まらないので何の意味もないてことだ。結局、介入しても売られて元通り。でも、介入しなければウォンはもっと下がる。どちらの選択を選んでもドルを失うと。
それでは開幕から見ていこうか。
スタートは1451.5。もう、1450も抑えられないと。
チャートをどうぞ。

これを見ればわかるが最初から最後までウォンがフルボッコだ。もう、1450防衛ラインが遙か下となっていてギリギリであるが1460防衛ラインにウォンは到達している。それが昨日の18時頃だろうか。
朝から見ていけば1453ウォンまで下げて後、韓銀砲で13時過ぎまでなんとか防衛していたが、その後はフルボッコだ。ウォンは急降下して1460目前。それが16時半。しかし、そこで超韓銀超で1455ウォンまで押し戻す。だが、その反撃もすぐに反発されてしまう。しかも、ダメ押しの1460突破だ。愛犬のジョニーもこの偉大なるウォン安の一歩に大喜びだ。
これによって防衛ラインは1460となった。そこからウォンはなんとか介入して1460阻止している。朝の4時過ぎには145ウォンだ。
次はドル円。

ドル円のほうは朝から157円で始まって徐々にあげていく展開。なんとか156円台まで戻す。ところが15時頃から急に売られていく。結局、朝の4時過ぎには157円30銭といったところ。
■2024年12月24日の韓国証券市場
コスダック指数 0.87ポイント▲ 680.11(終値)
総合株価指数 1.49ポイント▼ 2440.52(終値)
ウォン・ドル相場 4.4ウォン安 1456.4(午後3時半現在)