韓国証券市場 確かにスポーツやゲームのタイムアタックなどが語られるときに記録とは破られるためにあるとかいう。誰かが打ち出した前人未踏の記録もいつかは過去のものとなる。それが自分自身で打ち出した新記録なのか。あるいは別の誰かが樹立するものなのか。違いはあるにせよ。そうやって人々は記録というものを切磋琢磨して日夜、塗り替えていく。そして、昨日もそれが起きた。まさかの1470突破・・・。
こちらは年内で1450突破は予測していたが、そこから20ウォンも下がるなんていうのは毎日、ウォン安の記録を塗り替えている証拠である。20ウォンがどれだけ凄いかといえば、日本円で2円も下がるものだ。つまり、戒厳令が1390ウォンだったわけだがら、1470ウォンなら8円も下がったことになる。
もちろん、戒厳令からの大混乱だけがウォン安の原因ではない。ドル円を見れば世界はドル高なのだ。米インフレの加速懸念も12月の経済指標で色々出てきおり、来年の利下げ回数も減った。一方、韓国の大混乱は大統領代行であるハン・ドクス首相が27日に弾劾されることが決まり、ますます拍車をかけている。ウォンが売られるのは当然だ。
愛犬のジョニーも大喜びだが、こちらは朝早く起きて眠い。でも、ウォンニャス祭りは楽しまないとな。さすがに年内1500は無理だとおもうがひょっとしたらがあるかもしれないからな。では、開幕から見ていこう。スタートは1455.2。
チャートをどうぞ。

チャートを見て吹き出したのはこちらだけでないだろう。なんだ。このフルボッコは1460と1470に青い線を引いておいたが二つとも突破されているという。開幕は1455ウォンということは15ウォンも1日で下がったのだ。
そもそも1460突破が26日の朝の10時頃だ。そこから昇龍拳で一気に1466ウォンまで急降下。これはヤバイ。慌てて韓銀砲を撃って防衛ラインを敷いて抑えようとするも無駄。無駄すぎる。もう、1460がどんどん遠くなる。韓銀さん。弾幕薄いぞ。何やってんの~。このままだとコロニーレーザーを撃たれてしまうぞ。1500は一年戦争の終わりだ。
それで朝から深夜までは1465ウォン付近で揉み合う。大きくウォンが動いたのは深夜の1時過ぎだ。ついにウォンが1470突破した。クララが・・・クララが立った!
ハイジの喜びの声が聞こえてきそうだ。愛犬のジョニーも尻尾を振っている。
ついに1470突破。一体、どこまで下げるんだよ!
朝の5時半では1467ウォンだ。
それでドル円だ。

ドル円も昨日は157円台だったのに20時過ぎぐらいから下がりだして158円突破。今は少し上げて157円90銭といったところだ。
■2024年12月27日の韓国証券市場
コスダック指数 4.47ポイント▼ 675.64(終値)
総合株価指数 10.85ポイント▼ 2429.67(終値)
ウォン・ドル相場 8.4ウォン安 1464.8(午後3時半現在)