韓国証券市場 昨日、怒濤の介入でウォンは20ウォン近くも上昇していたのだが、こちらは今日で1460ウォンに戻すと予測していた。理由は簡単だ。世界はドル高の流れであるので、いくら大規模な介入したところでヘッジファンドが引くわけがないのだ。介入が終わったとみればウォン売りを始めるのは予想できたことだ。
しかも、こちらはドル円の動きも一緒に見ているので、円は下げているのにウォンだけが急に上昇するなんていう動きは不自然すぎる。これも突っ込んだが、やはり、為替の動きというのはある程度、似たような流れとなる。つまり、ドル高の流れが続く限り、下手な介入は無駄にドルを消費するだけ。何度も同じ目に遭っているのに学習しないという。
そりゃ1500ウォンは怖いかもしれないが、ヘッジファンドからすれば勝手にウォンを上げてくれるのはラッキーだ。為替変動は大きい方が儲かるからな。しかも、相手は韓国のマジノ線を熟知している。勝ち目なんてない。しかも、ドル高の流れは米インフレ次第なので、韓国にはどうしようもない。
それでなくても戒厳令からの一連の大混乱で内部から崩壊している。この状況を見て韓国経済は崩壊していない。大丈夫だと思える方が凄い。
それでは今日も開幕から見ていこうか。スタートは1455.0。
開幕は1455ウォン。昨日、介入で1444ウォンまで上げたのに朝にはかなり戻されていた。開幕後は下げていく展開。しかし、韓銀砲で1450ウォンを奪還する。今日も必死の大規模介入かとおもえばなんとここで様子見である。ヘッジファンドはその隙を見逃さない。
怒濤のウォン売り開始。15時半の結果は1455.0。1.5ウォン安。だが、ウォン売りは加速する。16時半頃から下がりだし、すぐさま1460突破で戻ってきた。だが、そこからもウォン売りは止まらず、21時前には1463ウォンである。
あれだけ怒濤の介入して1日で1460まで戻されるとか。韓銀さん。なにやってるんですかね。朝の6時には1459ウォンだ。
次はドル円だ。
朝にギリギリ157円だったのにすぐ158円突破。それから何度か157円に戻るが、17時ぐらいからそれも難しくなる。どんどん売られていき最安値は158円50銭。もう、158円から押し戻せてない。朝の6時は158円38銭といったところだ。
■2025年1月8日の韓国証券市場
コスダック指数 1.34ポイント▲ 719.63(終値)
総合株価指数 28.95ポイント▲ 2521.05(終値)
ウォン・ドル相場 1.5ウォン安 1455.0(午後3時半現在)