尹大統領の逮捕状、今週中にも2度目の執行か 韓国高捜庁

韓国 寒い。とりあえず朝のウォンニャス速報の動画投稿は終わったので、これから今日の記事を更新していくわけだが、朝の6時前なんだが外は真っ暗だ。とりあえず寒いのでコーヒーでも飲むか。よし、少し身体も少し温まったので頑張っていこうか。

それで、シーズン3の今週の注目イベントはユン氏の逮捕状執行があるかどうか。今日が1月14日なので、そろそろ延長された執行の期限が切れるんじゃないかと噂されている。

でも、公捜処の動きを見てる限りではわりと期限に余裕ありそうだよな。あまり焦ってるようにはみえない。ただ要塞化した公邸、相手を油断させる作戦なのか。水面下で激しいバトルが繰り広げられてそうだ。

今週中にユン氏が逮捕されたらそれはそれで面白いんだが、韓国経済的にはどちらが良いんだろうか。実際、ユン氏が逮捕されたところですぐに無期懲役や処刑が決まるわけではない。内乱罪でも裁判はあるし、何より、先に憲法裁判所の判断が出てくる。この結果はおそらくユン氏の弾劾は認められるとおもうが、ユン氏がそうなったところでユン氏側は刑事裁判で無罪を訴えるだろう。これが数年ぐらい続くと思われる。

ユン氏の未来はどう転ぼうか、刑務所で無期懲役か、処刑の二択しかない。逮捕される、されないはもう一度、戒厳令を出させないための保険程度にしかならない。例えば、憲法裁がユン氏の弾劾訴追案が否決すればユン氏はすぐさま2回目の戒厳令を敷くと思われる。野党はそれを危惧していると。そりゃそうだろう。むしろ、やらなければ終わりだからな。

ええ?そんなことしない?ユン氏は戒厳令を反省している?そんな甘い考えでクズ大統領を判断しないほうがいい。彼は自分が生きるためならなんでもやるような人間だ。だからこそ、戒厳令をできないように物理的に閉じ込めておく必要がある。

しかし、一部では27日の祝日設定にこんな噂がある。記事を引用しよう。

【01月13日 KOREA WAVE】韓国で非常戒厳宣布や弾劾を巡る政治的混乱の中、「2次戒厳令」に関する陰謀論が再び台頭している。今年の旧正月連休中に戒厳令が発令される可能性があるとする主張が一部で広がり、社会的な不安が助長されている。

政府と与党「国民の力」が1月27日を臨時公休日に指定したことについて、経済刺激を目的とした措置と発表されたが、一部では「局面転換を狙った隠れた意図があるのではないか」と疑念を抱く声もある。

SNSやオンライン掲示板では「臨時公休日に戒厳令が発令されるのではないか」「休み中に内乱共謀者が行動を起こすのではないか」といった反応が相次いでいる。昨年の国軍の日が臨時公休日に指定された際にも、戒厳準備説や歴史的背景に関する批判が噴出したことが記憶に新しい。

専門家の多くは、ユン大統領が現在職務停止中である点を踏まえ、「2次戒厳令」は現実的でないと指摘している。軍統帥権がチェ・サンモク(崔相穆)大統領職務代行に移っている状況で、新たな戒厳令を発令する可能性はほぼ皆無だという。

ある軍事専門家は「大統領が不在の状態で権限代行者が戒厳令を発動することはあり得ない」と述べ、「陰謀論に過ぎない」と一蹴している。

それでも陰謀論が根強く残る背景には、社会全体の不安と不信感が影響している。韓国社会では昨年、「非常戒厳」が実際に宣布されたことで、これまで非合理的と見なされてきた主張が勢いを増す傾向が見られる。

特に、政治的対立の激化が陰謀論を助長しているとの見方もある。弾劾反対集会やオンラインコミュニティでは、事実に基づかない主張が拡散しやすい環境が整っている。例えば「中国と北朝鮮が不正選挙に関与した」「共に民主党のイ・ジェミョン(李在明)代表はスパイだ」といった根拠のない主張が広まっている。

専門家は、社会的信頼の不足が陰謀論の構造的な原因であると分析する。高麗大学のキム・ユンテ教授は「不合理だと考えられていた戒厳令が現実になったことで、非合理的な陰謀論がいっそう勢いを増している」と述べた。また、意見の対立が激しい社会において、自分の立場を補強する情報だけを受け入れる「確証バイアス」も影響していると指摘している。

「韓国政府が27日を公休日にしたのは再び『非常戒厳』を宣布するため」…陰謀論が再燃、社会不安を助長 写真枚 国際ニュース:AFPBB News

この記事を読んだ瞬間、こちらは絶望した。なんと旧正月休みが最長で9日間もあるのだ。いやいや、そんなに休まれたら韓国ネタが続かねえよ。軽い動画投稿危機じゃないか。最新ニュースがなければ動画投稿は続けるのは難しいのはわかるとおもう。

しかし、27日に戒厳令が発動するなら休日なんてあるわけないよな。ええ?陰謀論?可能性が低い?でも、ゼロじゃないだろう?韓国では一般常識ではあり得ないことが稀に良くあるのだ。戒厳令なんてまさにそれだろう。

誰が昨年の12月3日に戒厳令が発動なんて予測していたか。こちらは年末に魔物が潜むというkの法則に従って言及はしていたが、まさかの魔物が国を滅ぼす「八岐大蛇」クラスとか思いもしなかった。漢字で書くと格好良いが、カタカナではヤマタノオロチである。つまり、日本神話に出てくる怪物だ。

そんな国を滅ぼす魔物が「戒厳令」だったわけだ。ヤマタノオロチは大暴れして、1ヶ月で、もう内戦まで勃発。でも、預言書「ネクロノミウォン」にはこう書かれている。

国を崩壊させようとする怪物に対峙する光の戦士が闇を払うと。彼は闇を払った後、光の革命を実現させて国を立て直そうとする。だが、闇の魔力が強すぎたのか。空は赤く染まったままだという。

視聴者さんに予言書の名前を募集したら、面白い名前を考えてもらった。ネクロノミウォンが気に入ったので採用させてもらった。ありがとうございます。

預言書「ネクロノミウォン」が実現するのか。単なる確証バイアスなのか。そもそも情報が錯綜しており、大統領ですら都合の良いYouTuber情報に流されるぐらいだ。第2の戒厳令が1月27日にあるのか。もう、信じたいものだけを信じればいいんじゃないか?それが幸せかもしれないぞ。

既に大規模デモを見る限り、いつ流血沙汰になってもおかしくない。そうなれば戒厳令は正当化するんだよな。つまり、流血沙汰になった瞬間、二回目の戒厳令は発動する正当な理由が存在するてこと。大規模なデモで暴徒となった民衆を沈めるには警察だけでは難しいとなれば、軍を動かすには戒厳令しかないわけだ。

確かに確率は低いと思われる。しかし、今の韓国ではそれをゼロとは言い切れないのが現実だ。そうだな。一週間以内に大きな地震が来ると予言して当たるような確率だとおもう。さすがに1週間で大きな地震は来ないだろうとおもうが、昨日の夜に宮崎県で震度5弱の地震があった。大規模地震の前兆なのか。さすがにない。そんな確率で二回目の戒厳令はあり得る。

国が崩壊していけば陰謀論を信じやすくなるのは終末思想に陥りやすくなるからだろう。ただでさえ、少子高齢化社会に突入して国の未来が絶望的だったのに、それを待たずして戒厳令からの大混乱で韓国は滅びようとしている。韓国人がそう考えてもおかしくはないんだ。

でも、絶望を味わうのはまだまだこれからだ。三ヶ月で170も落ちたウォンにより輸入物価超高騰して韓国庶民を地獄に追いやる。凄まじい商品の値上げラッシュなのに実質賃金は増えない。内需は崩壊したまま息してない。そして、半導体輸出にも陰りが見えてきた。それについて後で韓国経済のほうで確認しておこう。

それで話を戻すが、ユン氏の2度目の逮捕状執行についてだ。

記事を引用しよう。

韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領を内乱容疑で捜査している高官犯罪捜査庁(高捜庁)は13日、尹氏に対する逮捕状執行への協力を求める公文書を12日に国防省と大統領警護庁に発送したと発表した。韓国メディアは今週中にも高捜庁が2度目の逮捕状執行に踏み切る可能性があるとの見方を伝えている。

高捜庁は3日に逮捕状の執行を試みたが、公邸前で警護庁要員と同庁の指揮統制下にある軍部隊員らに阻止されていた。高捜庁と合同捜査をしている警察は、警護庁幹部を特殊公務執行妨害の疑いで捜査しており、警護庁の態勢を弱体化させた上で尹氏に対する逮捕状を執行する狙いとみられる。

高捜庁は、警護庁に対する公文書で、逮捕状執行を妨害した場合、要員が公務員資格を喪失したり、公務員年金の受給を制限されたりする可能性もあると警告。国防省に対しても「国防省所属の隊員が不利益を被らないように事前に措置をとる」よう要請した。

一方、大統領代行を務める崔相穆(チェ・サンモク)経済副首相は13日「国家機関間の衝突が発生すれば、韓国の憲政史に拭えない傷を残すことになる」と、相互に自制を求める談話を発表した。崔氏は「全ての法執行は平和的にかつ節度を持って行われなければならず、暴力的手段を使用することだけは絶対あってはならない」とし、警護庁と警察間での衝突防止のための協議を促した上で、現場要員の安全確保と秩序ある法執行を求めた。【ソウル日下部元美】

尹大統領の逮捕状、今週中にも2度目の執行か 韓国高捜庁

このように動きとしては外堀を公捜庁が埋めている感じだ。どうでもいいが、日本のメディアでは高捜庁なんだが、韓国メディアでは公捜庁なんだよな。ややこしいので統一してくれませんかね。もちろん、同じ組織である。

チェ・サンモク代行が自制を求めるのはいいんだが、ユン氏をこのまま逮捕できないのも拭えない傷を負うんじゃないのか。内乱首謀者の大統領を逮捕できないとか。もう、それは法治国家じゃないよな。

しかも、韓国政府は戒厳令の時にハンギョレなどの政府に批判的なメディアに「電気と水」の供給を断てと指示していたことがわかった。おいおい、こいつらやべえわ。こんなむちゃくちゃなことをやろうとしていたユン氏をまだ擁護できるんですか。民主主義における言論の自由なんて皆無じゃないか。

記事を引用しよう。

12・3内乱の際にイ・サンミン前行政安全部長官がハンギョレなどの報道機関への電力と水の供給を断つよう指示していた。このような証言が消防庁長から飛び出した。

ホ・ソッコン消防庁長は13日に開催された国会行政安全委員会の懸案質疑で、「先月3日に非常戒厳が宣布された際、イ・サンミン前行政安全部長官から電気と水の供給を断つよう指示されたか」という趣旨の共に民主党のユン・ゴニョン議員の質問に対し、「特定のいくつかの報道機関について警察庁の方から要請があれば協力しろと(指示された)」と証言した。

ユン議員が「そのいくつかの報道機関にハンギョレは入っていのか」と問うと、ホ庁長は「入っているようだ」と答えた。この日、ホ庁長はハンギョレの他にも京郷新聞、文化放送(MBC)などが電力および水の供給を断つ対象になっていたと付け加えた。「朝鮮日報は入っていたか」という質問には「覚えていない」と答えた。

この日のホ庁長の発言は、内乱時に進歩メディアと見なされる報道機関を中心として、行政安全部や消防庁をも動員した広範な「報道機関の接収」が起こっていたことを示唆する。ホ庁長はその後の措置を問われ、「電力と水の供給を断つのは私たちにはできない部分なので、いかなる措置も取らなかった」と語った。

消防庁長「前行安部長官が戒厳時にハンギョレへの電力と水の供給を断てと指示」 : 政治•社会 : ハンギョレ新聞

そして、朝鮮日報は含まれてないとか。いやあ、すげえな。これはヤバいわ。朝鮮日報がどれだけユン氏擁護に偏向していたのかよくわかるな。

以前にも突っ込んだが、朝鮮日報はユン氏が就任してから、記事の質は恐ろしく劣化しており、論理性もかけらもなくユン氏の擁護を連発。クズ新聞レベルまで落ちていた。

こちらは朝鮮日報、中央日報、コリアWAVE、東亜日報、聯合ニュース、ハンギョレ新聞の5つの日本語版を毎日チェックして記事を更新しているので、右派から左派まで網羅している。だから、わりと各社の論説はよく見ているんだが、朝鮮日報より、ハンギョレ新聞のほうが遙かにまともだと述べるほどだ。

朝鮮日報が含まれていない。これは政府の広報機関として扱われていた証拠だよな。報道機関の接収。これでも戒厳令を韓国人は支持できるんですか。どう見ても物理的な介入による言論の弾圧,情報統制を敷こうとしていた。しかし、ここまで入念に計画してたのになんで6時間で終わるんだよ。やはり、軍の反発が強かったんじゃないか。大事な軍を掌握できてなかったと。

ハンギョレ新聞などが政府に批判的で、イ・ジェミョン代表や与党を応援する新聞であることは事実だが、それでも言論を弾圧など民主主義ではない。こちらは朝日や毎日新聞は倒産した方が良いと思うが、朝日や毎日から言論を奪えとはいってない。ええ?どう違うんですか?

言論の自由は保障するが、お前らの書く記事は好きではないということだ。

例のあれだ。フランスの哲学者「ヴォルテール」だったか。彼の言ったことであるらしいが、近年では彼はいってないとか。よくわからない。

ただ、ヴォルテールが言ったとされる「君の考えには反対だが、意見は保障する」がこちらの言論の自由の出発点である。だから、ハンギョレ新聞だろうか、朝鮮日報が記事を書く自由を保障するのが民主主義なのだ。でも、ユン氏は戒厳令で一方だけに対して水と電気の供給を断とうとした。明らかに独裁者の思考なんだよな。

もう一度聞くぞ。これでもユン氏を支持できるんですか?仮に支持できるなら、貴方の言論の自由は守られないですよ。だから、韓国人の保守派は目を覚ませよ。彼こそ民主主義の最大の敵なのだ。