韓国証券市場ウォンニャス速報 2025年1月15日10時33分。韓国の現職大統領である尹錫悦は逮捕された。韓国史に初の現職大統領逮捕であり、おそらく今後はあり得ないと思われる世紀のイベントであった。世の中にはあり得ないと思うことが、韓国では稀に良くある。本来、不逮捕特権というもので守られている大統領を逮捕するのは至難の業である。しかし、内乱罪だけは別なのだ。
ユン氏は談話で違法逮捕だと主張しているが、内乱罪で捜査している数万の警察や検察などの関係者を侮辱する言葉である。誰が見ても内乱罪の首謀者である。証拠はいくらでもある。
そもそも違法逮捕といいながら捜査協力に応じない。出頭も拒否しておいてよくいえたものだ。自分が潔白と思うなら堂々としていれば良かったのだ。最後まで見苦しい醜態を国民や世界にさらして韓国経済を地獄に追いやった。その真の意味を韓国人が理解するのはもう少し先だろう。でも、これだけは断言する。これで終わりではない。彼は完全に国を二分させた。既に各国は内戦に突入したとみている。
動画時間が限られているウォンニャス速報でネタばらしをしている場合ではないか。では、今日の開幕から見ていこうか。スタートは1360.0。
チャートをどうぞ。

米CPI発表前でヘッジファンドが様子見。だから今日は1450ぐらいあげてきてもおかしくなかった。ユン氏の逮捕はチャートを見る限りでは織り込み済みだった感じなのか。そんなに大きな影響はない。
朝から1360付近で攻防が続く。本当、静かな動きと言えばいいのか。大して変動がない。15時半の結果は1461.2。2.0ウォン高。このように朝と夕方ぐらいまでほぼかわりない。だが、大きく動いたのは22時24分頃だ。米CPI発表でだ。結果を軽く見ておこう。
米労働省が発表した12月消費者物価指数(CPI)は前月比+0.4%となった。伸びは予想通り、11月+0.3%から拡大し3月来で最大となった。前年比では+2.9%と、11月+2.7%から伸びが拡大し7月来で最高となった。
一方で連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注視している変動の激しい食品やエネルギーを除いたコア指数は前月比+0.2%と予想外に11月+0.3%から、また、前年比でも+3.2%と11月+3.3%から鈍化し、それぞれ7月来で最低、8月来で最低となった。
さて、このニュースはわりとサプライズだ。なんとCPIは予想通り上昇したが、コアCPIは予想外に鈍化しているのだ。つまり、インフレは鈍化している。だからドルが売られている。ウォンもその通りに反応している。ウォンニャス速報というか。為替レートを見るときに注目されている指標を知るのはとても重要だ。大きく動く可能性が高いからだ。
夜の22時半頃、ウォンは1451ウォンまで急上昇。しかし、好材料でも1450を奪還できない。これをどう見るのか。やはり、韓国の大混乱が意識されてそうだな。朝の6時前には1454ウォンだ。結果的には好材料でたのにフルボッコだ。
次はドル円だ。

ドル円もウォンと同じような動きだ。ただ、これはPPIが先に発表されたのでCPIは鈍化予想できたこと。だから円は急騰である。158円から156円だ。朝の6時には156円45銭。
■2025年1月15日の韓国証券市場
コスダック指数 6.43ポイント▼ 711.61(終値)
総合株価指数 0.59ポイント▼ 2496.81(終値)
ウォン・ドル相場 2.0ウォン高 1461.2(午後3時半現在)
ここに来て、尹の支持率が上がってきた。30%とも40%ともいわれている。希にみる親日大統領だから、内心応援はしていた。頼みの綱は国民の支持率なのだ。反日で洗脳された彼の国ではハードルが高い。次期大統領といわれる李在明はどう国を立て直すのか。日本の政治家は余計なことをしなければいい。