あれだよな。朝鮮日報が政府の広報機関と成り下がり、保守としての矜持すら失われて久しい。昨日だってユン氏の拘束令状は管轄外の裁判所が発布したから無効だとか。公捜処は公文書偽造したとか。公邸は秘密保持の場所だから違法侵入した公捜処は内乱罪だとか。
意味不明なことを散々、述べていたがそれも全て頼みの綱だったソウル中央地裁がユン氏の拘束は「適法」だとみなしたことで完膚なきまでに叩きのめされた。朝鮮日報だってこれが無理筋だと理解していたはずなのにこのような主張には呆れるしかないという。
それでユン氏が談話で出した違法捜査や違法逮捕は全て裁判所の判断で「適法」と見なされたわけだが、この先、ユン氏側がまだネット工作してこれを広めていくんですかね。まあ、騙されやすい国民はたくさんいるのでユン氏の支持率は回復。さらに与党の支持率が逆転したとか。自分らで内戦を拡大して滅びの道に突き進むとか。本当、今しか見てないよな。その内戦が続く限り、韓国経済は疲弊してウォン安も止まらず、庶民はどんどん餓死に追いやられていくというのに。
今、1460ウォン付近というのがどれだけ危機的なのか。彼らは理解してないのだ。前人未踏の1500行けばもうアウトだというのに。米コアCPIが鈍化したので好材料ニュースはあったがそれでもウォンは弱い。弱すぎるという。
さて、ユン氏が拘束されて18日には逮捕状が請求見通しとなっているが、国民の二分は激化している。しかも、ユン氏は調子にのって拘置所から手紙とかだして、ますます国民を分裂させようとする。本当、クズ大統領だよな。大人しくしておけと。
それで韓国のユン氏の支持率回復の急先鋒は若者らしい。独裁者を好む韓国の若者の思想について見ていこうか。
では、記事を引用しよう。
■拘束ではなく「出頭」
韓国の現職大統領で初となる、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領への拘束令状が執行された。高官犯罪捜査庁と警察で作る合同捜査本部は2024年12月3日の非常戒厳令宣布をめぐり、尹大統領が内乱の首謀者と見て、尹氏の拘束に踏み切った。
合同捜査本部は1月3日にも尹氏の拘束を試みたが、大統領警護庁に阻まれ失敗していた。背水の陣となる今回は失敗が許されず、大統領警護庁や尹氏支持者と捜査当局の間で流血の事態が生じることも懸念されていた。
(略)
■過激な尹親衛隊「白骨団」
尹氏は声明の最後に自身への支持を表明する若者たちに触れた。
「若者たちが自由民主主義の大切さを改めて認識し、それへの熱意を示してくださる様子を拝見し、今は法が崩壊し暗黒の時代ではありますが、この国の未来には希望があると感じています」
なぜ、突然若者たちに呼びかけたのか。それは、尹氏の拘束を阻止しようと大統領公邸周辺に集結する支持者の中に20~30代の若者が増えているためだ。保守のコアな支持者は高齢層が多いとされてきたが、そこに変化が生じている。
こうした若者は自らを「右派」と称し、反対派を「左派」、共産主義者を示す「アカ」などと呼び、総選挙で「不正選挙」があったとの尹氏の主張を支持している。
だが、与党「国民の力」など特定政党や保守の理念を支持しているわけではない。共に民主党を「従北(親北朝鮮)勢力」と規定し、「中国や北朝鮮に国を奪われないために(集会に)きた」という人が多い。「右派」の若者たちが中心となった「反共青年団」や「白骨団」といった尹大統領を支持する青年組織の結成も相次いでいる。
中でも白いヘルメットをかぶり、国会で発足記者会見まで開催した「白骨団」は、物議を醸した。
「白骨団」の名称は、韓国の近現代史における暴力を象徴する集団を意味する。かつての李承晩(イ・スンマン)政権では政治的ヤクザ集団、軍事政権時代は民主化運動のデモ隊を鎮圧および逮捕した私服警察として人々を震え上がらせた。
尹氏を支持する親衛隊のような存在である彼らが暴走すれば、私的暴力を行使する暴力集団になる懸念もある。尹氏はユーチューブを通じてこうした若者の存在を知り、直接呼びかけることで結束を図ろうとしたと考えられる。
■陰謀論と深まる分断
戒厳令直後から尹大統領の弾劾訴追決定まで、国会の周辺には連日多くの人々が終結し、尹大統領弾劾を訴えた。
会場にはK-POPが大音量で流され、参加者は自身の好きなアイドルを応援するペンライトを持ち、デモに参加していた。過去のデモとは違い20代から30代の若い女性の姿も多いのも特徴だった。
一時は弾劾賛成が圧倒的に優勢だった韓国社会だが、拘束までの1カ月の間に尹氏への支持が上昇の勢いを示している。
保守層が結集したことも一因と言えるが、尹氏の拘束をめぐって与党「国民の力」と野党「共に民主党」の両陣営が激しく対立し、政治が両極化する中で、陰謀論が広まっていることも大きい。
尹氏支持者は「中国と北朝鮮が不正選挙に介入した」「野党代表はスパイだ」など根拠のない主張を繰り返し、右派のユーチューブを通じて拡散させている。
一部の与党議員も「憲法裁判所、捜査機関と判事、警察と軍隊も親北朝鮮勢力に汚染されている」「弾劾賛成集会には中国人が大挙動員されている」などとして、真偽不明の写真を公開するなどした。
問題は政治の両極化が深刻化するにつれ、自身の所属陣営の主張に盲従し、根拠のない陰謀論が蔓延しやすい状況が生まれていることだ。
尹大統領自身、右派ユーチューバーの主張する「不正選挙」論にどっぷり浸かってしまい、他の客観的な事実から目を背ける状況を生み出してしまった。同質の意見の中に閉ざされ、他の意見を受け入れなくなる「エコーチェンバー」「フィルターバブル」現象が生じた結果、突然の非常戒厳を招いたと考えられる。
尹氏そのものが陰謀論にとらわれたままの状況は、今も続いている。
今回は流血の事態は避けられたが、今後も尹支持派と反対派の分断が暴力事態に発展しないよう十分な警戒が必要だ。
陰謀論とメディア不信は、韓国だけの話ではない。
日本にとっても切実な問題であることは言うまでもない。
(執筆:フジテレビ客員解説委員 甲南女子大学准教授 鴨下ひろみ)
尹錫悦氏親衛隊「白骨団」の不気味さ…「韓国大統領拘束」で加速する陰謀論と若者層の分断 フジテレビ客員解説委員 甲南女子大学准教授 鴨下ひろみ|FNNプライムオンライン
そうなんだよな。こちらも尹錫悦の内乱を色々追っているが不正選挙の証拠なんてどこにもないんだよな。しかも、ユン氏はその選管システムで大統領になったことはスルーされているからな。不正するならユン氏は大統領になってないだろうと突っ込んだが、その後、回答は返ってこない。これも確証バイアスなんだろうな。
自分たちの都合の良い情報だけを鵜呑みにして都合の悪い情報をシャットアウトする。だから、ユン氏の言うことが全て正しいと思い込んでしまうと。でも、調べていけば彼が戒厳令で何をしようとしていたか。独裁国家で逆らうメディアや政治家を恐怖政治で支配しようとしていた。その事実は多くの証言から判明してるのにそれで戒厳令が正しいとかいうのだ。証言は証拠じゃない?
国会での証言は偽証罪が問われるし、供述というのは他の関係者にも聞いて整合性を調べるので嘘を付けばすぐにわかる。何より戒厳令の原文が残っている。嘘を付いて言い逃れはできんよ。若者ほど扇動にのせられやすいのは仕方ないことであるが、民主主義を壊そうとしたユン氏を擁護してもむなしいだけだぞ。
ユン氏がYouTuberを鵜呑みしたか知らないが、支持率が低迷して唯一の拠り所だったんだろうな。でも、大統領としては一方的な情報を鵜呑みにしては駄目だろう。どちらにせよ。分裂させて経済が疲弊していくので最終的に困るのは庶民である。それを今しか見てない韓国人は理解できない。
今,韓国がやるべきことは大混乱を鎮めることだ。20日からトランプ氏が大統領に就任するというのに、韓国だけが蚊帳の外で置いて行かれるぞ。そりゃ交渉相手がいないんだから当然ですよね。
さて、次は中央日報の論説委員が韓国の政治がどん底に落ちたとか。先が見えないとか。そうだよな。シーズン4がどうなるかなんて先が読めないよな。この支持率急回復がどういうイベントに絡んでくるのか。野党が強行に出られなくなるのか。全然、見通しがつかない。衆愚政治の集大成は独裁国家に向かう。古代ギリシャやローマの法則に従うことになるのか。
そもそも終わりが見えないものな。世界最高のエンタメとしてはいいのだが、国を二分する内戦の結末が平和的解決で済むはずないんだよな。
では、記事を引用しよう。
暗い時間を過ごしている。国は道を失ってさまよっているようだ。この混沌の政局がいつ終わるのかも分からない。毎日のニュースに接しながら市民社会の敵対的分裂、憎悪、激しく対立する政治はますます深みに落ちていく感じだ。
このどん底からどのように抜け出すべきか、果たして抜け出せるのか、先が見えない。この国の状況がどうやってこのようになったのか。なんとか破局を避けたいというのが国民の思いだろう。
希望を失えば未来もなくなる。長い時計で見ると、民主主義の定着のためにこの難局はいずれ直面する過程なのかもしれない。我々の国民はどういう国民か。解放後、深刻な混乱とテロ、ソウルの主が4回も代わり国民の多数が生死の岐路に立った韓国戦争(朝鮮戦争)、4・19後の混迷期、通貨危機…すべて経験して立ち上がった国民だ。
この時間が流れれば、今のこの混迷した政局もまた流れるのだろう。しかし我々が今回しっかりと立ち上がるためには、今のこの危機の性格を理解し、先を準備する議論を怠ってはいけない。
今回の危機は単に87年体制が古いことを言っているのではない。この危機はもうこの国の国家運営方式の全般的な改編が必要だということを、そして政治・政党・市民社会文化の大革新が必要だということを語っている。
非常戒厳令は大統領の席に座ることになった一個人の偏狭な認識と妄想的な判断から出たものだったが、この戒厳令が出てくるまでの状況、戒厳令事態後の政党・政治家の対応は、単に大統領を弾劾して新しい大統領を選ぶことで終わるのではないことを表している。
我々の政治は敵対、憎悪、激しい対立の悪循環に入っている。我々の社会の葛藤要素がそれだけ多く根深いためでもあるが、朝鮮時代の党派争い、分裂の姿にそのまま戻るようだ。民主主義は節制、包容、妥協の文化なしにはうまく作動しにくい。
内閣制、大統領制など同じ民主主義制度も国ごとに異なる形態で作動している。同じ大統領制で同じく政治退行の懸念が強まっている米国で過去30年余りの約3000件にのぼる議会の表決結果を分析した研究によると、民主党と共和党が超党派的な合意に到達した事例は国内政策63%、国際政策76%という。
韓国は与党の時期に推進した政策でも野党になれば反対する。価値のための政治ではなく相手を殺すための政治をしている。この悪習・悪循環の断ち切らなければ、我々は今回の危機を克服したとは言えない。
制度の変化も必要だ。権力構造、選挙制度、政党運営制度すべて、これを契機に政治に新しい血を輸血し、妥協と協力の伝統が定着する制度的な基盤を模索しなければいけない。しかし制度だけで解決することではない。世界には良い制度が多い。それをどう運営するかがその国の政治を規定する。したがって伝統と形態が重要になる。
盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の不幸な逝去、朴槿恵(パク・クネ)大統領弾劾、文在寅(ムン・ジェイン)政権の積弊清算を経て、憤怒、憎悪、報復政治の火はさらに広がってきた。
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領弾劾がまた油を注ぐのではなく、解消の糸口を見いだす契機になるよう、国民は今この局面を雪に覆われた山野を歩くように管理していかなければいけない。それができなければ、この国はこれまで築いてきた繁栄と地位を返納し、停滞と衰退の道を続けることになるだろう。
憲法裁判所の弾劾審判の結果は明白だと思われる。弾劾が認容されなければ国がより大きな混乱に陥るはずだ。手続き的正当性を守りながら最大限操り上げて国政の空白、不確実性の時間を減らす必要がある。
その後の大統領選挙の過程が乱闘対決にならないようにすることがもう一つの関門だ。大統領選挙に出馬する候補は選挙の過程でこの国の国政運営システム、国家支配構造改編、政治文化革新に対する本人の意志と明確なビジョンを提示して競争することを望む。
大統領選挙前の改憲は時間があまりにも厳しく、大統領選挙と改憲内容論争が入り乱れるのは望ましくない。しかし改憲はこれ以上先延ばしできない国家的課題であり、大統領候補は改憲に関して覆せない約束と日程を提示しなければいけない。
人物、制度、形態が絡んだこの政局を解決するうえで最も難しいのが形態の問題だ。相手を手段、方法を問わず崖っぷちに追い込んで失敗させてこそ自分が勝利するという相手を殺す政治が、我々全員を失敗の奈落に落とすことになった。
こうした事態にまでなったのは与野党双方に責任がある。政治制度を変えるだけでなく政治をする方式、政党運営形態を変えてこそ破局を避けられるということを、今回の事態が我々に物語っている。野党の大統領選挙勝利は既成事実でない。この時代の大韓民国は知恵とグローバル洞察力、包容と統合のリーダーシップを渇望している。
【中央時評】どん底に落ちた韓国政治、難局の時間 | Joongang Ilbo | 中央日報
なんか色々書いてあるんだが、正直に述べると彼らは自分たちで勝ち取った民主主義ではないから、その思想にはたどり着けない。何度か述べたが何かあればすぐ大統領のせいにしかしない。
大統領なんて悪ければロウソクデモでかえればいい。それが韓国が誇る。世界最高の民主主義だとか。信じて疑わない。だから、正直に述べて救いようがない。ローマ法王が述べたよな。韓国人は霊的に生まれ変われと。
今回の戒厳令からの大混乱はセウォル号沈没事故やソウル雑踏事故のような災害クラスとはあまりにもかけ離れている。まさに未曾有の国難としかいいようがない。だからこそ、こちらは毎日特集するはめになっているのだが、正直、上のような提案を識者が提案しても彼らのスタイルは変わらない。与党のやることは反対。野党のやることは反対。それが韓国ではデフォなのだ。
韓国は与党の時期に推進した政策でも野党になれば反対する。価値のための政治ではなく相手を殺すための政治をしている。
これが韓国の政治家が日常からやっていることだ。だからこそ、野党は与党の政治家を根絶やしにするのだ。そして、市民はコロコロと支持政党を変えてしまう。衆愚政治に陥ってるので、大衆を扇動する政治家しかいない。まさに古代ギリシャやローマの末期てやつだ。21世紀になっても民主主義が腐敗して衆愚政治に陥れば独裁者が現れるのだ。それをどうにかして変えたい。でも、それを国民が許さない。まともな韓国人ほど韓国から出て行くてことだ。
韓国が混乱しようとどうなろうとしったこっちゃないが伝統芸とも云える他国への抱きつき芸が芽を出しつつある。次期大統領の呼び声たかい李在明の「日本愛してる宣言」だ。散々反日を尽くして来て恥ずかしげもなく言葉を発せる神経は流石朝鮮人としかいいようがない。騙されちゃいけない。漸く自国の経済危機を認識したのか。これに呼応する一部の日本人がいるから始末が悪い。いまは、静観するようだが各種保証の発行から停止するべきだ。いまを置いて韓国切り捨てのチャンスはない。
しかし…大したもんだ、恐れ入る、
いつもの事だがこの長い記事、
俺、真ん中当たりに来ると上を忘れる、
下までくる…『アレ?…記事の題名は何だっけ』と上にもどる、
あははは…
74歳の老人だ、勘弁してチョ。。。
ウクライナ戦争で軍事費が枯渇するロシア。西側の支援がうとましいにちがいない。しかし、天然ガスの産出国でありガス、石油もでる。食糧自給率も高い。トランプがどう折り合いをつけるのか。
ウクライナにしてみればクリミア半島奪還の後領土回復が最低条件でなかろうか。アメリカファーストも行きすぎたら信頼をなくす。ロシアに利があってはならない。