韓国証券市場 ついに世界の新しい時代がやってきた。そう。トランプ氏が正式に米国の大統領として就任したのだ。彼は就任演説で様々なことに言及した。詳しい内容については本編で見ていく予定だ。それでウォンニャス速報というか。為替で重要なのは対中関税の話である。
就任演説を読む限りでは、彼は初日から関税をかけるようなことはしなかった。これによって世界的なドル高の流れが緩和される。最も事前に見送るというニュースもあったので、その前からウォンは上昇している。
残念ながら1500ウォン到達はトランプ氏の関税見送りで遠のいたことになる。韓国は首の皮一枚で繋がったてことだ。まあ、来れも時代の流れだ。ただ、初日に対中関税を見送ったと言っても、今後はどうなるかはわからない。ウォンも動向もそれを意識しているのか。こちらが想定していた以上には上がってない。
開幕は1460だ。では、チャートをどうぞ。

1460ウォンからトランプ氏が就任前でウォンはしばらくは朝のうちは様子見だったが、就任演説の原稿などが出てくると、ウォンは上がり出す。昼頃からウォンは上昇していく流れだ。
15時半の結果は1451.7。6.6ウォン高である。
このようにトランプ氏が就任してから初日に関税見送られるかもしれないニュースでウォンは急上昇。これはドル円でも同じ動きだ。1450ウォンから10ウォン程度ほど一気に上がっている。それから1440ウォン付近での殴り合いとなる。
でも、ウォンは弱すぎないか。関税見送りはかなりの好材料だろう。むしろ、ここで上がっておかないとこの先、何で上げるんだよ。こちらは見送りで1400付近もあり得るかとみていたが、市場にはそこまで大きなサプライズではなかったと。
次はドル円だ。

ドル円は朝から156円台で推移。それからお昼頃まで徐々に上げていくのだが、そこから下がり出す。しかし、米証券市場が始まるといきなり急上昇。朝の6時には155円62銭だ。
トランプ氏の就任演説があったわけだが、どうやら市場はそこまで大きなサプライズではないと。彼が今後、中国との対話を重視するかは謎であるのだが、まずは内政を重視していく姿勢だと思われる。特に不法移民対策はメキシコとの南部国境に軍隊を派遣するなど既に大きく動き出している。
■2025年1月20日の韓国証券市場
コスダック指数 2.97ポイント▲ 727.66(終値)
総合株価指数 3.50ポイント▼ 2520.05(終値)
ウォン・ドル相場 6.6ウォン高 1451.7(午後3時半現在)