トランプ氏がカナダとメキシコの関税を一ヶ月延期ーメキシコもカナダはもうへたれたのかよ!

なんだろうな。こちらはトランプ氏の関税に報復関税なんてすればカナダやメキシコに死ぬから悪手だとのべていたら、次の日、もうトランプ様の靴を舐めますとカナダとメキシコが降伏してきた。うん。こいつらアホ過ぎるよな。だから言ったじゃないかと突っ込もうとしたら、まさかの1日でこれだ。トランプ氏が次の関税を倍プッシュするまえにだ。

そして、これを見ればわかるが、どれだけバイデン前大統領が無能であったことがわかるだろう。そもそもトランプ氏は中国から原料など輸入される合成麻薬が米国内で蔓延していることに危機感を抱いていた。

そして、メキシコやカナダが素通ししているのを知って激怒した。バイデン政権では何もしなかったのに、関税で脅されて報復関税だとか述べていたら、カナダドルやメキシコペソが急落して急に掌を返すという。正直に述べて犯罪を取り締まるのは国家の役割なのをスルーしていたメキシコやカナダが悪い。不法移民だってそうだ。勝手に通り道作ってるんじゃないと。

では、記事を引用しよう。メキシコのニュースもあるが、内容はだいたい同じなのでカナダだけでいいだろう。

【ニューヨーク=山本貴徳】カナダのトルドー首相は3日、X(旧ツイッター)への投稿で、米国によるカナダへの関税発動を少なくとも1か月延期することで、米国と合意したと明らかにした。

トルドー氏によると、トランプ大統領との電話会談では、トランプ氏が求めていた不法移民や合成麻薬フェンタニルの米国への流入を阻止するための措置について説明したという。そのうえで、「関税案は、少なくとも30日間停止される。その間に、協力して取り組む」とした。

米国のトランプ大統領は1日、カナダとメキシコからの輸入品に25%の関税を課すための大統領令に署名し、4日から発動する予定だった。カナダも同日から米国製品に対して報復関税をかけるとしていた。

トランプ氏はメキシコへの関税についても3日朝、1か月延期することでメキシコと合意したと表明していた。

対カナダ関税発動も1か月延期で合意、トルドー首相X投稿で明かす…メキシコに続き

しかし、あれだよな。関税で脅迫しないと動かないとか。どれだけ犯罪者に甘いやつらなんだよ。絶対、裏で美味しい利権でもあるんだろうな。

別に報復合戦やってもいいんだぜ。トランプ氏が100%勝つんだから。そもそもだ。彼らは何も理解してなかった。高い関税かけられたら自国の通貨が暴落するてことに。そして、アメリカは逆にドル高である。

そもそもドル安にしたいトランプ氏からすれば、関税かけすぎてドル安を狙っているんじゃないかと思えてくる。でも、世界のドルより、重要な価値を持つ貨幣は存在しないのでドル高なのだ。メキシコやカナダはこのまま経済が確実に死んだのになんとか靴を舐めて1ヶ月の猶予期間をもらったと。

でも、最初、俺たちはアメリカの言いなりにならない!対抗して米製品25%関税だ!キリッはどうなったんだよ。だいたい中国ですらトランプ氏の関税でやり合ってボコボコにされたのに、メキシコやカナダが勝てるわけないんだよな。それを世界中の投資家が知っているからカナダドルやメキシコペソが投げ売りされたのだ。

関税かけられたあげく、輸入物価も上がればカナダやメキシコは韓国と同じように死ぬ。簡単な理屈すら理解できない無能揃いと。自分らが米国抜きでは経済が成り立たないことを本気で理解してないとか。すごいよな。こんなクズで無能がリーダーなんだぜ。

それでこんなアホな連中のために世界の国々がとばっちりを受けた。日本も日経平均株価がマイナス1100円とか落ちたわけだが、今日でどれだけ反発するのか。今、朝の10時前だがプラス650円程度だ。元には戻らないと。

後、中央日報によると韓国ウォンも無事では済まなくて、1476ウォンまで落ちたらしい。3日の動きは確認しておくか。

記事を引用しよう。

トランプ米大統領発の「関税戦争」が世界経済を不確実性のどん底に追いやった。彼は中国、カナダ、メキシコに続き、次のターゲットとして欧州連合(EU)を名指しした。2日にワシントンDC近郊のアンドリュー空軍基地で「次の関税賦課対象国はどこなのか」という記者の質問に、「確実にEUが対象になるだろう」と答えた。その上で「EUと(2020年にEUから離脱した)英国など他の国にも関税を無条件で賦課するだろう」とした。

◇カナダドル相場2003年以降で最安

トランプ大統領発の関税戦争が本格化するだろうという懸念から、韓国総合株価指数(KOSPI)は2400ポイント台に落ち込んだ。韓国取引所によると3日のKOSPIは前営業日より2.52%下落の2453.95、KOSDAQは3.36%下落の703.80で取引を終えた。1月の上昇分をほとんど返上した。旧正月連休期間に海外証券市場を揺るがした中国版生成AI「ディープシーク」によるショックで先月31日に韓国証券市場が打撃を受けたのに続き、この日2度目の衝撃を受けた。韓国も今後関税賦課対象国に含まれるだろうという懸念が大きくなりKOSPIは先月16日から約半月ぶりに2500ポイントを割り込んだ。

トランプ大統領はこの日、「米国は事実上世界のほぼすべての国から恐喝されてきた。米国はほぼすべての国との貿易で赤字だがこうした状況を変えるだろう」と強調した。「米国がEUとの貿易で3500億ドルの赤字を出している」というのがトランプ大統領の見方だ。これに対しEU加盟国が反撃カードを準備しており、中国とカナダなどが世界貿易機関(WTO)への提訴を検討するという話まで加わり市場の衝撃を拡大した。1947年の関税と貿易に関する一般協定(GATT)締結から80年近く続けてきた自由貿易基調が揺らいでいるからだ。

新韓投資証券のイ・ジェウォン研究員は「KOSPIがトランプ政権の関税戦争の余波から抜け出せないまま外国人資金が離脱した。韓国だけでなく日本や台湾などアジアの主要証券市場が2%以上下落し関税戦争の恐怖が大きくなっている」と分析した。

トランプ大統領が直接狙った欧州の株式市場も燃え上がった。この日ユーロストックス50指数は先月31日の終値より2%以上急落して取引を開始した。ドイツDAX、フランスCAC40、英国FTSE100など欧州各国の主要証券市場もやはり寄り付きで2%前後の急落を見せ、その後下げ幅は減らしたが下落傾向が続いた。

外国為替市場も例外ではない。この日対ドルのウォン相場は昼間終値基準で前営業日より14.50ウォンのウォン安ドル高となる1ドル=1467.20ウォンで引けた。ウォン相場が1460ウォン台に落ちたのは先月15日から約2週間ぶりだ。

ブルームバーグによると、直撃弾を受けたカナダドルは2003年から22年ぶりの安値水準に落ち、メキシコペソも3年ぶりの安値となった。トランプ大統領が「確実な」次の関税賦課対象にEUを指定するとユーロも2022年11月以降で最も低い水準まで下落した。

代表的「トランプ・トレード」(トランプ大統領当選で価格が上がる資産に投資すること)資産に選ばれた暗号資産も急落した。暗号資産情報プラットフォームであるコインゲッコーによると、この日午後5時20分基準でビットコイン価格は24時間前と比較して4%急落した9万5246.81ドルを記録し10万ドルを割り込んだ。このほかイーサリアムが15.7%、リップルが16.5%、ドージコインが16.2%など2桁の下落傾向を見せた。

エネルギー価格も関税戦争で上昇幅を拡大した。ウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)3月先物価格はこの日前営業日比3.65%急騰し75.18ドルまで値を上げた。同期間にブレンド油先物価格も1%以上上がり、天然ガス先物価格も8%以上急騰した。

◇「追加補正予算編成、韓国の景気下降防がなければ」

危機はこれからが始まりという指摘も多い。トランプ大統領が次の関税賦課対象に韓国の代表的輸出品である半導体と鉄鋼を挙げた。実際に関税が課されれば衝撃の強度がさらに大きくなりえる。関税賦課による物価上昇が金利引き上げなど金融市場全体に転移する可能性も大きい。関税戦争が単純に輸出増加傾向を鈍化させるのを超え、ドル高・高金利・高物価の「3高現象」のようなマクロ経済への衝撃につながりかねない点も大きな懸念だ。

ソウル大学経済学科のアン・ドンヒョン教授は「米国が関税賦課を始めた状況で短期的衝撃は避けられない。為替相場と物価不安に通貨政策を事実上使うことはできない状況に追いやられたためひとまず追加補正予算のような財政政策ででも景気下降を防御しなければならない」と指摘した。

あと、省略

ウォン相場1467ウォン台に下落…トランプ大統領「次の関税ターゲットはEU」(2) | Joongang Ilbo | 中央日報

そりゃ、トランプ氏の目的は貿易赤字の解消なんだから次はEUですよね。しかし、ユーロまでおちるとか。米国一国とEU全体でもアメリカに勝てないことを投資家が判断しているわけだ。3500億ドルの貿易赤字は確かに酷いよな。日本がアメリカで自動車売って数兆円儲けて喜んでたら、EUは80兆円ぐらいか。そりゃトランプ氏が突っ込むわ。

トランプ氏がカナダとメキシコの関税を一ヶ月延期ーメキシコもカナダはもうへたれたのかよ!」への2件のフィードバック

  1. 気になるのは、我が国への関税値上げ品目と規模なのだ。対アメリカ輸出品目では自動車が圧倒している。国内に於いてもアメリカの自動車は見かけるのがまれなのだ。中国にいっても上海はアウディ、北京はフォルクスワーゲンの中古車が圧倒しているし、台湾は小型車の天国だし、タイは日本車の一昔は前の型が多い。事故を起こした時にガラスの割れ方がいまは丸くなってて、刺さらないようになっているが昔の型は鋭利なナイフのようにつきささるのだ。フィリピンは日本車だったけな。とにかくガソリン垂れ流しのアメリカ車は海外でも見かけない。さて、行きすぎのアメリカファーストは国力が圧倒しているときはいいが、みんながソッポを向いたらどうなるか?差し当たり中国、ロシア、韓国はヤバいなぁ、、、

  2. うん、分かりやすく読み易い記事でした、同感です、
    脅し外交だけど味方と敵をハッキリ区別する、
    これからEU向けに防衛装備品の営業が始まるでしょう。。。

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