韓国証券市場ウォンニャス速報 開幕は1452.1 米PPIも上昇傾向

韓国証券市場 昨日、米CPIが発表されて市場予想を上回る3%上昇になったことで、米利下げが遠のくという観測が出てきた。そして、今日の生産者物価指数、PPIでも、やはり、インフレ傾向であることがわかった。簡単にだがニュースを紹介しよう。

 米労働省が13日発表した1月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前年比3.5%上昇した。伸びは前月の3.3%から加速し、予想の3.2%も上回った。インフレ加速が裏付けられたことで、連邦準備理事会(FRB)は下半期まで利下げを見送るとの見方が強まる可能性がある。

前月比では0.4%上昇。エコノミスト予想は0.3%上昇だった。昨年12月は0.5%上昇に上方改定された。

一部省略

消費者物価指数(CPI)とPPIのデータからエコノミストが推定する1月のコア個人消費支出(PCE)価格指数は0.3%上昇となった。12月は0.2%上昇だった。 コアインフレ率は2.6%上昇と予想されている。12月は2.8%上昇だった。

このように利下げの時期は遠くなっている。ただ、判断は微妙なところだ。9月の利下げが優勢だが、7月の利下げも以前として、市場予測の数値は高い。こちらも正直なところ7月利下げは難しいと見ているが、9月になるのかといわれても迷うところだ。

これはトランプ氏の関税がどこまでインフレに影響を与えるかはわからないてことだ。そもそも相互関税を導入とかいわれてもな。具体的な数値が出てこないとなんともいえん。

では、ドル円から見ていこうか。

朝には154円で始まったのに徐々に上げていく展開。なんか材料あったのか。知らないが、気がつけば153円を18時頃に突破して、朝の5時半には152円まで上がっている。本当、どっちに動くかわからない。

しかも、ドルインデックスは107と下がっている。つまり、ドル安の流れだ。利下げ観測が後退しているからか。

次はウォンを見ていこう。開幕は1452.1。

チャートをどうぞ。

ウォンも朝は激しく揉み合う展開。1454ウォンまで下げるも、そこからは韓銀砲発射だ。どーん。一気に1450を奪還するも、そこで打ち止め。結局、1450突破されて米証券市場開催後も1452ウォンだ。生産者物価指数が発表されてウォンは急上昇するもいきなり反発。朝の5時半には1442ウォンだ。いきなり超韓銀砲でも撃ったのか。

2025年2月14日の韓国証券市場

コスダック指数 4.10ポイント▲ 749.28(終値)
総合株価指数 34.78ポイント▲ 2583.17(終値)
ウォン・ドル相場 5.9ウォン高 1447.5(午後3時半現在)