韓国 尹錫悦の内乱シーズン5が始まってからしばらく経過しているが、わりと事態は膠着状態であり。その間にトランプ氏の関税が世界に吹き荒れているので経済ネタは豊富にあるのだが、ここで現在の状況を整理しておこう。
まずは韓国の世論調査委をいくつか紹介していく。まずはユン氏の支持率が50%になったことで政権継続を望む声が多いと思いきや、やはり、韓国人も時間が経過すればするほどユン氏の戒厳令で経済や外交がとんでもないことになっている現実に気づき始める。未だに同盟国でありながら、トランプ氏との電話会談すらしてもらえないのだ。しかも、同盟国でもないインドに先を越されるという現実。
つまり、トランプ氏が重要としているのはイスラエル、日本、インドということになる。なら次はオーストラリアだろうか。つまり、安倍総理が提唱したダイヤモンド構想の進化形、クアッドを重視しており、開かれたインド太平洋における中国への牽制ともおもえる。
記事を引用しよう。
【ワシントン=坂本一之】トランプ米大統領は13日、ホワイトハウスでインドのモディ首相と会談した。米国の対印貿易赤字の削減に向けた交渉開始や防衛協力の強化を盛り込んだ共同声明を発表。トランプ氏は共同記者会見で、最新鋭ステルス戦闘機F35のインドへの供与も検討していくことを明らかにした。
両首脳は「公平な貿易」に向けて貿易協定の交渉を進め、関税削減や非関税障壁の見直しを図ることで合意した。年内の協定締結を目指す。
貿易赤字を減らすため、米国がインドへの石油や液化天然ガス(LNG)の主要供給国になることで一致。2030年までに2国間貿易を2倍超の5千億ドル(約76兆円)に拡大させる。
トランプ氏は記者会見で、インドが米国車に課す関税が高く販売は「ほぼ不可能だ」などと不満をあらわにし、関税削減をインドに促した。
一方、防衛協力では米国の防衛装備品の輸出と共同生産の拡大で合意した。防空やミサイルなどでの技術協力を加速し、無人機などに関する産業連携も進める。
声明には米印両軍の訓練や演習を通じて陸海空や宇宙、サイバーといった「全領域での軍事協力の強化」も盛り込んだ。
両首脳は日米豪印4カ国の枠組み「クアッド」の協力推進を確認。秋にインドで首脳会合を開催する方針だ。
米印首脳が貿易赤字是正の交渉開始で合意 トランプ氏はF35戦闘機供与を検討すると表明 – 産経ニュース
しかし、わりとF35ステルス戦闘機のインドへの供与とかかいてあるんだが、大丈夫なのか。インドはロシアとも仲が良いはずなんだが。トランプ氏はロシアとは仲良くするつもりなのか。そういえばウクライナ戦争をロシア有利条件で終結させるというニュースもある。もちろん、当事者のウクライナが交渉に参加できないのはゼレンスキー氏が反対している。
さらにトランプ氏はロシアをG7に復帰させるとか言い出している。まあ、あり得ない。ウクライナ戦争でどれだけウクライナ兵や民間人を殺したと思っているのか。トランプ氏が何処まで本気か知らないが、アメリカに振り回されるウクライナも大変だよな。
話がずれたが韓国の最新世論調査はこうだ。
記事を引用しよう。
【ソウル聯合ニュース】世論調査会社の韓国ギャラップが14日に発表した調査結果によると、保守系与党「国民の力」の支持率は前回から1ポイント上がった39%、革新系最大野党「共に民主党」は2ポイント下がった38%だった。調査は11~13日に、全国の18歳以上の1004人を対象に実施された。前回は1月21~23日に行われた。
政党支持率は尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領に対する弾劾訴追案可決後の昨年12月半ばに共に民主党が現政権発足以来最高となる48%を記録したが、今年に入ってからは国民の力と互角の状況が続いていると、韓国ギャラップは分析した。
次期大統領選で与党の国民の力が勝利して引き続き政権を担うべきだとする意見は40%、野党による政権交代が行われるべきだとする回答は51%だった。
次期大統領に誰がふさわしいかを尋ねる調査では、共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表の支持が34%で最も多い。
あと、省略。
「政権継続を」40% 「政権交代を」51%=韓国世論調査 | 聯合ニュース
このように国民の支持率は拮抗して膠着状態。野党が少しは数字では有利だが、これは中間層を考えると簡単に逆転されてしまう可能性もある。つまり、内戦はますます激化するてことだ。でも、それって悪手じゃないのか。いつまでも混乱はおさまらないぞ。
圧倒的な軍事力を背景にトランプの暴走は続く。ウクライナの割譲?ロシアのGー7復帰?ナンで悪さをした国が利をえるのだ?アタマが完全に狂っている。韓国はどうでもよい。政権継続だろうと李在明即位だろうと回復は困難。信頼されない国はこのままで良い。にほんは振り回されない事だ。
トランプ氏の認識では、
ロシアとウクライナの戦争は米国にとってマイナス。
どんな形でも終われば良い。
米国から見た貿易赤字国は総て悪。
どんな屁理屈をこねてでも関税をかける。
ということなのでしょうかね。
米国の貿易赤字問題の根っこには、旺盛な内需があると思う。国内生産ではまかない切れないほど内需が強く、国内のインフレを抑えつつ好景気を保つには輸入に頼らざるを得ないのだ。
あえてそれに挑戦しているようにも見えるトランプ大統領。でも、国内生産を増やせば人手不足から移民を増やさざるを得ない。合法移民の増加だけで足りるのかな。
トランプ政権の経済運営の方向性が見えてくるのは4月頃かもしれない。
どこの国民も国内政治には不満はある。問題は対外的な視点であり信用なのだ。韓国の場合尹大統領復帰でも李在明就任でも信用、信頼されない。人材が枯渇している。今更誰が大統領になっても、日本には関係ない。国民の心は冷えきっている。やり過ぎたのだ韓国は。アホな女学生か暇なピーマン主婦くらいじゃないのか?かばうのは!