韓国証券市場 今週もウォンニャス速報のお時間となった。既に3月18日となり、アメリカの予定している4月2日の相互関税が迫っている。そして、ようやく新しい情報が出てきた。どうやらトランプ氏は「相互関税とセクター別関税の両方を賦課」という一番、韓国には厳しそうな選択をするようだ。
ええ?どういうことかって?簡単にニュースを見ておこう。
(ブルームバーグ): トランプ米大統領は16日、広範囲にわたる相互関税と追加のセクター別関税の両方を4月2日に賦課する方針を表明した。
トランプ氏は大統領専用機で記者団に対し、「一定のケースでは両方」のタイプの関税が米国に輸入される外国の物品に賦課されると語った。
「彼らが賦課するのでわれわれも賦課し、それに加えて自動車、鉄鋼、アルミニウムに追加の関税を課す」と話した。
関税を巡るトランプ氏のこれまでの動きは金融市場をかく乱し、同盟国との関係で緊張を高めているものの、最新の発言は同氏がさらに積極的な関税賦課を推進する方針を示唆するものだ。
ニュースはここで切るが、相互関税と自動車、鉄鋼、アルミニウム関税は別枠で双方導入。これは相互関税は個別の対応だけど、自動車、鉄鋼やアルミニウムなどは一律てことか。ここに半導体は出てこないが、おそらく半導体と医療品、銅なども対象になると思われる。
トランプ氏はこのように述べてこれはダウが下がるかとおもえば、そんなことはないという。ダウは500ドル近くあがっている。これは小売売上高が自動車以外はだいたい市場予想通りだったことでウォルマートなどが買われたそうだ。関税の影響はそこまで大きくないんだろうか。
では、ドル円から見ていくか。

ドル円は一進一帯の攻防。どちらにもつかずで山あり、谷ありといったところ。ただ、米小売売上が発表されてから円安傾向である。148円から149円まで落ちた。もう、150円が見えてきた。
次はウォン動向だ。
開幕は1452.0。
チャートをどうぞ。

これはもうあれだよな。確実に介入しているとしか思えない一方的なチャートだ。
ドル円と動きが全然違う。下げたくないので上に蓋をして無理矢理、押さえ込んでいる。だから夜だけで円安が1円進んだのに、韓国の場合は1440ウォンまで上げている。
朝の6時には1442ウォンだ。
週明けのウォンは頑張って介入を繰り返してるが、それで10ウォン程度では雑魚過ぎる。危険水域突破は1300ウォンだ。残り140ウォンをどうするのか。まあ、1400にすらもう戻せないかもしれないが、
■2025年3月17日の韓国証券市場
コスダック指数 9.25ポイント▲ 743.51(終値)
総合株価指数 44.33ポイント▲ 2610.69(終値)
ウォン・ドル相場 5.9ウォン高 1447.9(午後3時半現在)