ここからは韓国経済の話題だ。
韓国 何度も述べているがトランプ氏の関税が世界中で吹き荒れて一番ダメージを受けるのは韓国輸出である。これはどういうことかというと、韓国とは直接関係ない国家。アメリカやEUが関税でやり合えば、とばっちりが韓国にも降りかかってくる。何でだよ。それがグローバル化てやつなんだ。
韓国は世界中の製品を輸出しているので、どこかの経済に不安要素が高まれば当然、それが韓国輸出を減らす原因となる。つまり、韓国はフルボッコだってことだ。これは米中貿易戦争とかよりも遙かに酷い。何しろ対象は世界中だ。世界経済が悪化すればするほど韓国も沈んでいく。
だから、韓国ウォンはそれを見事に体現しているからこそ売られていき1470到達したわけだ。なんでこんな前置きで長く説明しているかというと、それを理解してないと今回の記事が韓国経済にはいるのかわかりにくいからだ。
では、記事を引用しよう。
ウォン・ドルの為替相場が、アメリカの関税政策への懸念と韓国国内での弾劾審判の長期化によって、4日連続で上昇幅を拡大している。
3月21日、ソウル外国為替市場によると、同日午前9時45分時点でのウォン・ドル為替レートは前日終値より7.8ウォン高い1466.7ウォンを記録した。
為替は前場より7.6ウォン上昇した1466.5ウォンで取引を開始し、序盤には1467.5ウォンまで上昇した。
これは、平日の取引ベースでは2月3日に記録した1472.5ウォン以来の高水準だ。前日の夜間取引では一時1470.5ウォンまで上昇した。
アメリカの関税賦課に対する懸念が再び浮上したことが要因とみられる。欧州連合(EU)は、アメリカの関税政策により欧州がスタグフレーションに陥る可能性があると見ている。これを受けたユーロ安により、ドルが相対的に強くなっている。
欧州中央銀行(ECB)のクリスティーヌ・ラガルド総裁は、3月20日(現地時間)に開かれた欧州議会経済・通貨委員会で、「アメリカが欧州産輸入品に25%の関税を適用すれば、初年度のユーロ圏の成長率は0.3%ポイント低下する見通しだ」とし、「EUがアメリカ産輸入品に対抗して関税を引き上げれば、成長率の下落幅は0.5ポイントに拡大するだろう」と述べた。
またラガルド総裁は、EUの報復関税とアメリカ国内での欧州製品需要の減少によるユーロ安が、短期的に物価上昇率を0.5ポイント引き上げる可能性があるとも指摘した。加えて、3月末に近づくにつれて、トランプ前大統領が相互関税の発効日として指定した4月2日が迫っていることも、関税に関する不確実性を高めている。
主要6通貨に対するドルの価値を示すドルインデックスは、前日比0.35%上昇の103.844を示している。
韓国国内の政局不安も、ウォン安の圧力を強めている。憲法裁判所が2月25日に尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の弾劾審判の弁論を終結させてから3週間以上経過しても、判決日が指定されず、政局の不確実性が高まっている。
ウリィ銀行のミン・ギョンウォン研究員は、「弾劾関連の不確実性の長期化がウォンのアキレス腱として作用している」とし、「弾劾判決の期日が予想よりもさらに遅れることを受け、短期的な為替の安定予測を撤回し、第1四半期末の見通しを1410ウォンから1450ウォンに引き上げる」と説明した。
(記事提供=時事ジャーナル)
1ドル=1470ウォンが目前に…アメリカの関税政策への懸念と韓国国内での弾劾審判の長期化、ウォン安の圧力続く|サーチコリアニュース
このように前半ではアメリカとEUの関税について。後半では国内の内戦激化や弾劾裁判の遅延などの不安要素が上げられている。前半については韓国はどうしようもない。祈るだけだ。アメリカもEUも韓国には愛はないのか。あるわけないだろう!
アメリカとEUがガチでやりあって韓国が致命的なダメージを食らう。だからウォン安が進んでいる。そもそも専門家は短期的な為替安定予測とか。そんなアホなこと述べていたのか。韓国の為替が安定する要因なんてどこにあるんだよ。
地雷源に放り込まれてる状態だとのべているじゃないか。道を踏み外せばドカンなのに為替安定するとか。ああ、そうか。1450をニューノーマルとして安定させるてことなら大丈夫だ。すでにそうなっている。
しかも、面白いのはアメリカの関税政策で欧州がスタグフになるとか。アメリカに報復関税だと息巻いても、関税強化はただの自爆だからな。関税が怖いのは関税上げても、有利にならないで不利になることが多いてことだ。
アメリカは関税上げて貿易赤字が解消されるかは知らないが、税収は増えるだろうしな。その税収で減税策でもやれば庶民は喜ぶかもしれない。
こちらはウォンがどんどん売られていくのを興味深くウォッチしている。早く1500行かないかなと。本当、韓銀は必死で守ってるようだからな。だが、4月に入ればドルが必要な時期になるのでウォンは売られやすくなる。そこにトランプ氏の関税が吹き荒れる。これで4月末に1500突破予想である。
では、ネットの突っ込みを見ておくか。
1.前は1430ぐらいがデッドラインとか言ってたよね
全然平気じゃん
2.1500ウォンドル、逝きそうだねぇ
まだ大丈夫じゃん、とか言ってるのはゴリゴリ削られてるのを
ご都合に無視してるだけなのでは?
3.個人的には、1600まではあると踏んでるw
4.色々な政治的イベントのある4月に入れば1ドル1500ウォン行くだろうね
5.円安に動いたのにウォンは上がった。プチ介入か?
しかしここまでくるとユンの弾劾否決の方が面白くなりそう
6.年金基金の介入が無かったら、米韓の金利差考えたら1500オーバーは当然の話。
金利を上げられない経済と、根本的対策が何もできない政治空白を、年金所有の外国債権を韓国債権に付け替えて、パフォーマンスを悪化させる事で誤魔化してるのが現状
7.日本の倍くらい貿易依存度が高くて輸出が命の国なのに
ウォン安だからといって儲かるわけではないってのが
しんどいねえあの国は
8.今年か来年には破綻して消えそう
どこかに併合(ロシア濃厚)
9.韓国はウォン安でも駄目、ウォン高でも駄目
1ドル1100ウォンくらいが理想だがもはやそんなウォン高にはならない
10.今まではウォン安でも円安もあったから被害はまだ軽く済んでたけど
円高が進むと素材や中間材の仕入れ値があがって利益出せなくなるんだよな
以上の10個だ。
突っ込みに韓国企業における適正レートについて触れているが、1100ウォンは昔の話だ。今はウォン安にも韓国企業は少し耐えられるので1200ウォンが分岐点といったところ。鎌倉幕府がどうとかで盛り上がっていた頃だ。鎌倉幕府の成立は1192が昔の話だったが、今は1185年が定説となっているからな。
つまり、1200ウォンを超えればウォン安。それ以下はウォン高ということになる。だとすれば、1470ウォンは凄まじいウォン安てことだ。それでウォン安でもギリギリ耐えられるのが1300ウォンてところ。
だから、今の適正レートを考えれば1200~1250てところだろうか。どちらにせよ。二度と戻らないレートだとおもう。
じわじわきてる。去年の暮れの様相か?1500ウォンは崩壊への期待値。実際の破裂は1600ウォン当たりか?関税が投下され、センシセブ国家の認定でのリスクが露になったなら状況は変わる。韓国の先行きは暗い。関わりを持たないことだ。経済連の爺どもわかってんのか?